モルドー帝国·前編~花と涙のファーストキッス~(その1)
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……………………………
ナギの部屋にて……
ナギ「……お前が食料の買い出しに行くのか?」
眉間に皺を寄せるナギは、馬に聞き返していた。
馬「はい!私とトワ君は顔が割れてないから行ってこいって、船長からの直令です。」
ナギ「……いや、お前ら2人だと頼りなさ過ぎるから、」
ガチャッ!!
ソウシ「(ナギが)行けぬなら、私が行こう、ホトトギス…ってね!
ヤマトの偉人の名言だよね、馬ちゃん♪」
ナギの言葉を遮るようにして、ソウシがいきなり入室してきたのだが、その手には何処かで見たことのある鼻付き眼鏡を持っていた。
ナギ「…………」
ソウシの登場に、ナギは明らかに嫌そうな顔をし、
馬「あ、救世主ソウシさん!!」
対照的に馬の顔は明るくなった。
ソウシ「私は胴着がトレードマークだろう?
だからちょっと洋装をしただけで変装出来ちゃうし、この眼鏡もある。」
ソウシは至って真面目な顔で鼻眼鏡を装着した。
馬「ぶふっっ(笑)」
真面目な顔をして鼻眼鏡を着けるソウシを見て、馬は吹き出し、
ナギ「……おい。」
ナギは素の反応をしてしまう。
ソウシ「私ならナギよりも有名じゃないから、すぐ軍に見付かる事は無いはず!」
ソウシはいつもの天使のようなスマイルを浮かべながらナギに迫った。
ナギ「…………」
ソウシの着用する鼻付き眼鏡の鼻の部分が良い案配に光を反射しており、ナギには鬱陶しく感じてしまった。
馬「ナギさん!軍にバレる事を恐れてるのなら大丈夫です!!」
馬はすくと立ち上がり、彼女の私物収納棚へと向かって行く。
馬「私も着けますから、鼻眼鏡!!」
そう言いながら棚から取り出した鼻付き眼鏡を装着した。
ソウシの鼻付き眼鏡の既視感は、馬も持っている物だったからだ。
ソウシ「流石馬ちゃん、この鼻眼鏡を女性の君が着けこなすなんて……フフ、本当に恐ろしい子だ!」
馬「いいえ、まだまだ師匠には遠く及びませんよ。
実はもう1つ髭付き眼鏡ってのもありまして…」
ソウシ「よし、それはトワに着けさせよう。
童顔のトワに髭が生えている光景は、きっと軍でさえ恐れ慄く脅威になると思う!」
ナギ『……何が脅威だ。』
ナギは2人のアホらしいやり取りを見て呆れていた。
馬「ナギさん!返してくださいっっ!!」
ソウシ「そうだよナギ、いくら君でも横暴過ぎる。」
馬とソウシはナギに向かって猛抗議をしていた。
というのも、2人揃って鼻付き眼鏡をナギに取り上げられてしまったからだ。
ナギ「……ダメだ、お前らは持ってたら絶対使いたくなる質だろ?
んなもん顔に着けて市場をうろついてたら一発で職質されちまう。」
馬「うぅ……凄い説得力。」
ソウシ「…くっ、ナギはただのムッツリどスケベだと思ってたのに、こんなに口が立つなんて……」
ナギ「…………」
ソウシのナギに対する普段のイメージはなかなか酷い事が発覚した。