ミゼル島~大病院の陰謀説~(その6)
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……………………………
幸いにも馬達は軍部に見付かることなく無事にミゼル島を出港する事が出来た。
リュウガ「今夜は馬の快気祝いだからな、皆ジャンジャン飲めよ!!」
現在、シリウス号では、リュウガが企画した馬の全快を祝った宴を開催している最中である。
ハヤテ「おーー! ナギ兄、酒と肉よろしく!!」
まぁ、リュウガは企画するだけであって、食事や酒の用意をするのは全てナギなのだが。
ナギ「……病み上がりで肉やチーズはキツいだろ?」
ナギは未だ本調子ではない馬のために、わざわざ特別メニューを作り、彼女に直接手渡した。
消化に優しい食材で作られたスープを受け取った馬は、
馬「ありがとうございます……このご恩はナギ様の血筋の7代先まで忘れませぬ……」
と、涙を浮かべて感謝の意を述べた。
そんな極端な馬に対し、
ナギ「……スープ一つで大袈裟だろ。」
と、言ってからナギは再び給仕の仕事に戻っていった。
馬『そういえばナギさんって料理人だったなぁ……ついつい腕利きの猟師だと思ってたけど。』
馬は船上での日常を思い出しながら渡されたスープを啜る。
宴も中盤に差し掛かった頃、馬を除くメンバーは皆ほろ酔い気分に浸っていた。
何故馬は除かれているのかと言うと、絶対神であるルームメイトのナギが、病み上がりの飲酒を禁じたからである。
馬「くぅぅ…私も酔っ払ってたら見事な一発芸でも披露するのに…」
嘆く禁酒中の馬に、
リュウガ「なぁ馬、何かヤマトの酒の席でのゲームを教えてくれ!」
ほぼ万年酔っぱらいのリュウガが絡んできた。
馬「おぉ、出来上がってますね、船長!」
リュウガは馬の肩を組む形で横に座ったのだが、すぐにナギが2人の間に料理の皿を割り込ませてきた。
ナギ「……船長、肉です。」
リュウガ「おゎっ!まだ俺の皿の肉は残ってるぞ?」
ナギ「肉です。」
それでも皿を渡そうとするナギ。
リュウガ「お、おう…」
そして勢いに負けて受け取るリュウガ。
リュウガ「おいおいナギ〜!!
この肉、まだ血が滴ってる気がするんですけどー?」
ナギ「レアです。」
リュウガ「そうか、レアなら仕方ねぇな…ってレベルの焼き加減じゃねぇだろ!生肉じゃねぇか、これ!!」
リュウガの話を無視してナギは馬の隣に座り直した。
その様子はリュウガから馬をガードしているように見える。
ソウシ『フフ、馬ちゃんを守ってる守ってる。』
シン『過保護だな。』
ナギを見て感じるものがある大人2人と、
馬『ゲームかぁ…飲みの席でのゲームと言えば…』
ハヤテ『船長の持ってる生肉、早くナギ兄焼いてくんないかなー。』
トワ『あぁ、またハヤテさんに肉を取られた…あの船長の肉が焼き上がったら僕がもらおう。』
能天気な事を考えている若人組。
少しして、
馬「え~それでは準備が出来たので、皆でゲームをしましょ〜!!」
馬が唐突にゲームの開催を告げた。
ハヤテ「あぁ?何だいきなり…」
ハヤテが肉に齧りつきながら尋ねる。
馬「船長にヤマトのゲームを教えろって言われたので色々と準備をしてました。
で、全て用意出来たので今から始めまーす!」
トワ「面白そうですね。何のゲームですか?」
馬「ふふふ………飲み会での定番、 『王さまゲーム』 でございます!!」
ルールを簡単に説明した馬は、『王さま』と書かれた棒と数字の書かれた棒を皆に見せた。
その次に、文字部分を隠した状態で1人1本ずつ棒を配り回った。
馬「それではいきますよ、王さまだーれだ?」
シーーン……と静寂に包まれる中、誰も『王さま』を名乗り出る者はいなかった。
ハヤテ「あぁ?誰が持ってんだよ?」
馬「……フフフ、私です!!」
馬が『王さま』と書かれた棒を全員に見せる。
ハヤテ「お前かよ、勿体ぶりやがって。
ほら何か命令するんだろ?早く言えよ。」
馬「ヒヒヒ…じゃあ2番が王さまの肩を揉む!」
トワ「優しい命令ですね。2番は誰です?」
トワは1番と書かれた棒を皆に見せる。
ソウシ「私は3番」
ナギ「……5番」
ハヤテ「6番!!」
リュウガ「俺は4番だな!」
シン「…………チッ。」
2番の棒を持っていたシンは舌打ちを思いきりしながら『王さま』の背後に回って肩を揉み始めた。
馬「…あぁっっ、……良いっっっ!!
下克上、これぞ下克上っっ!!……アダッッッ!ちから強い強い、イダダダ……」
シン「調子に乗るなよ?」
馬「ヒェッッ!」
2度目の挑戦…
トワ「王さま誰ですか~?」
馬「はーい!!」
ハヤテ「またお前かよ…」
馬「ふふん、じゃあサクッと命令しましょうか!
えーっと、1番と5番が頬擦りし合ってください!」
ハヤテ「え゙っっ!?」
ソウシ「馬ちゃんが王さまって事は……必ず男同士の絡みになっちゃうね(笑)
私は4番で良かったよ。」
ハヤテ「俺……1番」
リュウガ「ハヤテ!………残念だが俺が5番だ!!」
シン「良かったな、ハヤテ。」
リュウガ「んんん~、ハヤテちゃぁぁん(笑)」
ジョリジョリジョリジョリ……
ハヤテ「あ゙あ゙ぁぁあ……(ゾワッッ)、髭が……不快すぎるっっ」
リュウガの髭攻撃を地肌に受けたハヤテの全身にはもれなく鳥肌が立っていた。
その悲惨な光景を見たトワは思わず呟く…
トワ「うわ……僕じゃなくて良かった。」
シリウスメンバーの王さまゲームはまだ続く。