ほぼ無人島~脱出SOS!~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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馬「わかりましたから、離してください。」
ナギ「……嫌なら自分で離れたら良いだろ。」
馬「酷いっす、私動けないのに。」
ナギ「……やっぱり無理してたんだな。」
ナギは馬の発言の揚げ足をとるのが得意だ。
馬「うぐっ……」
真実を言い当てられ、何も言い返せない馬。
ナギ「……………」
馬「…………」
ナギは馬を一瞥した。
言い返せずに観念したのか、彼女はナギの胸に静かに顔を埋めている。
表情は見えないが、耳まで赤くなった様子から察するに、この現状を相当恥ずかしがっているのだろう。
ナギ「………」
途端に昨晩見た馬の裸体が脳裏に浮かんでしまったが、ナギは必死に忘れようとした。
ナギ「………まぁ、休んどけってことだ。」
ミイラ取りがミイラになる前に彼女を解放してやった。
ナギから解放された馬は安堵し、いつもの調子に戻っていた。
馬「質問でーす!湧き水までは遠いんですか?」
ナギ「……少し歩いた先にある。」
馬「じゃぁ、リハビリついでにそこまで行きたいです!行ったら今日は大人しくするって約束します!!」
馬はこれだけは譲れない、と言わんばかりの迫力で湧き水の場所に行きたいとナギにアピールする。
ナギ「…………はぁ。」
大きな溜め息をついたナギ。
ナギ「……戻ったら大人しく寝てろよ?」
ナギは馬の交渉に乗ってやることにした。
……………………………
馬達が滞在している場所から少し歩いた奥地に小さな沢があった。
岩壁の斜面からシャバシャバと、水が流れ落ちている。
ナギの言う通り、落ちてくる水は無色透明で自然環境で上手に濾過されている湧き水だった。
馬「あぁぁぁ………ナギさん、一刻も早く投げ下ろしてください……私はすぐに切腹したい………」
自力で歩いて行くつもりだった馬は、なんとナギの背中に負われていた。
背負われるその瞬間まで馬は抵抗したがあえなく敗北し、以降は申し訳無さからずっと割腹願望を呟いている。
ナギ「………ほら。」
ナギは水辺の近くに降ろしてやった。
動けない馬が手を伸ばせば水に触れられる範囲の場所だ。
馬「運搬してもらっちゃってすみません、ありがとうございます。」
ナギ「…タオル代わりに使ってもいいぞ。」
ナギは自分のバンダナを差し出し、 使用許可を出してやった。
馬「タオルどころかパンツ代わりに使いた、」
ナギ「返せ。」
そして、すぐに使用許可を取り消した。
馬「じょ、冗談ですよぅ…身体を拭かせていただきます!」
馬は慌ててバンダナを受け取った。
ナギ「……ちょっと木材を集めてくる。」
馬がこれから行いたい事を察しているナギは彼女を沢に残し、資材を集めに行った。
今晩の焚き火に使う枯木などが欲しいのも事実なので今のうちに探しておきたい。
馬「はい、行ってらっしゃいませ!」
声だけは元気に馬は見送った。
馬『よし、ナギさんが居なくなったから…』
ナギがこの場に居なくなったことを確認してから、馬は羽織っていたシャツを脱ぎ、上半身裸になった。
借りたバンダナを湧き水に浸し、それを使って頭髪と身体を拭っていく。
シャワーは使えなくとも海水の塩気が取れていく気がして気持ちが良い。
馬『うっひょー!これこれ!!』
まだまだ筋肉痛に響くけれど、衛生状態が良くなることはこの上ない癒し効果があった。
上半身を拭き終え、Tシャツだけを着たら次は下半身だ。
脚から下は流石にバンダナを使う事に気が引けたので、自分の胸当てを水に浸してタオル代わりに使用する。
馬『よーし、サッパリした!さて次は…』
全身を拭き終えた後は洗濯だ。
馬は脱いだ下着を沢の片隅で水洗いする。
やはり海水にまみれた下着を穿き続けるのはどうにも抵抗がある。
バシャバシャバシャ………
馬「あそ~れ、ジャーブジャーブジャーブ♪」
ハヤテとの初対面の時もそうだが、馬は洗濯中、無意識に歌を口ずさむ癖があるようだ。
馬「おしりかじりむし~♪」
選曲はいつも馬のその時の気分で決まる。