イディ島~ドキドキプロポーズ大作戦~(前編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「私の子どもの命名権は譲りませんよ!
ライジングスターマサオ、もしくはももぴんくにゃんで決定!!」
ナギ「……変な名前を付けられる子どもが可哀想だろ。」
ナギは至極真っ当な意見を述べた。
すると、
馬「……………」
馬は急に黙り込んでしまった。
常に騒々しい彼女が静かになると、何事かとナギは気になってしまう。
ナギ「………」
また彼女の機嫌を悪くさせてしまったのかと、ナギは横目で様子を窺う。
馬「…………」
馬は無言でポケットを探り、小さな何かを取り出した。
そして、無言から一転、
馬「まぁ、ナギさんが私の子どものパパさんになってくれるなら命名権は考えますけど~♪」
非常に明るい声音で上記のセリフを述べた。
ナギ『……そうきたか。』
ナギは機嫌が良さそうな馬の様子に安堵しつつも、またもやプロポーズに繋げようとする彼女の執念深さに呆れてしまった。
馬「フフフ、結婚しましょうぞ!!
そして我々の子を成しましょうぞ、ナギ姫!!」
ここぞとばかりに馬の男らしいプロポーズが炸裂する。
しかし、
ナギ「……そんな言い方があるか。」
ナギは当然すぐに断った。
一方で、今回は割りとストレートな表現だな、とも思っていた。
結婚承諾書をナギのエプロンのポケットに忍ばせてきたり、『このクイズに答えよ!』と馬からいきなり出されたクイズの答えが『結婚の承諾をする』といった、これらのような遠回しプロポーズ劇が最近は続いていたからだ。
馬「くぅ、手強い姫君だ!
だがしかし、今回は強力な武器もある!!」
めげていない馬は手に握り締めていた物をナギに渡した。
ナギ「…………」
掌に乗せられた物は……
ナギ「またいつもの指輪じゃねぇか。」
例の曰く付きブライダルリングだった。
馬「ちょ、ちょ、ちょっっ!!ストーップ!ナギさん、投げないでください!
その指輪はパワーアップしてますから!!」
ナギ「……はぁ?」
やはりいつもの如く投げ返そうとするナギの動きを必死に止めるためにも、馬はいよいよリニューアル部分の説明に入る。
馬「ナギさんにあまりにも不評だったので指輪を売ろうとしました。
ところが!実はとても歴史的価値のあるものだとわかったんです。」
ナギ「……本当か、それ?」
馬「はい!オークションで売ればかなり高価な値が付きそうだと、親切な店主さんが教えてくれました。」
ナギ「…………」
やはりナギも海賊なだけあって、価値あるお宝には多少心が揺らいでしまう。
馬「だから、私はこの指輪を……」
馬は何やら含みを持たせながら、言葉の間を開けている。
ナギ「…………」
そんな彼女を見ていると、ナギにはとても嫌な予感がして来た。
馬「改造しちゃいました♪」
ナギ「……は?」
テヘッと微笑んだ馬は指輪を指先でいじった。
カチッ…
歴史的価値のある指輪から、小さな刃物らしき切っ先が飛び出してきた。
ナギ「………………」
ナギは呆然とその様子を眺めるしかなかった。