月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(その後)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「いつもビックリするくらい沢山買いますね~。」
ナギ「……あぁ、これでも全然足りないからな。」
馬「確かに!これだと2日位しかもたなさそう…よし、もっと買いましょう!」
しかし、既に馬の両手は荷物で一杯である。
ナギ「………今日の買い出しはこれで仕舞いだ。
一旦船に置きに戻るぞ。」
馬「え!?もう閉店ガラガラですか?
いやいやもう2往復くらいはしましょう、私もお付き合いしますよ。」
ナギ「…………」
細腕の馬に大量の荷物を持たせる事に、ナギは非常に罪悪感を感じている。
やはり買い出しのお伴にはハヤテやトワといった気兼ねなく命令出来る後輩達が最適である。
馬「はは~ん、ナギさんは私に気を遣ってるんですね!
……実は昨日の段階で良い運搬方法を見付けておきましたよ。」
ナギ「……は?」
馬「少々お待ちください!」
馬「レンタル象のジャスミンちゃんです!」
ナギ「………………」
ナギは絶句していた。
目の前の超巨大生物の登場に頭が追い付いていない状態だ。
ブシュルル…
ナギの顔を鼻でつつくジャスミンちゃん(♀)。
鼻息が湿っぽくてなかなか不快である。
馬「ジャスミンちゃんは力持ちなので、いくらでも運べますよ!」
ナギ「アホ!!目立ち過ぎだ!!」
馬「えぇぇっっ!?お気に召しませんでしたか!?」
ガイド「おキャクさーん、どれ運べば良いネ?」
ジャスミンの背中に乗っているガイドが叫んで尋ねてきた。
馬「ほら、プロの象使いが運転してくれるから暴走の心配はありませんよ?」
ブシュルッ…
ジャスミンは再びナギに鼻息をかけた後、彼が抱えている袋の中からリンゴを1つ、鼻で器用に掴んで取り出した。
そして、
馬「あっ!」
シャリシャリ……
勝手に食べてしまった。
馬「ジャスミンちゃんはおてんばギャルですね☆」
ナギ「……………」
ナギは呆然と象を見上げていた。
……………………………
ソウシ『何とか起き上がれそう……』
馬達が買い出しに行って少しした頃、絶賛二日酔い中のソウシはゆっくりとベッドから這いずるようにして起き上がった。
ソウシ『こんなに後に響くなんて流石世界一の『神殺し』……でも飲んですぐに楽しい気分になれたし、やっぱり買っておいて良かったな♪』
ソウシは持ち前のマイペースさを発揮し、フラフラしながらも現状を楽しんでいた。
ソウシ『さて、次は……』
水を飲み、一息ついたソウシは昨日購入した本の内の1冊を手に取った。
本のタイトルは、『呪術-正しい呪い方と返し方-』
ソウシ『うーん、怪しい(笑)』
ソウシはこういった非科学的な本は初めて読むのだが、実際に馬が呪われていると非科学的な存在の人魚の老賢者に言われているのだ。
そのため、藁にも縋る気持ちでこの本を信じて、少しでも勉強するしかなかった。
ソウシ『1度目を通しておこう。』
とりあえず軽い気持ちでページを捲ってみた。
『呪術は人間の憎悪(負のパワー)を源とした、他者へ危害をくわえることを目的とした術法である。』
ソウシ『負のパワー、か。凄く曖昧な説明が面白いな(笑)』
ところが、
ソウシ『最初は馬鹿にしてたけど、呪いって奥が深いんだな。』
そんなに時間がかからない内に、ソウシはオカルト世界の虜になっていた。
『呪いには解ける呪いと解けない呪いがある。
解ける呪いは術者が存命の場合。
これは『呪い返し』をすることによって解く事が出来る。
または災厄をもたらす呪いに言葉が通じる場合も『説得』により解く事が出来る。
術者が死亡、もしくは言葉が通じないモノに呪われている場合は解けない事が多い。』
ソウシ『呪い返しとか素人の私には到底無理だから、説得しか無いのか…』
勉強熱心なソウシはこの後もメモを取りながら馬の『呪い』対策を考えていた。