ほぼ無人島~脱出SOS!~(その2)
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名前を入れないと『馬』になるので、あなたの脳内で馬が大暴れするでしょう…お気をつけください。
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軽い食事を終えたナギは地面に寝転がった。
馬「寝ます?」
ナギ「……あぁ、 何かあったら起こせ。」
馬「あい、わかりました。」
ナギに返事をした後、よじよじとナギの横までゆっくり這っていく馬。
まだ身体がきついのか、とても辛そうな表情でやってくる。
しかし、自分を目指して這う彼女に動くなとは言えず、片腕を伸ばしてナギは迎えてやる。
馬「ヒヒヒ、汗やら海水にまみれた馬ちゃんが来ましたよ~。」
よじよじ…
ナギ「…………」
馬「塩味ですよ~」
よじよじよじ…
ナギ「……………」
馬「あー、シャワー浴びたい…」
かなり時間をかけてナギの元まで辿り着き、そのまま彼の手腕に収まった。
ナギ「……動けるようになったら湧き水のとこまで案内してやる。」
馬「じゃあ今晩までに動けるようにしときます。」
ナギ「………………」
回復するの早すぎだろ、と心の中で呟いてからナギは目を閉じた。
直後にふわりと優しく撫でられたのがわかったが、それが意外にも心地よく感じられ、ナギはすぐに眠りについた。
……………………………
馬『ナギさんすぐ寝ちゃった…溺れた時の疲れが残っているのに徹夜で頑張ってくれてたのか…』
馬は唯一動く腕を伸ばし、ナギの身体を優しく優しく撫でた。
突如、馬の瞳から大粒の涙が溢れてきた。
馬『……うぅぅ……ナギさん、ありがと…生きててくれたことにありがとうだ…………うぅっっ』
海に放り出されてからずっと張り詰めていた状態だったので、今やっと緊張の糸がほぐれたのだろう。
もしあの時、自分一人で海に投げ出されていたら今頃は海の底に沈んでいただろう… ナギと一緒だったからこの島まで辿り着けたのだ。
島に着いてすぐ、梅からナギが息をしていないと言われた時は自分の心臓が止まりそうになった。
すぐに梅が蘇生させてくれ、ナギは再び息を吹き返したのだが、その時の喜びといったらこれ以上の幸せはないというくらい嬉しかった。
今回の出来事で、馬の中でナギの存在はますます『絶対』になった。
馬『ナギさんには嫌がられるかもしれないけど……私はナギさんのためにずっと恩返しをしていきたいな………』
一通り涙が収まった馬は改めて決意した。
馬『ナギさんのお荷物にならないように、まずは身体を動かせるようにしないと!』
未だ悲鳴を上げる身体に渇を入れながら馬はゆっくりと手足を伸ばした。
……………………………
ナギ「…………?」
ナギが目を覚ますと馬の気配がしなかった。
ナギは慌てて起き上がり、彼女の姿を探した。
すると、
馬「ん?もう起きたんですか?」
すぐ近くに馬がいた。
動けないはずの彼女は自力で立ち上がって元の服に着替え、さらには身体を伸ばしていた。
ナギ「無理すんなって言っただろ!」
馬「ぎゃっ!寝起きの般若!!………イテテッ」
いきなり怒られたせいで馬は身を竦めたのだが、その動きが却って身体に響いたみたいだ。
ナギ「じっとしてろ。」
ナギは馬を抱き上げ毛布の上に座らせた。
馬「夜までに身体を動かすって言いましたし!」
ナギ「……良いから休め。」
馬「嫌です!私はナギさんの足手まといにはなりたくないのである!」
と、言うことを聞かない馬に、ナギはあの手を使うか…と画策する。
ナギ「……馬、」
馬「はい?」
ギュウッとナギは馬を抱擁した。
馬「ほぎゃぁっっ!!」
予想外のスキンシップを受け、馬は赤ん坊のような悲鳴を上げた。
彼女は自分からは平気でナギに抱き付きに行くくせに、逆に抱擁されてしまうと滅法弱いのである。
ナギ「……俺はお前が心配なんだ…わかるな?」
ナギは馬の耳元で甘く囁いた。
馬「ヒィィィ////」
対する馬は真っ赤になってコクコク頷くしか出来ない。
ナギ『……面白ぇ。』
馬の初心な反応にナギのイタズラ心が芽生えるのもお約束になりつつある。