人魚島~2つの呪い~(その5)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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……………………………
ソウシ「うわー、凄い甘い匂いだね……これじゃぁ、ナギがおかしな気分になっちゃうのもわかるよ。」
急遽呼び出されたソウシは、シャワールームに入って来るなり部屋に漂う濃厚な人魚フェロモンの感想を述べていた。
ちなみに今の彼はフンドシ姿ではなくて、いつもの胴着を身に着けている。
馬(ごめんなさい…)
ハヤテ「ごめん、だって。」
ソウシ「あぁ、良いんだよ。
多分人魚特有のフェロモンだろうから馬ちゃんにはどうしようもない、私達が注意すれば良いことだ。」
馬の色気が著しいので、ハヤテがソウシを呼びに行っている間、ナギは部屋の外で待機して(正確にはハヤテに説得され、待機させられて)いた。
その後、ソウシとハヤテが戻って来た現在は、ナギは頼まれていた食事の用意をするため、この場にはいなかった。
ソウシ「……うーん、それにしても凄いね。
馬ちゃんと話す時は2人きりにならないように気を付けないといけないな。
後で船長にも伝えておくよ。」
馬(ありがとうございます!)
ハヤテ「ありがとう、って。」
ソウシ「ハヤテも凄いな……本当に聞こえるんだ?」
ハヤテ「はい、何か頭の中で直接響いて来るんすよ。」
ソウシ「へぇ……それじゃあこれからの馬ちゃんの通訳はハヤテに任せようか。」
ハヤテ「わかりました!任せてください!!」
ソウシに重要な役割を任命され、ハヤテは意気揚々として答えた。
馬(さっすがハヤテさん!!頼りになる〜♪)
ハヤテ「だろ?」
ソウシ「…………」
馬と顔を見合わせながら嬉しそうに会話するハヤテは、ソウシの視点からは独り言を言っているようにしか見えなかった。
ソウシ「……水の中なら苦しくないんだね?」
ソウシは手元の紙にメモを取りながら馬に質問をしている。
馬(はい……でも、水から出ると干からびそうになるんです。)
ハヤテ「何か、水から出るとカピカピになるらしいっす。」
ソウシ「……はいはい、乾燥する、と。
今、息は苦しくない?水中でも息は出来るの?」
馬(今は……人間の時に比べたら息苦しいです。
でも、水中ではばっちり息が出来ますよ。
なんか耳の後ろから空気が入ってくるんです!)
ハヤテ「えーっと、息苦しいけど、でも息はバッチリ出来て、耳からも息が出来る……みたいな事らしいっす。」
馬『ハヤテさんの翻訳はアバウトだなぁ…』
ソウシ「うんうん……なるほどね、陸上だと息が苦しくなって、水中では…耳のエラみたいな所からバッチリ呼吸が出来るんだ?」
馬『うわぁ、さすがソウシさん!今のハヤテさんの説明でしっかりと理解してくれてる!』
馬はソウシの読解力に感動しながらコクコクと頷いていた。
ソウシ「1番気になる事を教えて欲しいな。
どうやって人魚になれたんだい?」
馬(お婆ちゃん人魚が作った薬を飲みました。
1日だけ人魚になれるお手軽な薬だそうです。)
ハヤテ「へー、そんなのがあんのか。」
ソウシ「何て言ってるの?」
ハヤテ「あ、はい、なんか婆さん人魚が作った、1日だけ人魚になれる薬を飲んだって、」
ソウシ「1日だけ?」
馬は頷いた。
ソウシ「そんなのがあるんだ……そのお婆さん、何か注意事項とか言ってた?」
馬(えっと、絶対に人間もしくは人魚の雄と…)
ハヤテ「絶対に人間と人魚の、オス?と…」
馬(セックスするなって。)
ハヤテ「ぶふぉっっっ////」
ハヤテは顔を真っ赤にしながらむせてしまった。
ソウシ「(大体想像つくけど)……何かな?」
にこやかにソウシはハヤテに聞き返す。
馬(頑張れハヤテさん!セックスですよ、セ・ッ・ク・ス!ほら大きな声で!!)
ハヤテ「はぁ!?そんなの言えるかっっ////」
ソウシ「ハヤテ、教えてよ、今後の研究に必要な情報なんだ。」
ソウシの顔はにこやかを通り越してニヤニヤとしている。
馬(ハヤテさん!私のためにお願いします。
セックスって一言叫べば良いだけですから!)
ハヤテ「ぐ…くそっっ……、 セックスだよ、セックス!!!」
ガチャ…と、いきなりシャワールームの扉が開かれた。
シン「ハヤテ、お前は前からバカだとは思っていたが、色欲バカだったとはな。」
ハヤテが18禁ワードを叫んだ絶妙なタイミングで、呆れ顔のシンが入室してきたのだった。
ハヤテ「げっっっ!!シン!?何で!!!
ちがっ、セックスって言わされただけで…」
ソウシ「ぷっ(笑)」
馬『ぶふっ(笑)』
ハヤテはシリウス号の中で1番聞かれたくない人物に、1番言いたくなかった単語を叫んでいる瞬間を聞かれてしまい、あたふたとしている。
そんな彼を見て、悪ノリ2人組はほくそ笑むのだっだ。