イディ島~ドキドキプロポーズ大作戦~(後編)
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シン「バカハヤテがイディ虎にちょっかいを出して重傷を負ったので、ドクター早く来てください!」
ソウシ「え!」
馬「えぇっっ!?」
ナギ「……!」
シンの発言を聞いた3人は目を見開いて驚いた。
他国の虎に比べて巨体かつ凶暴で有名なイディ虎にちょっかいを出すなんて行為は自殺行為に等しい。
無謀なハヤテでもさすがにそこまで馬鹿な事をするとは思えないが……
ソウシ「ちょっと医療鞄持ってくる!!」
ソウシは緊急事態と見なし、急ぎ自室へと戻っていった。
シン「……ナギ、ちょっと来い。」
ソウシの後ろ姿を見届けてから、シンはナギに声を掛けた。
ナギ「……どうした、俺も手伝った方が良いのか?」
シン「いいから。」
そう言いながらシンは部屋の片隅までナギを連れて行く。
馬『私はどうしたら良いんだろう……とりあえず服を片付けるか…』
1人取り残された馬は目前の仕事をこなすべく、散乱したナギの衣服をかき集めだした。
シン「ハヤテはまあまあ元気だ、安心しろ。」
慌ただしい態度から一変、シンは普段通りクールに真実を告げた。
ただし馬には聞かれたくないらしく、その声は小さく潜められている。
ナギ「……は?」
シン「虎にちょっかいを出した事は事実だ。
あいつは今、バトルタイガーとかいう馬鹿な闘技大会に出ていて、まだ戦っている。」
ナギ「…………」
シン「あの戦闘バカでも多少は怪我をするだろうから、わざわざドクターを呼びに来たが、」
ナギ「……………」
シンは何が言いたいのだろうか、ナギは黙って彼の言葉に耳を傾けている。
シン「お前が今日の船番だろう?
ドクターとトワを連れて行ってやるから、すぐに施錠しろ。」
ナギ「……!」
ナギはシンが言わんとしていることを理解した。
シン「いいか、馬とヤれるチャンスを1日だけくれてやる。」
かなりストレートな言い回しだが、シンの表情は真剣そのもので、決してふざけているわけでは無さそうだ。
ナギ「…………」
ナギはそんな彼の言葉を黙って聞いている。
シン「鍵を掛けて締め出すくらいしないとドクターからの妨害は防げない。
船に籠城している間に馬をモノにしろよ、わかったな?」
ナギ「……あ、あぁ。」
シンの迫力に若干引いてしまったが、散々ソウシに妨げられてきたナギからすれば彼の申し出は非常に有り難かった。
シリウス号が島に停泊中の今、最後まで交われなくとも馬と2人きりの甘い雰囲気を誰にも邪魔されることなく満喫したい。
それがナギの本心だった。
最後にシンは忠告する。
シン「イディ島を出港した後は舞踏会が終わるまで馬に触らせないからな。」
ナギ「…………」
なかなか解せない言葉を聞いた気がするが、とにかく今はシンの指示通りに動く事にした。
……………………………
トワ「ナギさん、鍵です。」
ナギ「……あぁ。」
トワから船の鍵を受け取り、簡単な引き継ぎは終わらせた。
ソウシ「ナギ、治療を終えたらすぐに戻る、場合によってはハヤテと一緒に戻るから鍵は開けといて。」
ナギ「……はい。」
シン「ドクター急いでください!トワも手伝え!」
ソウシ「わかった。」
トワ「はい!!」
切羽詰まった形相を演出しながら、シンは2人を従えて船外へと出ていった。
そして、
ガチャリ!!
ナギ「…………」
ナギは即刻シリウス号の乗船入り口に鍵を掛けた。
ソウシの指示は最初から無視するつもりである。
馬「あれ、シンさん達は?」
一足遅く、片付け終えた馬が様子を見にやって来た。
ナギ「……もう行った。」
馬「私も看護助手をしに行った方が、」
ナギ「……ドクターだけで良いそうだ、戻るぞ。」
グイッ!!
馬「おりょりょ……」
ナギは馬の手を引き、フロアを後にした。