ほぼ無人島~脱出SOS!~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「巨大なおしりをかじり虫~♪っと、出来た!!」
パンッ!と小気味よい音を鳴らしてナギのバンダナを綺麗に伸ばした。
ナギ「終わったか?」
馬「ウヒッッ!!」
突然ナギが出現したものだから、馬は素っ頓狂な声を上げてしまった。
馬「い、い、いつの間にいたんです!?」
ナギ「……お前が尻を連呼してる時から。」
ナギは隠す事なくありのままの情報を馬に伝えた。
馬「あ゙ぁぁ゙ぁ~!」
途端に馬は頭を抱えだし、筋肉痛に響くので動きは控えめに悶え始めた。
馬「歌を聞いてたんですね?もっとカッコイイ歌にしとけば良かったぁぁ〜!!光とか、闇とか……自分への苦悩とか…愛だの恋だのとか……よりによって尻と虫の歌を聞かれるなんてっっっ!」
悶え続ける馬の顔は湯気が立ち上りそうな位に真っ赤になっているのでかなり恥ずかしいのだろう。
馬のあまりの取り乱しようにナギも釣られて困惑する。
ナギ『こいつの羞恥ポイントがわかんねぇ…』
歌詞の内容など普段の彼女自身の奇行に比べたら可愛いものではないか、とも思った。
馬の身悶えタイムも落ち着いた頃、
馬「気持ちを切り替えます……
ナギさんの服、渡してくれたら洗いますよ。塩気があって気持ち悪くないですか?」
と、ナギに持ち掛けた。
ナギ「……良いのか?」
馬「はい!腕だけはバッチリ動かせますからね。ささ、生着替えを私に見せ…じゃなくて、早く脱いでくださいな。」
馬に促され、シャツと上着を脱いだナギはそのまま彼女に渡した。
馬「上半身裸のナギさん……今日のご褒美タイムですね!!ハァハァ!!!」
バシャバシャバシャ……
馬は顔だけはナギの上半身を凝視したまま、首から下の身体は洗濯をするという何とも器用な技を披露している。
馬「いや、もう…なんか、このままナギさんの服が一生乾かなければ良いのにって思っちゃいます!!」
と、鼻息荒く語られてもナギはとても困るのだが。
馬の考えることはナギには到底理解出来ないことばかりだ。
馬「はい、洗えましたよ。次はメインディッシュのパンツですね、ください!!!」
ナギ『絶対さっきの歌よりも、今の発言の方が恥ずかしいだろ…』
ナギが非常に引いているにも関わらず、両手を差し出しておねだりをする馬。
勿論、ナギの答えは『NO』である。
ナギ「…それは自分でやる。」
馬「え・ん・りょ・な・さ・ら・ず……」
ナギのズボンを腕の力だけでグイグイ引っ張り馬は迫る。
普段の非力な彼女からは想像出来ないほどの力で、欲望は人をここまで変えてしまうのか…
ナギ「やめろ、お前が歌ってたやつトワとハヤテに言うぞ?」
このままでは本当にズボンを剥ぎ取られてしまう。
危機感を抱いたナギは咄嗟に馬の弱味になりそうなことを言ってみた。
すると、
馬「………!!」
ピタッと馬の動きが止まる。
効果はあったようだ。
馬「もうやだぁぁ!!ナギさん忘れてくださいよぉぉぉぉ!!うわぁぁぁあん!!!」
再び顔を真っ赤に染め上げ、泣いて恥ずかしがる馬。
ナギ「………」
やはり馬が感じる羞恥の基準がよくわからないナギだった。
……………………………
ナギ「俺が戻るまでじっとしてろよ。」
馬「はいっっ!!」
ナギに命じられ、馬はとても良い返事をした。
ナギ「………」
寡黙なナギは発言こそしなかったが、彼女の返事を信頼し、軽く笑みを浮かべてから立ち上がった。
彼は洗濯物と枯木等を抱えられるだけ持って、先に元いた場所、ベースに戻ろうとしていた。
馬「お気を付けて〜!」
ナギが立ち去るのを見届けた後、
馬「ふんぬぅぅぅぬぉぉぉぉ!!!……ぐぬわぁぁぁぁ!!!!」
馬は物凄い声を張り上げながら、動かない下半身を無理矢理引き摺って進もうとした。
馬「………ハァハァ……まだよ、まだまだよ馬! あなたはもっと歩けるはずよ!!」
そしてまた一歩踏み出し、
馬「はい!馬先輩!!」
と、自分の声援に自分で応答した。
馬「やれば出来るじゃない、ほらこのまま頑張って!!!」
一人二役をこなしながら自分を鼓舞する。
そんな馬は自力で歩いてベースまで戻ろうという魂胆だ。
馬「痛ぁぁぁぁいけど………………あるくぉぉぉぉ……………」
ガシッ!!
馬「……げぇっ!!」
馬はいきなり腰を捕まれた。
この感覚は何度も体験しているので、掴んだ人物は誰なのか見なくても理解した。
馬「……魔王様、ご帰還されましたか。」
ナギ「…………誰が魔王だ。」
馬「醸し出す雰囲気が魔王そのものかと、」
ナギ「じっとしてろって言ったよな?」
ナギは馬の腰を捕んだまま説教タイムに突入した。