人魚島~2つの呪い~
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「ほら、ハヤテさん!!着きましたよ。」
ハヤテ「……ん?……あ、俺の部屋じゃねぇか!!
馬が俺を持ち上げて運んでくれたのか!?
お前にそんな筋肉があるとは……一体、どんな筋トレをしてるのか教え、」
馬「ハヤテさんが器用に目を閉じながら自分の足でここまで来てましたよ!
『心眼』の練習をしてて良かったですね、はい、お休みなさい!!」
バタンッッッッ!!!
馬はハヤテの言葉を遮り、早口でここまでの道程の説明を終えると、すぐに部屋の扉を閉めた。
馬「はい、いっちょ上がり〜!!」
……………………………
馬は次なる酔っ払いに付き添うため、再び甲板まで戻ってきた。
馬「次はトワくんだね、おいで!」
トワ「はい!」
トワはニコニコしながら良い返事をしてくれた。
しかし、真っ直ぐ立てずにふらふらと左右に揺れている状態の彼は、かなり酔いが回っていそうだった。
馬「ありゃりゃ、こっちも相当出来上がってるね。
さぁ船内に戻るよ。」
トワ「はい!」
やはり返事だけは素晴らしい。
リュウガ「よーし、下ろすぞ〜!!」
ハヤテとトワ、主要な下働き労力が無いからか、今はリュウガまでも忙しそうに停泊準備をしている。
ナギもロープを片手に持ちながら、甲板をあちこち慌ただしく駆け回っている。
ナギ『……そういや馬は何してる?また余計な事をしてるんじゃねぇだろな…』
ふと、馬の様子が気になった保護者のナギは彼女の姿を探した。
馬「歩ける?」
トワ「はい!……あれ?」
トワは真っ直ぐ歩こうとするも、すぐに身体が傾いてしまう。
馬「おっとぉ。」
素早く馬がトワの脇に回り込み、身体を支えてやった。
トワ「あー、馬さんごめんなさい…」
馬「はいはい、怪我をしないように気を付けてね。
よーし、このまま倉庫まで向かうよ〜。」
トワ「……はーい。」
すっかり泥酔しているトワは馬に身体を支えてもらいながら船内に連れられて行った。
ナギ『……トワなら大丈夫か。』
2人の後ろ姿を見送ってから、ナギは再び作業へと戻っていった。
……………………………
馬「んっしょ…大丈夫?ちょっと待っててね。」
トワに付き添い、倉庫までやってきた馬は速やかに彼の布団の用意をした。
トワ「んー……すいません、馬さん…」
布団に横たわるトワは、ナギと馬が中座してから先輩連中に散々飲まされたのか、かなり具合が悪そうに見えた。
馬「キツそうだね、水持ってくるよ。」
ハヤテを部屋まで連れて行った時は、部屋に押し込んだだけで済ませたが、トワの場合は少し心配だった。
馬は急いで厨房まで行き、水を持って来た。
馬『オカマバーでも急性アルコール中毒で大変な目に遭ってた人がいたしね。
トワくんは要観察だわ。』
万が一の事があってはならないため、馬はトワが落ち着くまで傍に居てやる事にした。
馬「はい、トワくん。お水だよ、飲んで飲んで!」
馬は水の入ったコップを手にして、布団の上で頭に手をやり苦しそうに呻いているトワに声を掛けた。
トワ「………うー……馬さん……気持ち悪いれす……」
馬の声に気付き、涙目で身体の不調を訴えるトワに、
馬『び、美少年!!可愛過ぎる!!』
馬は下心で彼を見てしまったが、弱っている人間にそんな邪な考えを抱くわけにはいかないとすぐに打ち消した。
馬「はい、お水!今飲んどけば後々楽になるからね。
ほら座るよ〜。」
馬はトワの腕を引っ張り、無理矢理座らせてから水を飲ませた。
馬「まだ飲む?」
トワ「…いえ、大丈夫れす……横になりたいれす…」
再び床に就くトワの近くに馬もちょこんと腰掛けた。
トワ「…うー…馬さん………」
馬「なになに?」
トワ「………戻らないんですかー?………うー、頭痛い…」
馬「うん。トワくんが落ち着くまで傍に居るよ!
あ、邪魔ならすぐ出ていくからね。」
トワ「居てくれて嬉しいれす………うぅ。」
水を飲んだ後も、相変わらずトワは酩酊状態で苦しそうだ。