ほぼ無人島~脱出SOS!~(その3)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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ナギには慎ましく見えている馬だが、内心では己と格闘していた。
馬『うぉぉぉ……私の中の……酒豪魂よ!! これ以上、決して酔うべからず!!!
ダメでしたぁぁぁ……気持ち悪くなるパターンに移行しまーす………あぁぁぁ吐いちゃうぅぅ〜…』
健闘むなしく馬はアルコールに敗北し、気持ち悪さを伴う結果となってしまった。
馬「んー…………ナギ…さん………ハァッ…………ハ……………ハッ……」
馬は力が入らないため、ナギにしなだれかかっている。
そして、気持ち悪さを紛らわすために自身の額をナギの身体にグリグリと押し当ててもいる。
ナギ「………あ、あぁ。」
泥酔状態の馬が甘えてくるレアな状況に、ナギは衝撃を受けていた。
ナギ「……お前、普通にしてたら可愛いのにな。」
かなりどころか非常に失礼な物言いだが、ナギの男心を直接刺激する馬の姿態に思わず本音が溢れてしまったのだ。
加えて、彼自身も少々酔っているというのもある。
しかし、泥酔状態で吐き気と闘っている馬はそれどころでは無かった。
馬「ハァッ……ハッ……うぅ………ハァ、ハァッ………ちょっと……重くて……ごめんなさい………」
体に力が入らないので、ナギに全体重を預けてしまっていることを詫びた。
ナギ「………………」
ナギは葛藤していた。
ちょっとした悪戯心で酔わせたつもりだったが…思いっきり身体が反応してしまっている。
馬「んーー………」
タイミングの悪いことに馬にきつく抱擁されてしまった。
今の彼女は下着を付けていないので普段よりも柔らかく、抱き心地が抜群に良い。
馬は自分を助けるために長時間泳ぎ続けた反動で身体を動かせずにいる。
そんな彼女を今ここで自分の欲で暴くわけにはいかない…
しかし、そんなことは忘れて力付くでも抱きたい……!
ナギはひたすら葛藤していた。
馬「……ナギさん…温かいれすかぁ……?」
今度は呂律も回らなくなっていた。
舌足らずな彼女の話し方がまたナギのツボにはまってしまう。
ナギ「…………あぁ。」
そういえば身体が冷えてるのが前提で馬に温めてもらっているのだった。
実際は、酔っている馬の身体は熱く、一部熱のこもっている自分もかなり熱くなってしまっているのだが。
一方の馬は、
馬『気っっ持ち悪い………吐いちゃダメ、吐いちゃダメでやんす……
話題!!何か話題を……ひたすら話して自分の意識を吐くことから遠ざけよう…………ダメだっっ!どう足掻いても気持ち悪い!! 』
艶っぽい事など全く考えておらず、必死に嘔吐感に耐え続けていた。
馬「………んっ………ハッ………ハッ………」
荒い息を吐き出しながら、胃の辺りから込み上げて来る嘔吐感を耐え忍ぶ。
今の馬には色っぽいとか可愛いだとかは関係ない。
敬愛するナギの前で盛大に吐かないために必死になって息を整えている、ただそれだけなのだ。
ナギ「……………馬、悪ぃ。」
馬「………ハァッ……………はい?」
ナギに謝られた直後、毛布の上に押し倒される。
馬『おぉぅっっ!脳天が揺さぶられるー、フォーッッ!!』
勿論、馬は気持ち悪さと格闘しているのでナギを制止する余裕など無かった。
馬「……ナギさん?………ハァッ……ハァッ……」
出来れば座っておきたいのですが、ということだけでも伝えたかったが、嘔吐感のビッグウェーブがすぐそこまで迫っているために言い切る事は出来なかった。
ナギ「抱きてぇ……」
凄く申し訳無さそうにナギが呟いた。
彼の顔はいつもより目元が潤んでおり、声もとても甘い。
ナギの心身共に高揚しているのが窺えた。
馬『ゔぅぅ……このタイミングでぇぇ……』
しかし、今の馬は憐れな泥酔サーファー。
巨大な嘔吐の波が押し寄せているのだ。
それでも、ナギの気持ちをぞんざいに扱いたくない…
馬も葛藤していた。
結果として馬はナギの気持ちを汲むことにした。