ミゼル島~大病院の陰謀説~(その1)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬『ヒヨコ愛好家のナギさんにヒヨコ並みに好きって言われたら、それはもうかなり好きってことだよね~!
って事は、ナギさんの良き相棒になれるかも♪』
実際のところ、馬はナギの『恋人』というポジションになることを望んではいない。
破局したら終わりを迎えてしまう『恋人』よりも長い付き合いになりそうな『相棒』やら『右腕』というポジションに憧れている。
他にも『嫁』ポジションにも憧れてはいるが、ナギには相応しいパーフェクトレディーと結ばれて欲しいと思っているので、自分が『嫁』ポジションに収まるという考えはあまり現実的ではない。
無人島でナギと2人だけで過ごし、より一層ナギの素晴らしさを知れた時にその考えは確信に変わったのだ。
馬『ナギさんの本命女性が現れるまでは、私がヒヨコポジションで可愛がってもらったりして…デヘヘ////』
ヒヨコと同等にナギに愛でられる想像をしたせいで、馬は気の緩んだ顔になってしまった。
ナギ「………何ニヤけてんだよ。」
馬「フフフ、ナギさん!ケホッッ、私を愛して止まないヒヨコだと思って好きなだけ愛でてください!!」
夢を実現するためにも、いつもの如く手を広げて馬はナギにアピールをする。
ナギ「……………」
ナギは真顔でジーッと馬を見つめた後、いきなり彼女の目の部分を大きな掌で覆った。
馬「え!?」
ナギ「…アホばっか言ってねぇで寝てろ。」
馬『あ……これはアレだわ!!鶏を絞める時に使う技……こうされると……鶏は………………カー………』
ナギが手を離した時には、既に馬は眠っていた。
目隠しをしていたのはほんの数秒の間で、それにも関わらず彼女は気持ち良さそうに眠ってしまったのだ。
ナギ『……本当に寝やがった……鶏と同じじゃねぇか。』
冗談で試してみたナギだったが、鶏と同じ結末になった事に愕然としていた。
……………………………
馬「………ぉほっ?」
シン「見事なマヌケ面だな。」
馬「ギャァッッ!!おはようございます、御主人様っ!」
鶏実験を経て馬が再び目を覚ました時にはナギの付き添いからシンの付き添いへと代わっていた。
シン「…はぁ。お前も偉くなったものだな。
24時間の付き添いなんて王族並みの扱いだぞ?」
シリウス号以来の久々の再会にも関わらず、シンは馬の心配をするどころか悪態をついている。
これぞシンスタイル!!
しかし、馬もシンに負けてはいない。
馬「出ましたね、久々に会ってすぐのナイフのような言葉責め……もう、素直じゃないんだ・か・ら☆」
『だ・か・ら☆』の言葉に合わせてシンの肩を指先で突くという怖い物知らずの動きをした。
というのも、寝起き直後に会話したものだから彼女のテンションはいつもに増しておかしいことになっていたのだ。
シン「お前は無人島で洗練されてきたかと思ったが、全く変わってない変人ぶりだな。」
シンはやれやれと言った様子で呆れている。
しばらく無人島での出来事を雑談した後、
馬「それと、シンさん。ここだけの話なんですけど。」
声を潜めた馬がシンをチョイチョイと手招きして呼び寄せた。
馬が何か興味深い情報を掴んだのかと思い、シンは耳を傾ける。
馬「シンさん、あのですね。」
シン「何だ?」
馬「シンさんの…シルクのパンツ…ください…ハァハァ!」
ゾワッッ!!
鳥肌の立ったシンは思いっきり仰け反った。
シン「お前は変質者かっっ!」
馬「やっぱり、こういう反応が理想的だなぁ…」
馬はウンウンと頷いた。
馬「すみません、冗談ですよ。
でも、無人島生活で同じパンツばっかり穿いてたから新しいシルクのが欲しいのは本音ですけど。」
シン「お前はぶつぶつと気色悪いことを言う… それに『理想的な反応』って何だ?ふざけるな。」
ほとほと呆れ果てているシンは心底嫌そうに傍の椅子に腰掛けた。
馬「ケホッケホッ…うぅ、病人の話を聞いてくださいよ、御主人様。」
シン「………」
シンは馬を一瞥する。
否定の言葉をすぐに吐かないということは、一応苦しそうに咳き込む病人の話を聞いてくれるということだ。