ミゼル島~大病院の陰謀説~(その4)
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クレア(ハナコさんはナギを助けてくれたのね。)
馬「あ、いえいえいえ!私は全く大それた事はしてません!
イケメンと2人で遭難したからイケメンと2人で助かりたいと思って行動してただけですから!!」
クレア「………」
馬の言っている事は煩悩に塗れているように聞こえるが、ナギを見捨てずに最後まで生き抜いた彼女の功績は讃えたいとクレアは思った。
クレア(ごめんなさい。少しあなたを誤解していたみたい。)
クレアは素直に馬に謝罪した。
馬「げっっっ!!ク、ク、クレアさん、謝らないでください。
むしろ美女からは罵り蔑まれる方が好みなので、もっと罵声を浴びせて欲しいぐらいです!!
ほら!ほら!もっとぉー!」
パンっと手を叩いてから挑発ポーズを取る馬をシンが制止する。
シン「本当にお前のそのノリにはついていけない。」
クレア「………」
クレアも思わずシンに同意して頷いてしまった。
馬「えぇっ、気が付けば私1人で置いてきぼりですか?
ダーリンもクレアさんも、そんなに引かないでくださいよ。
私もそっち側の人間になりたい!!」
シン「無理だ、お前は変態属性だからな。
オレのような真人間になるには生まれ変わる位しか方法はない。」
馬「えっ!酷い、ダーリンそれって死ねって言ってるのと同じじゃないですか。」
シン「死んでちゃんとした人間になるのならその方が良いんじゃないか?」
馬「ちょっとクレアさん!!入院患者にそんな事言うなんて私の御主人様は不謹慎極まりないですよね!」
クレア「………」
クレアはシンの容赦ないツッコミと、馬のボケッぷりを見て笑っていた。
馬「クレアさんまで、私の不幸を笑わないでください!!」
口では非難しているが、馬はクレアの笑顔を見れてホッとしていた。
クレア(あの、金髪の人とは何もないの?とても親しそうだったけど)
クレアはもう1つ気掛かりだったことを思い出し、ストレートに尋ねてみた。
馬「金髪…?あ、ハヤテさんかな。
私はハヤテさんの服で鼻をかんだだけですよ。」
シン「お前、そんな事したのか(笑)」
ハヤテの慌てる様が容易に想像出来たらしく、シンは凄く楽しそうな表情を浮かべた。
馬「私、前からあの腰巻きで鼻をかみたいなーって思ってまして、ついに夢が叶ったんですよね。」
シン「………(笑)」
声を出してはいないが、シンの仕草から察すると確実に笑っている。
クレア(恋人が他の男にそんなことをしていても気にならないの?)
今度はシンに尋ねた。
シン「あぁ。最初からコイツはこんな感じだからな。」
クレア(そう、あなた達はナギも含めて仲が良いのね。)
馬「そうですね、仲間って感じがして楽しいですよ!
あ!もし、クレアさんも……その……独りで寂しいのだったら船長に頼んだら一緒に連れて行ってくれるかもしれませんよ?」
安易に提案する馬をシンは止めるため、クレアに対して背を向けさせた。
シン「アホ、シリウスの事は仄めかすなと言っただろう。気安くそんな事を言うな!」
と、クレアには聞こえない声量でシンは注意した。
馬「そうですよね…すみません。」
しょんぼりとする馬を見て、大体彼女が怒られたのだとクレアは察した。
クレア(ハナコさん、誘ってくれてありがとう、嬉しかったわ。
でもごめんなさい、私はこの島から出るわけにはいかないの。)
クレアは優しく微笑んで、さらにもう1文、メモ用紙に文字を書き足した。
クレア(ハナコさん、早くこの病院から抜け出した方が良いわよ。恋人と一緒に。)
馬「……?」
シン「……………」
2人が紙を見た様子を確認したクレアはその紙を細かく破ってからクズ箱に棄てた。
【シンと馬の真剣会議】
馬「クレアさん行っちゃいましたね…シンさんはクレアさんの言葉をどう思いました?」
シン「そうだな…あの女は病院の裏事情を知っているのだろう。
抜け出せと言うからには病院側はお前に何かしようとしてるのかもしれない。」
馬「クレアさん、大丈夫かな…」
シン「人の事より自分の事を心配しろ。
『早く』と言ってたから、明日には抜け出せるように段取りを付けないとな。」
馬「はーい…それにしても病院の裏事情って何ですかね?」
シン「船長が言うには、マフィア系の組織と関わりがあるとか、人身売買とか、臓器の密輸とかもあるらしい。」
馬「うゎっ、本物の闇じゃないですか!
そりゃあ院長の業が物凄いことになってるわけだ…」
シン「何だ、お前の野生の勘か?」
馬「回診の時、院長からどす黒いオーラが出てて、私、死ぬかと思いましたもん!」
シン「また人間離れした事を言うんだな。」
馬「そもそも何で私なんでしょう?」
シン「ヤマト出身の女は従順な奴隷になると人気があるからだろう。」
馬「…もう既にシンさんに奴隷扱いされてるんですが…」
シン「何か言ったか?」
馬「いいえ。」
シン「それと、シリウスの事がバレていて、お前を餌にメンバー全員を一網打尽にする気なのかもしれんな。」
馬「えっっ!大胆…」