ミゼル島~大病院の陰謀説~(その5)
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院長「……ほぅ。ハナコさんは1人でこの人数を相手にするのかね?
…まぁ、確かにクレア1人では多いだろうな。」
と、下卑た笑みを浮かべる院長に対して、馬は負けじと啖呵を切った。
馬「勿論、私1人でお相手しますよ!」
院長「…………君は報告書の通り、何人もの男をくわえ込む娼婦のような女なんだな。」
院長はシリウスメンバー全員の情報は把握していたが、新顔の馬の正しい情報だけはわからずにいた。
病室でも馬は徹底して偽名で呼ばれており、調べる術も無かったため、担当ナース達から得た情報だけで彼女の人となりを判断しているようだ。
馬「残念!!娼婦どころかこの歳まで未経験ですから!!てぇやんでいッッ!!」
院長「……なに?」
馬がそう告げた瞬間、院長の見る目が変わった。
馬「私は何でも言うことを聞きます。
だからクレアさんには乱暴しないでください!!」
院長「……ほぅ、面白い。」
再び院長は厭らしく笑った。
クレア「ハナコさんっっ!」
馬を制止するクレアの声が部屋に虚しく響き渡った。
……………………………
ナギは外で待機していたシリウスメンバーを呼びに行き、戻る道すがら売店の前を通った。
馬が売店から病室に戻ろうとしたなら、この道は確実に通ったはずだ…と、彼女の通っていそうな場所の目星を付け、ナギもその道を辿っていく。
そして、 非常階段の前を過ぎようとした時、なにか違和感を感じた。
ナギ『…………?』
足下から非常階段に向かう廊下に、小さな車輪のような擦れ跡があった。
そのまま階段の踊り場を確認してみると……何か固い物が倒れてできた傷みや、やはり小さな車輪の擦れ跡が続いていた。
ナギ『………点滴台の跡か?』
どうやったら点滴台はここまで激しく倒れるのだろうか?
もしも、馬がここで何者かに襲われたとしたら……
ナギ『……!』
ナギはすぐさま階下を見下ろした。
階段の片隅、影になっている部分に何かが落ちているので、ナギは目を凝らして見てみる。
ナギ『……あれは……玩具の銃か?』
売店で馬は玩具売り場を熱心に眺めており、それら商品の中に似たような銃があった気がする。
もしかしたらあの落ちている銃は彼女が買った物かもしれない。
ナギ『……誰かに追われてたら、昇りよりも下りを選ぶだろうな。』
そう仮説を立てたナギは一気に階段を駆け降りていった。
……………………………
院長「ではハナコさん、服を自分で脱いでみようか。」
院長はニヤニヤとしながら馬に指示を出した。
拘束されていた手足を解放された馬はゆっくりと身体を起こす。
クレア「ハナコさんっっ!言うことを聞いてはダメ!
院長っ、いつものように私をいたぶればいいじゃない!」
院長「クレア、お前は黙ってろ。
それより彼女が女になる瞬間を一緒に見ようじゃないか…あぁ、さぞかし美しいのだろうな……ハナコ嬢の可愛い顔が苦痛に歪む表情………想像するだけで興奮する…」
院長は恍惚の表情を浮かべながら持論を述べた。
馬『ぅゎ…最悪…私の嗜好と院長の嗜好、ちょっと被っちゃってるよ…』
何処か他人事のように、考えながら、馬はゆっくりと患者服のボタンを外していく。
全てのボタンが外れると、
パサッ…
患者服は馬の肌から滑っていき、ゆっくりと地面に落ちた。
馬「…………」
院長「……その下着も取りなさい。
なに、1度診察しているから私達に肌を晒すのは恥ずかしくないだろう?」
クレア「ハナコさんっっ!!」
クレアは自分の体験を思い出していた。
両親が死んでしまい、弟のテッドと2人で生活を立て直すつもりでミゼル島までやってきた。
必死に働いて弟を養うクレアだったが、途中で姉弟揃って流行り病に倒れてしまったのだ。
2人とも意識が無くなるまで病状が悪化した時にここの病院に搬送され、そして院長自らが誠意を持って診察してくれた。
病気に掛かって途方に暮れていたクレアは彼のおかげで非常に救われたのだった。
ところが、退院時に法外な治療費を請求され、そんな額を払えないクレアはそのまま……
クレア「院長!ハナコさんには手を出さないで……お願いします……」
汚れてしまった自分とは違って、ハナコ(馬)は純粋で綺麗に思えた。
最初はあの眼帯の男の恋人で、ナギにも、金髪の男にも手を出す異性にだらしない女だと思っていたが、話してみてわかった。
馬はひたすら子どものように無邪気なのだ。
それにさっきも『未経験』だと言っていたから完全に純潔の乙女だ。
そんなハナコ(馬)はこんな男達に汚されてはいけない……そう強く思ったクレアは必死に抵抗して馬を助けようとした。