モルディ市国~貴族と軍人と海賊~(その6)
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
馬「シンさんのアレは…眼帯ですかね。」
ソウシ「眼帯にしては見えてるよね、中身。
仮面にしては顔を出し過ぎてるし、本当にシンは何がしたいんだろうね(笑)」
馬「……ぶふっ(笑)」
ソウシの容赦ないツッコミを聞き、笑いの沸点の低い馬は思わず反応してしまった。
静寂に包まれた馬車の内部だが、ソウシのおかげで空気が少しだけ和らいだ。
しかし、
ナギ「……………」
当然ナギは腑に落ちなかった。
馬の考えていることが全くわからないのだ。
一刻前には自分に心を開ききっていた馬なのに、今は急に手のひらを返したように避けられている。
避けられる理由がわからない上に、ソウシに対しては笑顔を向けている馬を到底理解できなかった。
シン「女……というよりも馬の頭がどうなってるのかが理解不能だ。」
そんなナギを代弁するように、隣に座っているシンが小さく吐き捨てた。
彼はソウシと馬の注目の的になっていることには気付いていない。
ナギ「……そうだな。」
シン「アイツに心変わりされる理由は?」
ナギ「……特にない。」
シン「はぁ……そうか。」
2人の会話はシンの溜め息で締めくくられた。
……………………………
シリウス号に帰船後、ナギの部屋にて……
ナギ「……あぁ?」
馬「ひ、ひぃっ!……だ、だから今日から医務室で寝起きをしま、」
ナギ「ダメだ。」
ナギは話にならないといった素振りで対応しつつ、同時に、舞踏会で着ていたスーツを丁重に仕舞っている。
馬「…………」
ガサッ…!
馬はナギの隙を見てファラオの寝袋を自分の服の中に隠し持った。
彼が見ていないうちに部屋から脱け出そうという算段のようだ。
ナギ「…さっきから何コソコソやってんだよ。」
しかし、馬の考えなんて見透かすのは容易い。
ナギは彼女のTシャツをいきなり捲りあげた。
馬「ぎゃっっっ!!助平!!」
ボトッ……
悲鳴に続いて寝袋が落ちてきた。
ナギ「……これは没収な。」
ナギは寝袋を取り上げ、馬が届かない高さの収納スペースに仕舞ってしまった。
馬「あぁっっ!返してください!!」
口では返せと言うものの、決してナギに近寄ろうとはしない。
ナギ「………はぁ。」
そんな彼女に溜め息を吐いて、そろそろ自分を避ける理由を教えるように促した。
ナギ「俺を避ける理由は…その変な文字も関係してるのか?」
船に戻ってきてからの馬はシャワールームに直行し、出てきたと思ったら何故だか額に朱色の文字を書いて現れたのだ。
その理由もついでに聞いておきたい。
馬「こ、これは…そのー…」
馬は気まずそうに身を捩らせた。