モルディ市国~貴族と軍人と海賊~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「……何考えてるのかわかんねぇけど、」
グィッ!
ナギは握っていた馬の手を力強く引いた。
馬「おゎゎ!」
ナギの力に太刀打ち出来ない馬は引っぱられるがままに椅子から立ち上がり、身体を彼に寄せるしかなかった。
ナギは至近距離になった馬の背中に両腕を回し、座った状態のままで抱擁すると、
馬「ひょぇ~」
案の定、馬の口からは間の抜けた声が上がった。
ナギ「……………」
馬「む、胸の動悸がえげつないくらい激しいので……解放してください……」
ナギはベッドに腰かけたまま、馬を抱き寄せている。
そのためいつもとは身長差が逆転しており、ナギが馬の胸元に顔を埋めるような形で2人は抱き合っていた。
ナギ「……まだ動悸はするか?」
馬「押忍…それはもうバクバクと……」
ナギ「心音を聞いてやる。」
と、小さく呟いたナギは馬の胸の谷間にさらに顔を押し当ててきた。
馬「せ、セクハラですよ〜!」
馬は彼の動きを制止しようとしたが、今は素直に言うことを聞くナギではない。
ナギ「……黙ってろ、よく聞こえねぇ。」
馬「うぅぅぅ…」
暫し馬の胸元に顔を埋めていたナギは、
ナギ「………固ぇ。」
と、心音の評価よりも胸の触り心地の不満を告げながら顔を上げた。
馬「そ、そりゃあ、今日はドレス用の補正下着をガッチガチに着込んでますからね。
あのー、もう離れて、」
ナギ「嫌だ。」
馬の訴えを切り捨てるナギの声はいつもより甘く……1度彼女と視線を合わせてから再び胸元に顔を埋めた。
馬の背中に回された手は熱く強く、同時に彼女の素肌に当たっているナギの吐息がむず痒く感じて、これら一連の感覚が馬の心臓を大きく揺さぶる。
馬『ぎゃぁぁぁああ!これが噂のイケメン暗殺拳なのかぁぁぁぁ!?
死ねる!これは確実に死ねる!!』
馬の心境は恐慌状態に陥っていた。
少しして、
馬『な、なんとか慣れてきた……』
ナギに抱きつかれたせいで急速に激しくなった胸の鼓動は、落ち着きを取り戻してきた。
馬『けど、夜中じゃないのに何でナギさんはこんなにグイグイ来るんだろう…』
冷静さを取り戻した馬は、一応今の甘い空気を読んで黙っている。
しかし、手持ち無沙汰な状態もどうしたものかと、取り合えずナギの髪を乱さないよう注意しながら、そっと彼の頭を抱いてみる事にした。
ギュ…
ナギ「……!」
馬の方から反応が返ってくるとは思っていなかったため、ナギは驚き視線を上げた。
馬「あ、触っちゃダメでした?」
ナギと目が合った馬は、躊躇いながらも尋ねる。
ナギ「……いや、違う。」
ナギは否定の言葉を述べると同時に馬の顔を固定し、自分の方に向けて引き寄せた。
馬「ひゃっ!」
いよいよ肉食系男子の本領が発揮されている。
このままの勢いで馬の唇を奪ってしまおうかとナギは考えている。
馬「え……」
ナギ「…………」
2人の唇が合わさるまで後少し……
バンッ!!
リュウガ「邪魔するぜぇ〜………えっ!?」
寸でのところで、リュウガの邪魔が入ってしまった。
ナギ「…………」
今回も、リュウガの『話は聞かせてもらった』的なキャラクターがバッチリと活かされ、ナギの強行キスはお預けとなった。