ほぼ無人島~脱出SOS!~(その5)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギ「………わかりました。」
馬の過去の話を聞いてからというもの、彼女はどこか神聖で穢れのない存在に思えて仕方がない。
そんな彼女を、やましい過去があり、さらに性格も不躾である自分が傷付けずに大事にしてやれるかなんて正直自信が無い。
しかし、それでも梅の放つ独特な威圧感を前にすると、ナギは頼みを断ることは出来なかった。
梅「婿殿、ありがとうな!!
よし!新婚の2人が無事に生き残れるようにこの島の地形を説明してやろう!!」
ナギ「……お願いします。」
その後、ナギは梅の手によって作成された島の地図を見ながら非常に有益な情報を教わり、それらを頭に入れていった。
山菜や果物の採れる場所、滝つぼ以外の水場、巨大熊の生活範囲、無人島から近くの島までの移動日数など、聞けることは全て聞いた。
必要な情報を得られたので、そろそろ馬の元に戻ろうとした時、梅から呼び止められた。
梅「婿殿、これを持っていけ。」
梅は足下に転がる複数の武器の内、一つの銃とそのマガジンをナギに手渡した。
ズシリと重いそれは一見すると普通の小型銃だが、グリップの部分に特徴があった。
ナギ「……これは、」
梅「マシンピストル。ちょっとコツのいる携帯銃だ。
もっと威力のあるのを渡してやりてぇところだが、生憎弾を切らしちまってな。」
梅が言うには、マシンピストルは引き金を引いたままにすれば全自動で次弾が装鎮されるという連射に向いた銃だという。
しかし、その分威力は低くて獲物に当て難く、加えて短射程というデメリットもある。
梅「狭い場所で熊に不意打ちをくらったら、弾丸を一気に叩きつけて怯ませるんだ!
その鎖鎌で戦うよりかは逃げれる可能性は上がるだろう!」
ニヤリと笑う梅は、最後に銃の使用法を説明してくれた。
……………………………
馬「……………」
馬は毛布の上でうつ伏せになり、うつらうつらと船を漕いでいた。
ヒヨコを握り潰さないように気を付けていたのと、ナギが帰って来るまでは寝ないでおこうと心掛けていたのだが、睡魔に勝つことは難しかった。
ナギ「…………」
馬「………むむっ!ナギ様のお帰りか!!」
ナギの気配を察して馬はすぐに覚醒した。
彼が帰ってきたら先程の事について謝ろうと思っていたのだ。
ナギ「…………まだ起きてたのか。」
ナギは獲得してきた物を地面に下ろした。
借りた銃だけは暴発して馬に当たらないよう、銃口に気を付けながら丁重に扱う。
馬『……えーっと…どうやって謝ろう……』
少し寝惚けた馬の脳裏に3つの選択肢が浮かんだ。
1.素直に謝る
2.素敵に謝る
3.素肌に謝る
間違い易い選択肢だったが、馬は1番を選んだ。
つもりが、3番を選んでいた。
馬は眠るヒヨコを毛布の上にそっと下ろし、焚き火に枝を投入し直すナギの隣へと近寄る。
馬「………ナギさん!!!」
ナギ「………あ?」
馬「よいしょっ!」
馬は珍しく自分から彼の膝の上に座った。
ナギ「……!」
彼女の行動にナギは驚いている。
どういう意図があるのかと訝し気な表情だ。
馬「………ナギさんに物申す!!」
ナギ「…………」
うるさそうに顔をしかめるナギのことはお構いなしに、馬は彼のタンクトップを鎖骨辺りまでたくし上げた。
ナギの素肌が深夜の冷気に晒される。
ナギ「………おい。」
ナギの低い声にも無視を貫き、そのまま彼の胸に顔を埋める。
馬「……私、ナギさんに謝ろうと思って、」
ナギ「………っ」
彼女の吐息がナギの肌に直接かかり、くすぐったい。
馬「すみません、私が純情派ぶるばっかりに、ナギさんを傷付けてしまいました…」
ナギ「…………」
ナギの素肌にダイレクトに触れながら謝る馬。
ナギ『どう考えても純情派の謝る体勢じゃねぇだろ…』
と、ナギは思った。
馬「私はナギさんを傷付けたく無いです。 でも、覚悟は出来たと思ってもいざ秘め事をするとなったら怖くなる軟弱者です……」
馬は控え目に自分の気持ちを語る。
そして、その言葉をナギは黙って聞いている。
ナギ「…………」
何故、自分の服が脱がされかけているのかは考えないことにした。