ミゼル島~大病院の陰謀説~(その1)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬とナギはベッドの上で抱擁を交わしている。
無理矢理ナギをベッドに座らせ、馬が彼の上半身に抱き着く形での抱擁だったが、いつの間にかナギも背中に手を回してくれていた。
馬『あー、これだこれ。最っっ高!!』
馬はナギに直接触れて、気持ちを落ち着かせることが出来た。
幻のウナギのおにいちゃんが教えてくれた『守ってもらえる安心感』を堪能することが出来るのは、やはりおにいちゃんの他にルームメイトのナギしかいない。
細身ながらも抱き着きやすいガッシリとした体格、ナギの纏う匂い1つを挙げてもまさに馬の理想的な体臭で…そんなマニアックな事を実感していた時、
ナギ「………馬、」
馬「はい?」
ナギに名前を呼ばれたので腕の力を緩め、彼の身体を自由にした。
ナギ「…………」
馬「…何でございましょ?」
何も言わないナギだが、馬の額にコツンと自身の額を宛がった。
馬『ウヒョッ、イケメンおでこパラダイスゥゥ〜〜〜!』
と、馬が興奮するのも束の間、今度は彼女の顎を片手で持って上を向かせた。
そう、世間一般でいう『顎クイシチュエーション』である。
馬「……へぇ!?」
ナギ「……………」
ナギの唇が馬の唇に触れようとした時、
ガラッッ!!
ソウシ「ナギ、付き添いこうた、」
入室して来たと同時にソウシは固まった。
ナギ「………………」
ナギも固まる。
馬「ちょっとナギさん。キッスをするなら結婚してくださいよ!!」
馬は空気を読まずにプロポーズをする。
ソウシ「…………」
ナギ「…………」
馬「結婚~!」
三者三様、三竦み状態になってしまい、病室には気まずい空気が流れた。
……………………………
ソウシ「………ナギがね、ずっと馬ちゃんの傍を離れずに付き添ってたんだよ。」
ソウシはいつもの慈愛に満ちた笑みを浮かべながら馬が眠っている間の事を教えてくれた。
本当に微笑ましく思っているようで、献身的だったナギの様子を懇切丁寧に説明してくれた。
その後、
ソウシ「そうそう、ナギから聞いたよ。
ずっとナギを抱えたまま無人島まで泳いだんだって?
君みたいな小柄な女性がどうやってそんな偉業を達成出来たのか教えてくれないかい?」
少し興奮しながら遭難時の詳細を馬に尋ねてきた。
馬「どうやって、かぁ…それはもう奇跡としか言いようが無いですよね。
あ、でも一言で言うなら【やってて良かった古式泳法!】かな!」
ソウシ「えっっ!古式泳法って、鎧を着たまま泳ぐって言うアレ…?」
馬「そうですそうです!さすがソウシさん、知ってるんですね!
あのがに股でワシワシして泳ぐ古式泳法♪」
ソウシ「……確かに、ナギはヤマト武士の鎧以上の重さがあるよね。
一体どうやってやるの!?がに股でワシワシって!?」
ヤマト文化マニアのソウシのテンションが段々と上がっていくのが分かった。
馬「ごめんなさい、今すぐ実演したいんですけど、残念ながら私の秘所に変な管が通ってて動けないっす…」
ソウシ「……あぁ、カテーテルね。後で君の担当医に言ってあげるよ。」
馬「お願いします…」
この秘所に通っている管のせいで先程は思う様に動けず、ナギの腕を一本釣りする羽目になったのだ。
そんな馬が抱えている問題を素早く解決してくれるソウシはさすが医師である。
暫くして…
ガラッッ!!
ナース「ハナコさーーん(※馬の偽名)……!?」
馬の担当ナースが部屋に入ってきたのだが、その時彼女が見た光景は、頭にありったけの荷物を乗せたソウシががに股で変な動きをしている場面だった。
眉目秀麗のイケメンが、がに股で腰をカクカクさせる様子は衝撃的で、ナースは暫く動けなくなってしまった。
馬「ちょ、ちょっと(笑)ソウシさん……ゲホッゴホッ……(笑)く、苦しいゲホッゲホッ……そ、その動き止め……ゲホッゴホッゴホッッ(笑)(笑)(笑)」
ソウシ「いやいや、古式泳法ってこんな動きどころじゃないはずだよ!もっと腰を入れないと前に進めないと思うんだ!!
ほら!!馬ちゃんもあの時を思い出しながら私の動きを見て指摘して!!」
入ってきたナースに気が付いていないソウシは、いきいきと古式泳法を再現しようとする。
馬「……ちょっと(笑)ゲホッゴホッゴホッッ(笑)見せようとしないで(笑)…ゴホッゴホッ(笑)本当に止め…ゲホッゲホッゴホッ」
笑いすぎて咳が止まらなくなる馬。
ナース「ちょっと何してるの!!!」
馬の容態に気が付いたナースが慌ててソウシを止めた。