モルディ市国~貴族と軍人と海賊~(その4)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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今回はナギの口下手な性格が災いした。
さらにこういった女同士の戦いで、馬が上手に立ち回れるタイプで無かった事も二重の意味で災難だった。
パートナーの女性の方が何枚も上手で強かだったのだ。
「レオン様、もう少し私と楽しい時間を過ごしてくださらない?」
ナギ「…………」
馬の単独行動なんて不安要素しか無いので、ナギは今すぐにでも追いかけたかった。
しかし、パートナーの女性が全く放してくれそうにない。
馬と潜入活動を天秤に掛けた時、圧倒的に馬の方が上回るので、非常に無礼な振る舞いだと承知の上で、パートナーを押し退けてこの場から去る事を選択する事にした。
ナギが女性の手を振りほどこうとしたその時、
シン「マドモアゼル、私と1曲お願いできませんか?」
ナギ「!」
「あら…」
ナギの唯一の理解者であり、この場を離れるための救世主シンが現れた。
……………………………
馬『お菓子~、お菓子は何処ですか~?
あぁ、お腹空いたなぁ…』
ナギのパートナーに追い払われた…もとい、自分から逃げ出した馬は、休憩室を求めてさ迷っていた。
案の定、女性に教えられた『ホールを出てすぐ左』とは真反対の方向に足を運んでしまい、それは見事な迷子となっていた。
馬『ナギさんに邪険に扱われるし、楽しみにしていたお菓子にもありつけないなんて、私はなんて不幸なんだ…ヨヨヨ。』
ナギの態度を誤解したまま、傷心中の馬はトボトボと城の奥地へと進んでいく。
……………………………
ナギ『……やっぱり女ってのは何考えてんのかわかんねぇな。』
ナギは先程あった出来事を思い返していた。
遡る事数分前…
シン「マドモアゼル?」
シンは最高級の営業スマイルでナギのパートナーを見つめている。
既に女性はシンの妖艶な微笑みに、心を鷲掴みにされてしまった後だった。
「とてもありがたい申し出ですわ////……で、でも」
女性は、シンとペアを組みたいと思う手前、ナギの存在も気にしてチラチラと様子を窺っている。
シン「良いよな、レオン?」
ナギと馬の間に起こった出来事を遠目に見ていたシンの目は「早く行け!」と訴えている。
毎度の事ながらシンの助太刀のタイミングの良さに感心しながら、 ナギは「……あぁ。」と、返事をしてすぐにその場を離れたのだった。
あのパートナーの女性は、ナギに匹敵するくらい美しいシンが現れるとあっという間に鞍替えをした。
あれだけ馬に対抗意識を燃やしていた言動は何だったのか…
ナギ『全く理解できねぇな。』
とにもかくにも、ナギは単独行動を継続中であろう馬の姿を探す事にした。