ミゼル島~大病院の陰謀説~(その1)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「や、や、や、やっぱりナギさん変ですよ! いつもはもっと鬼瓦のように恐ろしいでしょう!?」
馬は教育的指導を覚悟して、あえて挑発するように言ってみたが、
ナギ「(鬼瓦?)……そうか?」
まさに糠に釘状態で、ナギは全く怒る素振りが無い。
そんなナギの反応を見て、馬はますます不安になってしまった。
馬「も、も、もしかして…無人島生活の最中にどこか頭をぶつけたりしてませんか?」
馬はすぐにナギの身体を引っ張り、自身の方に引き寄せた。
ナギ「……………」
ナギは抵抗することなく馬に身体を寄せる。
馬「えぇー…!?」
抵抗されない時点でナギの様子がおかしい…焦る馬はすかさず彼の頭部に触れて外傷がないかチェックをする。
馬「うーーん…目立った傷は無ーし!よってナギさんがおかしい理由は………全くわかりませーん!!」
と、馬は直接本人に告げた。
ナギ「……アホ。俺は普段通りだ。」
馬『だったらこの繋がれた手はWhy?』
やはり意味がわからない……ナギが馬の身体を求めて首筋を舐めたり、触ったりしてくるのは理解出来る。
男性の本能的な性欲から来るものだからである。
しかし、今の手繋ぎという状況はいまいちわからない。
馬『男女の手繋ぎと言えば恋人同士がする愛情表現だよね?
ナギさんが私にしたいなんてあり得ない…そう言えばさっきのキス未遂もWhy?』
馬の中ではキスも『恋人同士がする行為』のジャンルに分けられている。
馬『キスも、ナギさんからすれば性欲の内に入るのかな?
好きでもない相手にも出来るもの?
あぁ、わかんない…』
このように、馬の頭の中でたくさんの考察を繰り広げていたが、結局のところ答えは出なかった。
馬「………むむむ、うーん…」
ナギ「…………」
コロコロと表情を変えながら何かを考えている馬は、やはり見ていて飽きが来ない。
この感覚はペットを観察しているようにも思えるし、もしくは、好意を寄せている相手に抱く感情なのかもしれないし、微妙なところではある。
とにかく馬は普通の女性とは言動が異なり過ぎている。
ナギが今までに関わってきた女性達は大抵彼の前では大人しく従順で、綺麗に着飾り、変わった発言も無く、普通の会話をする女性ばかりだった。
改めて考えてみると馬とは全く逆だと思える。
全く逆だからこそ、馬が少しでも女性らしい素振りを見せた時のギャップが堪らないのだ。
馬「ナギさん!!」
ナギ「………あ?」
馬「単刀直入にお聞きしますが、貴方様は…わ、わ、わ、私の事が好きなんですか!?」
……やはり馬は極端なやつだ、とナギは思った。
ナギ「……はぁ?」
こんなムードもへったくれも無い状況で、唐突に尋ねられてもナギは肯定しづらい事この上ない。
いつものように怪訝な顔をして無愛想に返してしまった。
馬「ひぃっ!夜叉さん!!でもいつものナギさんで安心!!そ、そ、そんな事無いですよね。変な事を聞いてすいやせんっしたぁ!!」
…しまった、馬を怖がらせてしまった、ナギは密かに反省した。
ナギ「………いや、俺は好きじゃねぇとは言ってない。」
馬「好きじゃないとは言ってない……好きの否定の否定だから…好きって事?
いやいや、否定の否定の否定で…つまり嫌い?
『好きじゃない』は嫌いで、『言ってない』なら言うってことで、つまり『嫌いを言う』になって…あ゙あ゙ぁぁあ、嫌われているぅぅぅ~!ケホッケホッ」
勝手に馬の中で話が進んでいき、ナギはただ呆れながら見守るだけだ。
ナギ「……もう黙ってろ、また咳が悪化する。」
ナギは馬の頭を抑えて警告する。
馬「ゲーホゲフッ…しかし、ナギさんに、ゲフッッ嫌われているのなら一大事でして…ゲフンッ」
ナギ「あー、わかったわかった。
……お前は…動物みたいで嫌いじゃねぇよ。」
馬「なるほど!私はヒヨコ並みってことですか!!」
まだコイツはその話を引き摺るか…ナギは呆れている。
ナギ「……そうだ。お前はヒヨコ並みだな。」
馬「あぁ、良かった!ヒヨコ並みなら安心しました…ケホッケホッ。」
基準がよくわからないが、馬が安心したのならそれで良い、と、ナギは適当に受け流した。