月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(その後)
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『4.古代ヤマトの信仰
古代ヤマト人達は病気や災害などが起こると神の怒りが原因とされ、男ならば祭司、女ならば神子・巫女と呼ばれる役職の者が神を鎮めるための儀式を行った。
尚、ここでいう神とは山や海、川などの自然や、大木や大岩等の物質に宿る何らかの存在の事を言い、複数存在する。
そのため、彼らには絶対神という概念は無かった。』
ソウシは新しく購入した本を読んでいた。
イディ島は宗教色が濃い島なので、馬と最後に立ち寄った古書店にも宗教関連の本が数多く置かれていた。
その中には外国の宗教に関する本もあり、ヤマトにまつわる宗教関連の本もすぐに見付ける事が出来た。
ソウシ『この【巫女】の服がさっきの人の衣装と似てるんだよな。
馬ちゃんがヤマトにいた時、【巫女】に関わる仕事をしてたのかな。』
ソウシは馬の過去を詳しくは知らない。
そのため、馬と巫女姿の女性との共通点が何なのか、全くわからずに頭を抱えていた。
『古代ヤマトの祭司・巫女について。
彼らは不思議な能力をもった者が多く、その逸話は各地方に語り継がれている。』
と、書かれた頁を見て、ふと考える。
ソウシ『そういえば馬ちゃんには危険予知能力があるってナギとシンが言ってたな。
もしかしてヤマトで直接巫女として働いてたりして…って、まさかね(笑)』
そのまさかである事をソウシはまだ知らない。
……………………………
ソウシ『ヤマトってやっぱり独特な雰囲気があって好きだな。』
古書を読み終え、ヤマト国の独特な思想に感動を覚えたソウシは、グッと背伸びをした。
読書で凝り固まった身体をほぐし終えると、先程の写真を眺めてみる。
表向きの馬が月のように輝く存在ならば、黒く張り付く写真の彼女はその影と言ったところか。
ソウシ『古代ヤマト語を喋る人だし、あの人はかなり昔の巫女なんだろうけど、どうして馬ちゃんにくっついているのか…』
その時、魔法婆が言っていた、『魂が2つくっついている』という表現を思い出した。
ソウシ『魔法婆さんは早く2人を分離した方が良いって言ってたけど、私みたいな素人が出来る事と言えば限られてるしなぁ。』
魂が付着しているのなら、無理に剥がすと馬の精神が壊れてしまうかもしれない。
ただでさえ危うい状態の彼女なのに……
ソウシ『夜泣きか……やはり馬ちゃんの過去がキーかもしれないけど、こればっかりは私が無神経に聞けないしなぁ。』
ソウシは頭を掻きながら考えあぐねていた。
ソウシ『とりあえず馬ちゃんが起きてから、彼女のこと何か知らないか聞いてみよう……』
再び彼に睡魔が襲ってきたので、他の書物は読まずに今夜のところは眠ることにした。
ソウシ『さて、どこで寝るかな。
それにしてもこの巨大ベッド……広過ぎてずっと面白く感じてしまう(笑)』
ソウシは馬の隣に腰を降ろし、身体を横たえた。
ソウシ『やっぱりここが一番寝心地が良さそうだし、ここにしよう♪』
後からナギに怒られるかもしれない、そんな恐れなど何のその、ソウシもナギと同様に、馬に寄り添うようにして眠った。