月の影とソウシ先生~ぶらり街中買い物道中~(後編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「革命です!!」
馬は7のカードを4枚出した。
しかし、
ソウシ「甘いよ、馬ちゃん。
秘技、革命返しっっ!!」
ソウシも勢いよく5のカードを4枚出した。
馬「ぎょぇぇっっ、折角不利なカードからの卒業だと思ったのに。」
ソウシ「フフ、今回のカードの流通具合からして、拙者、馬姫が革命セットを持っていると踏んでいたでござる!
さらに!!1つ前の姫の捨て身エース2枚出しで確信へと変わったで候!!!」
酩酊状態が変わらず継続中のソウシは、現在よくわからない事になっていた。
ソウシが理想とするヤマト侍の口調で、とりあえず賢そうな理論を高速で述べるキャラになっているようだ。
馬「ぐっっ、こんな酷い酔いどれ侍に私の策が読まれるなんて……」
先程のゲームで負けた馬は下僕となっているので、現在の彼女の手持ちには弱いカードしかない。
そのため、今の革命に全てを賭けていたが、アッサリとソウシに革命返しをされてしまい、下剋上は叶わなかった。
これで馬の勝ち筋が完全に無くなった……と、思われたその時、
ナギ「……革命。」
ナギが6のカード3枚とジョーカー1枚、計4枚のカードを静かに置いた。
ソウシ「なんとっっ!!ナギまで革命とな!?
口惜しや!!」
ナギ「……フッ。」
先程の仕返しとばかりにナギはソウシを鼻で笑う。
直前の罰ゲームの関係で、ナギは馬を自分の膝上に乗せたままゲームを続けていた。
この体勢だとナギが少し下に視線を落とすだけで彼女の手札は丸見えだった。
ナギも頭の切れる男なので、盗み見た馬の手札からゲームの展開は大体予測出来ていた。
因みにナギの出した6のカードは既に2枚出されていたのだが、ナギが…ゴニョゴニョした結果、革命時の3枚出しに成功している。
ソウシも泥酔中のため、このナギのあまりよろしくない技を見抜けずにいた。
馬「これは……熱い闘いだわ!!」
革命からの、革命返しからの、革命返し返し……という切り替えの早い展開を見て馬は手に汗握っていた。
ナギ「上がりだ。」
超セレブは残留ナギのままで、 次に、
ソウシ「上がり、さ、馬ちゃん!」
ソウシのセレブが確定した。
すぐにソウシがナギの膝上の馬を奪取しようと手を伸ばすが、
バシッッ!
ナギ「………」
超セレブが無言で彼の手を弾いた。
ソウシ「くぅぅ!所詮セレブは一代限りの成金……やはり超セレブ様にはどう足掻いても勝てないのか!
くそっっ、こんな世の中腐ってやがる!!」
どうやら今のソウシは世の無情さを嘆くキャラクターになっているらしい。
一方、
馬『あゎゎゎゎゎ…またナギさんが超セレブ……次は子を孕まされるかもしれない…』
再び下僕が確定した馬は猥褻魔王と化しているナギの罰ゲームを恐れていた。
馬『既に距離が近過ぎる……しれーっと退いとこう。』
馬はコッソリとナギから離れようとしたが、
ナギ「逃げんな下僕。」
背後から包み込むように抱き締められ、馬の動きは封じられてしまった。
馬「ちょっとナギさん、押さえ方がいやらしいですよ。」
ナギ「……あ?そのいやらしい事が好きなクセに何言ってんだ。」
またもやナギに耳元で囁かれると、馬は簡単にたじろいでしまう。
馬「だ、ダメでしょう、ソウシさんの前でこんな事しちゃ…ンッッ……ちょっと、乳を揉まないでください!」
過激な酔っ払いナギからのセクハラに堪え忍ぶ馬も大変そうだが、
ソウシ「人前で堂々とイチャつく男女……私はモラルも秩序もない世紀末の世界に来てしまったのか?
否、違う、これが腐った世の中の結果……あぁ、こんな世の中間違っている…」
1人で何かと戦っているソウシも大変そうだった。
馬『もう嫌だ、この人達……』
ナギとソウシ、普段は纏め役の彼らが、騒ぐ側の人間になるとかなり面倒な事になる、と改めて実感する馬だった。