お留守番~2人きりの船内情事~(その後)
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仕切り直して、ナギは問う。
ナギ「………何がおかしいんだ?」
馬「胸の動悸が激しいんです。」
ナギ「………他には?」
馬「他は……その………言いにくいので、動悸だけを挙げておきます。」
ナギ「……言いにくい?」
そう言われると逆に気になってしまうのが人間の性である。
ナギ「……何だよ、言え。」
馬「無理無理!」
ナギは馬の手を握り、
ナギ「……馬、お前の事が心配なんだ。」
ナギにしては珍しい色仕掛けで尋ねてみた。
馬「ひぇっっ、近い!カッコいい! あぁ、離れてー!!」
ナギ「動悸以外で何がおかしいんだ?」
ナギが馬の耳元で囁くと、彼女は呆気なく陥落した。
馬「言いますから離れて〜!!」
ナギ「いや、先に言え。」
握った彼女の手の甲に口付けるナギは、いつの間にか問い詰める行為を楽しんでいた。
馬「うぅ……ちょっと漏らしちゃうんですよ…」
ナギ「……は?」
馬「ち、小さい方です!………本当にちょっとだけ……うん、多分、ちょっと!」
自分の言葉に慌てて取り繕う馬の顔は真っ赤になっている。
ナギ「動悸と尿漏れか……年寄りみてぇな症状だな。」
率直過ぎる感想を述べるナギに、何とか言い訳をしようと馬は口を開いた。
馬「いや、でも常にじゃなくて、発生条件があるんです!!
私はいつもいつも漏らし続けてるわけではないんですよ!」
体調が悪くなるのに条件付きとはまた不可解な話だな……と、ナギは心の中で訝しんだ。
ナギ「……条件?」
握った彼女の手を開かせて、ナギは指を一本一本絡ませていく。
所謂『カップル繋ぎ』をしながら、条件とやらを聞いてみた。
馬「まさに、これですっっ!」
馬は繋がれた手をブンブンと振り回しながら伝える。
ナギ「………?」
振りほどかれそうになる手をガッシリと握り直しながら、ナギは彼女の言いたいことを理解しようとしている。
馬「条件は…… 何故かナギさんに近付いたら動悸と息切れが激しくなり、胸が苦しくなって!
こ、こんな風にセクハラされたら漏らしちゃうんですよ!!だから離してください!!」
馬はそれはもう懸命にナギに訴えた。
ナギのせいで体調不良に陥るのだと。
ナギ「………………」
馬の言う条件とやらが予想外過ぎて、ナギは耳を疑った。
かなり嬉しくなるような事を言われている気がするが、気のせいだろうか。
馬「わかったでしょう?
これらは完全なる病気の症状……気持ちの問題のような気もしますが、もしかしたら新種の伝染病かもしれない……だから離れてくだ、ギャンッッ!?」
離れるどころか、ナギは馬の身体を抱き寄せ、自身の身体を密着させた。
馬「ひぃぃぃ………く、苦しい………ドキドキが半端じゃないー!!」
バタバタともがく馬をものともせずに、ナギは話しかける。
ナギ「………その症状は他のヤツといる時は出ねぇのか?」
馬「ぬぉー、うぉー、くぅー、苦しいっっ!
な、ナギさんだけしか起こりません!!
お、お願いだから解放してくださーい!!」
ナギ「……………」
馬の答えを聞いてナギはさらに嬉しくなった。
ソウシには病気では無いと断言されていて、自分といると胸がドキドキする。
そして触れられると漏らしたような感覚になる。
それはつまり……
馬「老化現象ですかね……二十歳を越えて急に身体が衰え、シモまで緩くなるなんて……」
抵抗しても解放してもらえないと悟った馬は、ナギに抱き込まれたままヨヨヨと悲しんでいる。
ナギ「…………」
ズレまくっている馬の思考にどう対応すべきか、ナギは考えあぐねていた。