お留守番~2人きりの船内情事~(前編)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ドサッ!!
馬「ぐぇっっ…」
馬を床に降ろしてから、さらにナギは彼女に命令する。
ナギ「……俺は昼食の用意をしてくるから、お前は先にシャワーを浴びてこい。」
馬「えぇ〜、」
ナギ「…………」
いつもの鋭い視線でナギから見つめられると、馬は言う事を聞くしかなくなるので、
馬「うぅ…わかりました。」
と、渋々返事をした。
馬『先にシャワー浴びてこい、か。
ナギさんが言うと悪役みたいでヤラしい台詞だわ。』
馬は心の中で悪態をついていた。
だが、よくよく考えてみると洞窟内で思いっきり海水浴をした後なので、確かに自身の身体はベタついている。
馬『よし!!ナギさんの言う通り、先にシャワーを浴びてこよう!』
馬は新しい着替えを用意しようとすると、
ガシッ!!
馬「ん?」
ナギ「……………」
黙ったままのナギに手首を掴まれてしまった。
そして、そのまま強い力で馬は体ごと強引に引き寄せられ…
馬「おっとっと、」
ギュッ!!
最終的にナギに抱擁された。
馬「ギャッッ!?」
すっかり忘れていたが、彼女の胸の鼓動が再び速まり出す。
ドキドキドキドキ………
馬『あゎゎゎゎ、体も苦しいけど胸が最上級に苦しい!!』
馬がそんな事を思っているなんて考えもしないナギは、彼女の小さくて柔らかい感触を堪能している。
ナギ「……やっぱ人間の方が抱き心地が良いな。」
ナギは感想を呟いてから、 チュッと頬に口付けまでした。
馬『あわわわわわゎゎゎゎゎ……』
馬からのプロポーズを断っておいてこんな行動をするなんて、つくづくナギは罪作りな男である。
馬『ヒィィィッッ!! 死ぬかもしれない!!』
ここ最近は、過保護気味なナギに体調を心配され続けている馬だが、今は彼が原因で胸が高鳴り過ぎ、そして、死にかけている。
少しして、
馬「あ、あ、あ、あの!!シャワーで滝行をしてきますね!!」
限界を感じた馬は、ナギを押し退け、適当に衣服を掴んでから部屋を飛び出した。
バンッッッ!!
馬は扉を閉める余裕など無く、猛スピードでシャワールームまで駆けて行く。
ナギ「………」
ナギはただ彼女の後ろ姿を眺めるだけだった。
……………………………
馬「うぉっほ~い、良いお湯だったぁー!」
半刻ほど経った頃、馬は頭をタオルで拭きながら食堂へと向かっていた。
馬がいざ食堂に入ろうとした時、入れ違いにシンが出てきた。
馬「お!シンさんちぃーっす!!」
シン「馬、無事に戻れたんだな。」
馬「はい!おかげさまで脚を2つに裂くことができました!!」
シン「……もっと他に言い方があるだろう。」
身体は人間に戻っても頭の中身は魚のままか、 と失礼な事を思うシンである。
馬「ところでシンさん。」
シン「何だ?」
馬「シンさんと船長もこの後、探索に行っちゃうんですか?」
シン「あぁ、午後からはナギが船番をするらしいから何も問題は無いだろう。」
馬は、「えぇー」と、小さく呟いてから次の質問をする。
馬「ハヤテさんとトワくんは?」
シン「あいつらが探索に行かないと思うか?
『冒険』って言葉に釣られて海賊になったような奴らだぞ?」
馬「……ぬぅぅ……」
シンの答えを聞いて明らかに馬は思い悩んでいる。
馬「じゃ、じゃぁソウシさんは?
ソウシさんは残りますよね?むしろ残ってもらわないと困るんですけど!」
最後の希望、とばかりに、馬はシンの答えに期待を寄せる。
だが、その期待はすぐに打ち砕かれる事になる。
シン「ドクターは未知の薬草を探すと言って、誰よりも目を輝かせていたな。」
馬「うぅ……妻を置いていくなんて酷い夫だわ。」
シン「なんだ、今度はドクターに遊んでもらってるのか?
……そういうお前は探索に行くのか?」
馬は悲しそうに答えた。
馬「いえ……ドクターストップのため……お留守番です……」
シン「まぁ、そうだろうな。」
聡いシンは、ナギと馬の2人きりでの留守番か、と瞬時に状況を理解した。