月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ナギさんがそんな事言うなんて…」
馬の顔は青ざめていた。
超セレブのナギから言われた下僕馬への命令が、到底受け入れられないものだったからだ。
ナギ「ちゃんと言うこと聞けよ?」
ソウシ「ナギ、私は君を見直したよ!!
ありがとうナギ、愛してる!!
勿論馬ちゃんも愛してるよ!!」
ソウシは興奮しながらナギに感謝の意を伝えた。
今の彼は部屋の中心で愛を叫ぶキャラクターになっているらしい。
ナギ「……ほら、さっさと行って来い。」
馬「うぅぅ……シンさんに勝る鬼畜、ナギサド伯爵……」
立ち上がった馬は、ショボくれながら荷物置き場まで向かった。
ナギが馬に下した命令は、
ナギ「……新しく買った下着を着けて来い、それ以外の服は身に付けるな。」
だった。
酔いどれナギの隠れ助平度がMAXに達したタイミングでの罰ゲームで、これは普段の彼からは到底考えられないような大胆かつ卑猥な命令である。
馬が着替えをしている間、待ちぼうけの酩酊者2人は、本音が飛び交う秘密の男子トークをしていた。
ソウシ「きっとナギも驚くと思うよ、あの下着を着けた馬ちゃんの愛らしさに!
命令してくれて本当にありがとう!!
ナギ、愛してる!!」
ナギ「……止めてください。」
ソウシ「もう、ナギのイ・ジ・ワ・ル♪熱い口付けをした仲じゃないか(笑)」
ナギ「……お互い忘れましょう。」
ソウシ「ナギにフラれてしまったな(笑)
だけど良いよ、私には愛する馬ちゃんがいるからね!!」
ニコニコと話すソウシの様子を見ながら、ナギは今まで気になっていたある疑問をぶつけてみることにした。
ナギ「……この際だから聞きますが、ドクターは馬の事が好きなんですか?」
馬に聞こえないようにナギは声を潜めて尋ねた。
ソウシ「ん?そりゃあ勿論!!超絶愛してるよ。
大事にしてるの見てわからない?」
ナギ「………!!」
はぐらかされるだろうと勝手に予測していたナギだったが、ハッキリと聞きたくなかった言葉で返されてしまい、衝撃を受ける。
好きを通り越して超絶愛してるなんて言われるとは思わなかった。
ソウシ「あぁ、そんな顔しないでよ。
私はね、可愛いもの全般を愛しているんだ。」
ナギ「……は?」
ソウシ「馬ちゃんを1人の女性として愛してるんじゃなくて……んー、何て言うのかな、子どもを手塩に掛けて育ててるって感覚かな♪」
ナギ「…………」
ソウシ「あれ、ナギは私の発言に引いてる?『うゎぁ…』って顔してるよ(笑)」
ソウシのよくわからない発言にナギは顔を顰めていた。
ソウシ「馬ちゃんは見た目も可愛くなったけど、そんな事よりも中身が良い!
性格、考え、言動…内面がずーーっと面白くて可愛い!
本当に無邪気な幼女みたい……そんな彼女の成長を私はずっと見てたいんだ。」
ソウシは小声ながらも力説している。
ナギ「……それって好きって事じゃ、」
ソウシ「好きなんだけど、きっとナギの言う好きとは違うと思うよ。
私は馬ちゃんとキスしたり性交したりしたいんじゃなくて、ひたすら彼女を観察して記録に残しておきたいんだ。」
ナギ「…………」
一般人にはマニアの気持ちがわからないと言うが、今のナギもソウシの言ってる事が全く理解出来なかった。
ソウシ「そういうナギはどうなんだ?
馬ちゃんの事、ちゃんと好きなんだろうね?……まぁ、見てて分かるけど(笑)」
逆にソウシが核心を突いた質問をした。
ナギ「あー…」
今のナギはかなり酔いが回っている。
通常ならば自分の本音なんて絶対に漏らさないのだが、この時ばかりは違った。
ナギ「……俺は……好きですね。」
ソウシ「それを馬ちゃんに言ったら?
絶対に喜ぶのに。」
ナギ「………アイツには言えないです。」
ソウシ「えぇー、どうして?」
こちらも相当酔っているため、普段よりもしつこくなっている。
ソウシはガシッとナギの肩を組んで顔を近付けて、
ソウシ「……言えない理由を教えて?」
さらに声を絞った状態でナギに尋ねた。
男子の本音炸裂内緒話はもう少しだけ続く。