Shall we dance ?~松岡シン造先生~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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……………………………
シン「馬、あまり食べ過ぎるなよ。
体型維持もダンサーなら当たり前の事だからな。」
馬「はい、先生!!」
そう返事をしながら馬はバリバリとキャベツを齧っている。
ハヤテ「なんか青虫みてぇだな。」
トワ「馬さん…後でお腹空かないですか?」
ナギ「最近の馬は痩せ過ぎだ、しっかり食べろ。」
馬の眼前に、大好物のナギ特製手捏ねハンバーグが置かれた。
ナギはシンの過酷なダンスレッスンに疑問を抱いているらしい。
馬「はふぅん……ナギさんの生ハンズで捏ねられたハンバーグぅん…」
馬は迷わずハンバーグに齧り付こうとしたが、
シン「トップダンサー!」
馬「……!!」
シンの一言で馬の動きが止まる。
そして、
馬「は、ハヤテさん………半分差し上げます。」
ハヤテ「え、良いのか?」
馬の愛してやまないナギの手捏ねハンバーグを半分も頂戴するなんて、肉に目がないハヤテでさえも、空気を読んで受け取る事を躊躇っている。
ナギ「おい、シン!馬に変なプレッシャーかけんな。」
シン「過保護も大概にしろ。
ダンサーの体重が1キロでも増えたらターンの切れが悪くなるんだぞ?
完璧なダンスを踊りきるためにも脂肪を摂らせないのがこいつのためだ。」
ナギ「いや、十分細いだろ。」
馬「ナギさん、舞踏会のためにも私はシン先生の言う通りにします……」
全てはナギさんとの幸せな結婚のため……と、馬は心の中で呟きながら、ナギを制した。
ナギ「……………」
馬本人にそこまで言われてしまったらもう止めようがない。
しかし、
ナギ「ちょっと来い!」
馬「おろろ…」
馬の体調管理に納得のいかないナギは馬の手を引っ張り、食堂から連れ出した。
……………………………
馬「あらよっと!」
ガショションッ!!
ナギに手を引かれるまま、馬は医務室まで連れてこられ、備え付けの体重計に乗せられた。
ナギ「……!!」
馬の体重が想像以上の軽さ故に、非常に驚くナギと、
馬「おぉー、ヤマトにいた時よりもかなり減ってますなぁ!」
マイペースに関心する馬とで、2人の反応は全く異なっていた。
ナギ「……ちょっと退け。」
ナギは馬を横にやり、今度は彼自身が乗ってみる。
ガションションッ!!
馬「どれどれ…えーっと67?66?……やはりモデル並!!」
かくいうナギも長身の割に軽い体重ではあるが、前回測った時と大差無いので、今は問題にするべき点では無い。
そんな事よりも馬の体重が、想像以上に軽過ぎる事にナギはショックを受けている。
ナギ「……体重計は壊れてねぇな。」
ナギはクルリと振り返り、馬の肩をガシッと掴んだ。
ナギ「やっぱりお前は痩せ過ぎだ。絶対にこれ以上減らすなよ、良いな?」
馬「えー、軽やかなステップを踏みたいです。」
ソウシ「うーん、馬ちゃんの身長からしてもちょっと軽過ぎるなぁ。」
馬「わゎっっ!」
ナギ「ドクター…」
医務室のベッドの下からいきなりソウシがズルズルと這い出てきた。
あんぐりと口を開けて驚いている馬に、ソウシが事情を説明する。
ソウシ「いやー、久しぶりにパーティスーツを出そうと思ってさ。
ベッドの下の隠し収納スペースに仕舞ってるんだけどね。」
馬「あ、そうなんですか!忍の類いかと思いましたよ。」
馬は、ソウシがベッドから出てきた理由が至極真っ当なものだったので安心する。
ソウシ「フフフ、流石に私は忍者じゃない…あっ、」
エンジェルスマイルを浮かべながら膝の埃を払うソウシの胸元から、1枚の写真がヒラヒラと舞い落ちた。
その写真に写っていたものは……人魚姿の馬なのだが、ただ、写真の彼女はカメラ目線ではなく、窓越しに隠し撮りされたような写真だった。
馬「ギャッッッ!忍ではなくストーカーでしたか!?」
ナギ「……いつの間に撮ったんですか。」
写真を拾い上げたナギは殺気立っている。
ソウシ「フフ、人魚の馬ちゃんがあまりにも可愛くてね。
でも窓に張り付くのが意外とキツくて、ちゃんと撮れたのがその1枚だけなんだ。
だから許してほしいな♪」
ナギに許しを乞うソウシは続けて、
ソウシ「その写真、後であげるから怒らないでよ。」
彼の耳元でボソボソと悪魔の囁きをした。
ナギ「………今後は隠し撮りはやめてください。」
ナギは写真をエプロンのポケットにそっと仕舞い込み、これ以上怒りを募らせることはせずにソウシに忠告のみをした。
ソウシ「はーい。」
馬『ナギさん代わりに注意してくれて優しいのう、嬉しいのう…』
蚊帳の外の被害者は2人の取り引き内容なんて知りもしなかった。