ほぼ無人島~脱出SOS!~(その3)
こちらで夢小説の名前設定!
本棚全体の夢小説設定このブックはドリーム機能を使用しています。 名前を入れると、登場人物に自動変換します。
名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
馬「……ハァ……私は………ナギさんの物……なんでしょう?………お好きに……どうぞ。」
馬はいつかのナギとの触れ合い時に言わされた言葉を反芻する。
それに加えて、
馬『出来ればあまり揺さ振らずにお願いします…』
と、今1番の希望を心の中だけで呟いておいた。
嘔吐感の荒波に揉まれる馬は『もうどうにでもなーれ☆』というような、殆どヤケクソに近い心境である。
ヤケクソとは言っても、ナギが喜ぶなら抱かれることは苦ではないのだが、出来ればきちんと想いを伝えあって恋人同士になってから、さらに理想を言えば結婚を前提にした上で初めて身体の関係になりたかった。
しかし、辛そうに我慢をするナギを見ているとそんな理想は霞んでしまう。
ナギがそうであるように、馬もナギが辛そうにしていると自分の胸が非常に痛むのだ。
馬『ナギさん辛そうだわ……ところがどっこい……うぅっぷ……タイムリーに一番辛いのは………すぐにでも吐けちゃうこの私だと思いますよぉぉ!』
と、心の中で締めくくり、これ以上何も考えられなくなった馬は固く目を閉じてナギに全てを委ねた。
直後、
チュゥッ……
馬は首筋にキスを受け、胸当ての付けていない服の上からナギの大きな掌によって膨らみを掴まれた。
馬「…アッ……」
ビクッと身体が跳ねてしまう。
それは泥酔している馬にとって、身体の奥がむず痒くなる大きな衝撃となって返ってきたのだった。
何故かいつもより過敏になっている気がする…馬はその現状に酷く困惑した。
馬「…ハァッ……ちょっと待って、ナギさ、」
馬は慌ててナギを止めようとしたが、その声は虚しく闇夜に吸い込まれるだけだった。
馬『…ちょっと…怖くなってきたぞ…』
人は酔い痴れた時、喜怒哀楽の中でどれかの感情に集中しやすくなるのだが、 今の馬は何故か『恐怖』の感情に集中しているようだ。
抱かれる覚悟を決めたものの、アルコールによる判断力の低下と迫りくる嘔吐感に対する焦り、さらには愛撫によるむず痒さへの違和感…様々な感覚が同時に沸き起こって馬は非常に混乱している。
そんな彼女を救う事が出来るのは今目の前にいるナギしかいないはずなのに、当の彼はというと馬の両手を片手で拘束している。
身体を動かしたくても全く動かせない現状にも馬は恐怖を感じて心が乱されている。
馬『どうしよう…自分じゃなくなる感覚が怖い……でも私は受け入れるって言ったのに……ナギさんに嘘をついたことになるのかな……それも怖い………動けないのも怖い……
怖い、怖い、怖い、怖い………
あーー…この怖い感じ………………昔もあった気が………』
悪酔いが過ぎて恐慌状態に陥った結果、馬はいよいよ昔味わった恐怖体験…トラウマまでも思い出していた。