イディ島~ドキドキプロポーズ大作戦~(前編)
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イディ島に到着して2日目の昼、食事を終えたばかりの馬、ナギ、シン、ソウシの4人で今後の予定について話し合っている。
ソウシ「皆はこれからどうするつもり?」
シン「オレはホテルに荷物を置いてきます。」
ナギ「……特に考えてないです。」
馬「特に考えてないナギさんとおデートに行って参ります!!」
馬だけはビシッと敬礼をしながら元気よく答えた。
非常に気合いが入っている様子が窺える。
ソウシ「馬ちゃん!私は君達のデートを認めるわけにはいか、」
シン「ドクター、あっちで珍しい薬草が売ってましたよ?」
ソウシ「え、どこに!?」
シン「あっちです、行きましょう。」
シンはやはり仲間想いである。
馬とナギの邪魔をさせまいと、上手にソウシを誘導して連れて行ってくれた。
馬「あれま、ソウシさん達行っちゃいましたね。」
馬は2人の後ろ姿を見送った直後に、クルリとナギの方を振り返った。
ナギ「……何だ、何処か行きたいとこでもあんのか?」
馬「ナギさんと2人なら何処でも良いんです♪
何ならデートスポットで愛を語らってみるのはいかがですか?」
ナギ「………アホ。」
ナギは決して表には出さないが、馬からストレートに好意を示されると凄く嬉しい反面、気恥ずかしくもなってしまう。
ナギ「……じゃあ、あっちの方行ってみるか。」
愛を語らう事は恥ずかし過ぎてNGなナギだが、馬と出掛ける事は嫌ではないので、まだ行ったことのない場所を散策しようと提案した。
馬「了解っす!素敵なデートスポットを探しましょうね!」
勿論、ナギの意見に異議を唱えることもなく、馬は嬉しそうに歩き出した。
……………………………
馬とナギは、なんと手を繋いで歩いていた。
世間ではこの2人を見て、「恋人だ」と思わずにはいられないだろう。
そんな馬とナギが特に目的もなくブラブラと歩いていると、
馬「あ!」
馬が何かを見付けたらしく、すぐに走り出そうとした。
だが、
ナギ「……待て。」
グイッ!!
馬「ギャンッ!」
勝手に迷子になられては困ると、ナギが繋いでいた手を引いたせいで、バランスを崩した馬はその場で尻もちをついてしまった。
ナギ「……さっきも言っただろ。
何を見付けたのか先に言え、勝手に行こうとするな。」
先程から、何かと好奇心の強い馬は、急に立ち止まって巨大ミミズを観察したり、いきなり客引きに釣られて怪しい店内に入ろうとしたりと、ナギの想定外な動きばかりしていた。
シャハイ島などの綺麗に整備された道ならまだ良いのだが、ここイディ島の道は、たくさんの島民や露店、また衛生概念の違いからゴミが散乱しているせいで何かと煩雑としている。
そのため、勝手にはぐれられたり怪我をされたりすると後々面倒な事になってしまうのだ。
馬の迷子・怪我防止のためにナギは強制的に手を繋いで監視している……というのが手を繋いでいる理由だった。
馬「うぅ…すみません。
涎を垂らしてて、いかにも危険な野犬が走り去るのが見えまして、ワンコの行く末が気になってしまったんです…」
その答えを聞いてナギはますます呆れてしまった。
ナギ「……アホ、何でそんなモンが気になるんだ。
危な過ぎだろ。」
『涎を垂らし、目が狂気染みている野犬に遭遇したら絶対に近付くな』
ナギが山賊時代に先輩山賊から叩き込まれている知識である。
しかし、
「キャァァァァ!」
ナギ・馬「!?」
涎犬が走っていった方角から悲鳴が聞こえた。
馬「ナギさん!」
馬の目は「行こう」
と訴えている。
ナギ「……仕方ねぇな。」
ナギは溜め息を吐きつつも、様子を見に行く事にした。