ミゼル島~大病院の陰謀説~(その5)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬が胸当ての留め具に手を掛けた時、
パンッッ!!
と、渇いた音が聞こえた。
馬が音のした方を見ると、頬に手を当ててうずくまるクレアの姿が見えた。
馬「クレアさんっっ!?」
男「急に暴れやがって……」
それでもクレアは暴れて抵抗をやめなかった。
馬「クレアさん、抵抗しちゃダメです!!
綺麗な身体に傷がついちゃいます!!」
馬は声を荒げてクレアを止めようとした。
しかし、その姿は院長をますます喜ばせるための材料となってしまったようだ。
院長「女同士で庇い合う様は大変美しいな、後でクレアとも一緒に可愛がってやろう。
さぁ、ハナコさん、早く脱ぎなさい。
クレアは拘束して黙らせておけ!」
クレア「ハナコさ……んぐっっ!!」
クレアの口は布を噛まされ、話すことが出来なくなった上に、馬を縛っていた縄で手足も拘束されてしまった。
クレア「んんーーー!!」
馬「クレアさん、私は大丈夫ですからね。」
クレアを安心させるために笑顔で話し掛けたが、馬の顔色は青白すぎて却って痛々しく見えた。
クレア「んんんー!!」
抗う事すら出来なくなったクレアの瞳からは大粒の涙がポロポロと溢れている。
馬はクレアを見ないようにして再び胸当ての留め具に手を掛けた。
馬『ナギさん、ソウシさん…クレアさんが酷い目に合う前に間に合ってくださいよ…?』
馬は自身の事は諦めて、クレアの無事だけを祈っていた。
パサッ……
ついに馬の身体を隠す衣服は無くなってしまった。
院長「おぉぉお……やはり美しい………黒髪と相反する白い肌は本当に艶やかだな………ただ……」
馬は手で身体を隠そうとしたが、
院長「隠すんじゃない!何だ、その赤い印は!?
君は本当に処女なのかね?」
裸体を人目に晒す羞恥心と、院長のあからさまなセクハラ発言を受けて、滅多に怒りの感情を抱かない馬が苛立ってしまった。
馬は心の中でチッと舌打ちをした後、手を背中に回して大っぴらげに裸を見せた。
ここまで来たらヤケクソの心境である。
院長「そう、良い子だ。」
馬が素直に言う事を聞いたと勘違いした院長は満足そうに笑った。
馬『このおっさんは何を言ってるんだ? 赤い印……?
あ、ナギさんに病室で付けられたやつかな。』
馬は裸体を晒しながら院長の言葉の意味を理解した。
そして、苛立ったままの馬だったが、院長達の興味を自分に向かせ続けるために、従順でか弱い女性を演じる事にした。
馬「…私には……付き合って日の浅い恋人がいて……その人が印を付けました。
でもまだ彼とは結ばれてません。
お願いします………最後に彼と会わせて……」
ヤケクソ状態が続行中の馬は心の中で、
馬『彼って誰やねーーーん!』
と、ヤマト方言丸出しでツッコミを入れていた。
しかし彼女の思いとは裏腹に、欲情している男にはこの演技が有効だったようで、
院長「そうかそうか…残念だが君はもう恋人とは会えないんだよ。
しかし、その分私が可愛がってやるから安心したまえ。」
そう言いながら院長はゆっくりと馬の方へと近付いてきた。
馬「………!!」
院長の体を再び真っ黒い手が覆いだした。
彼が一歩動くたびにその禍々しいものも蠢く。
馬『うわっ、無理無理!!』
その黒い手に触れたくなくて、馬は堪らず逃げ出した。
しかし、すぐに壁際まで追い詰められる。
院長「逃げても無駄だよ…」
院長が迫り来る中で突然、
馬「あれ……?」
急激な睡魔に襲われた馬は、一気に身体の力が抜けてしまい立っていられなくなった。
仕方なく壁にもたれてズルズルとその場に座り込む。
そして……そこから先の馬の記憶は一切途切れてしまった。