人魚島~2つの呪い~(その6)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬が1日体験人魚となり、ナギ達に捕獲されてから、色々と危ないと感じる出来事があって一夜が明けた。
現在はシリウス号の食堂にて馬以外のシリウスメンバー全員が集まり、本日の予定をリュウガが伝達しているところだ。
リュウガ「馬と一緒に人魚の婆さんのところに行くメンバーはソウシとトワな。」
リュウガが発表した意外な人選に、メンバー達は戸惑った。
トワ「え、僕で良いんですか?馬さんが嫌なんじゃ…」
ナギ「俺が行きます。」
ハヤテ「船長!何で俺じゃないんですか?馬の通訳出来るのに。」
各々の思いをリュウガにぶつけるが、そんな彼らを黙らせるために1つずつ理由を告げる。
リュウガ「婆さん人魚のとこには少し泳がなきゃ行けないらしいぞ?
ナギ、お前、行けるのか?」
ナギ「…………」
リュウガ「それとな、人魚は人間に対して警戒心が強いって言うしな。
ハヤテ、お前は馬の通訳が出来ても、人魚に暴言吐いたりしないか?」
ハヤテ「えー、言いませんよ!」
シン「フッ、バカには無理だと思うがな。」
ハヤテ「あ?今、何つった?」
ソウシ「ハヤテ、そんなに喧嘩っぱやいと人魚に怖がられるよ。」
ハヤテ「うっ…」
リュウガ「やっぱ女受けも良くて、年寄り受けも良さそうなソウシとトワが適任だろ。」
トワ「でも…」
トワはチラリとナギの方を見た。
そんなトワの口元は赤く切れており、やや腫れている。
これは昨日のナギによる制裁の痕である。
リュウガ「馬は引き摺るタイプじゃねぇよ。
一緒に行動して、ぎくしゃくする関係を早く終わらせて来い。」
リュウガはニヤリと笑いながらトワに言った。
トワ「は、はい…」
ハヤテ「なんだ?お前まだ気にしてんのかよ!
昨日の馬はいつも通りだったし、大丈夫だって!」
ハヤテは笑いながらトワの肩をバシバシと叩いた。
トワ「イタタ……わかりました、行ってきます。」
ハヤテに励まされ、トワも行く気になったようだ。
食堂での集会が終了した直後に、洞窟先行メンバーであるソウシとトワが通訳のハヤテも引き連れて、シャワールームで待機している馬まで本日の予定を伝えに行った。
ソウシ「……というわけで、私とトワがお婆さんのとこまで行く事になったからね。」
馬(おぉ!ソウシさん、トワくん、よろしく……って、トワくん口元どうしたの?!)
ニコニコとしていた馬だったが、トワの怪我に気付いた瞬間、表情が一変し、目を見開いて驚いている。
トワ「あの、ハヤテさん、馬さんは何て?」
馬の表情の変わりように、トワは戸惑い、ハヤテに理由を尋ねた。
ハヤテ「あぁ、お前の怪我を心配してるんだよ。
馬、男の事情ってやつだから心配すんな。」
馬の言いたい事がわかるハヤテが両者のフォローに入る。
馬(男の事情?あの……誰かと河原で拳で語り合って、友情を深めた的なやつですか?)
ハヤテ「あー…そうだな!大体そんな感じだ!!」
馬(夕日を背景にしながら?)
ハヤテ「そうそう、それだそれ!」
馬(へぇー、凄く良いですね!『男の子ってズルい♪』って言いながら女の子が憧れるシチュエーションだわ…)
かなり適当なハヤテのフォローだったが、馬は納得出来たようだ。
少しして、
ナギ「………馬、行くぞ。」
遅れて入室してきたナギが軽々と馬の身体を抱き上げた。
馬(あれ、ナギさんも行くんですか?)
ハヤテ「あぁ、ナギ兄と俺も洞窟の水辺までは同伴する事になってる。
船からソウシさんとトワだけでお前を抱えながら行くのは流石にきついだろ?」
馬(なるほどなるほど!)
……………………………
リュウガ「気を付けて行ってこいよ~!」
シン「馬、頭の方もしっかりと人間に戻してもらえ。」
馬『うぅ、毒吐き航海士め……』
リュウガとシンに見送られ、いざ、出発という時、馬には1つだけ気掛かりがあった。
ナギに抱き上げられてからというもの、自分の胸の鼓動が非常に早くなっている気がするのだ。
馬『うーん、病気かなぁ。』
まぁ、心臓がドキドキするという以外は特に弊害はないし、あまり気にしないでおこう…そう思い直す馬だった。