ミゼル島~大病院の陰謀説~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「もう俺はクレアのことは何とも思ってない。」
馬「でも、クレアさんはずっとナギさんを待ってましたよ?
美人で親切で健気な女性を裏切るなんて事は私には出来ないです!」
ナギ「……裏切る?お前はクレアと関係ねぇだろ。」
馬「いやいや、クレアさんは私の担当ナースさんだし、それに、ナギさんとクレアさんで上手くいって欲しいので、」
ナギ「はぁ?」
馬が最後まで言い切る前に、ナギが怒気のこもった声を上げた。
この迫力が馬に魔王と恐れられている所以である。
馬『うぇっ?ナギさん激怒してるけど何で??』
間近で見るイケメンの怒りに怖じ気付き、馬の頭は混乱する。
ナギ「………お前、俺の事が好きなんじゃねぇの?」
冷たく低い声で尋ねられた。
馬「わ、わ、私はナギさんが大好きだからこそ、ナギさんには素敵な人と幸せになって欲しいと思ってみゃす!!」
最後は噛んでしまったが、何とか自分の考えを伝えることが出来た。
ナギ「…………」
対するナギは愕然としていた。
馬は自虐的なヤツだと思っていたが、まさかここまでだとは…
馬「クレアさんに気持ちが無いのならまた好きになれば、」
ナギ「黙れ。」
馬「ヒェッ……」
ナギ「…お前はそんなに俺とクレアをくっ付けたいのか?」
馬「い、イエスイエス!」
馬はブンブンと頭を縦に振って肯定した。
ナギ「………なら既成事実を作らねぇとな。」
またもやナギは冷たく言い放った。
馬「………ん?」
ナギの口から不穏な単語が聞こえた上に、何よりも空気が変わった事に馬は焦りを感じる。
馬「あの…ナギさん?」
ナギ「…本当にヤッちまえば、お前もクレアも俺のことは諦めるだろ。」
ここで言う『俺のこと』とは、馬からすれば『ナギとクレアが結ばれること』、クレアからすれば『ナギと復縁すること』という意味である。
馬「な、何をヤる気…?」
馬は焦りのあまり敬語を使う事も忘れてしまっている。
ナギ「……………」
ナギは馬の質問を無視して、改めてベッドに上がり馬の体にのし掛かる。
働かない脳を精一杯動かし、
馬『これは非常事態であーる!!』
と、判断した馬はトワを呼ぼうと試みた。
馬「トワく………ウグッ、」
だが、叫ぼうとした口はナギの大きな手によって遮られてしまった。
馬「うぅー!」
馬なりに抵抗するも、元からか弱く、ましてや入院するほど体力をすり減らしている彼女の力なんて、ナギからすれば赤子の手を捻るようなものである。
ソウシに教えてもらった護身術を使おうにも、自分がベッドに寝ている状態だと動くこともままならない。
馬「…うぐぐっ……」
ナギの片手は馬の口を押さえたまま、もう片方の手は彼女の両手を一つに束ねて頭上に拘束した。
馬「……!!」
ナギの蛮行に驚き、馬は目を見開いた。
ナギ「……こんな場所で悪ぃな。」
と、ナギは口では謝罪するものの、彼の表情からは少し興奮している様子が窺えた。
馬「んー!!」
嫌です!と否定の言葉を述べようとしても、押さえ付けられている口からはくぐもった声しか出せなかった。
チュゥゥッ…!
馬『…いたっっ!』
明らかに以前の時よりもキツく首筋を吸い上げられた。
その直後に、ナギは馬の病院服の合わせ目に手を挿し込む。
馬「んんんんーー!!!」
今までで一番大きな抵抗をする馬。
それもそのはず、病院服の下は下着も何も着けていないのだ。
まだ衣服は開かれてはいないものの、ナギの手が直接馬の肌に触れる……
馬『ちょっとこれ以上は駄目だ……よく考えよう………うん、押してダメなら引いてみよう!』
馬は暴れていた力を抜いた。
そして、抑えられているナギの手をぺろりと舐めた。
馬「……ふっ……うん…」
ペロペロとナギの手を舐め続ける。
ナギ「……馬、」
従順になった馬を見て、彼女もその気になったのかとナギは自身の手の力を緩めた。
馬『チャーンス!』
口の拘束を解かれた馬はすぐに外にいるトワに助けを呼ぼうかと思ったが、寸前で踏みとどまった。
今の姿をトワに見られてしまうときっとナギが悪者として捉えられてしまう。
そして、シリウス海賊団の掟、『嫌がる女に手を出さない』という項目に背いていると思われ兼ねない。
自分のせいでナギがシリウス号にいられなくなる事態は避けなければ…そう考えた馬はナギを説得する事にした。