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ストレンジの手を借りて、校長室を出た。出る際、ダンブルドアとスネイプには声掛けず。
あの2人に何と言えばいいのか、白状だが思い浮かばない。
「おや、これはお熱い事で」
ホグワーツの柱に我が物顔で腕を組みながら立つ、チャールズがいた。
揶揄いの表情を浮かべて、手を繋いでいるストレンジとユイを見ている。
見られて尚、ストレンジは手を離す事はない。
「大広間に行ったのでは?」
「なに、目覚めた彼女と少しばかり話したいと思ってね」
先程は状況が状況だけに話せなかったからね、とチャールズは彼女に近付く。
この時ばかりは、ストレンジから手を離してチャールズに言う。
「カルデア学院校長、初めまして」
「俺は教頭から君の話を何回も聞いているから、初めての気はしないのだがね。
しかしまさか君が、ホグワーツとの戦争に賛成するなど意外だったな」
「テスカトリポカさんに危害を加えたのですから、当たり前の事したまでです」
冷酷に光る目を見て、チャールズはまさに俺好みだと賞賛する。
「くく、大人しそうな顔の人間が闇に堕ちる、とは俺好みだ。
やはり俺の目に、狂いなどなかった。
異世界から来たと教頭から聞いたが、帰りたいと思わないのかな」
「帰りたい、ですよ。でも、まだホグワーツの敵となる方を倒してないので、無理なんです」
この回答に、チャールズは意外にも目を見開く。
何だその出鱈目な言い訳はとまで、憤る始末だ。
「あ、あの、チャールズさん?」
「君はホグワーツにダンブルドアから勝手に召喚された時点で、帰れたのだぞ。
そんな出鱈目な言い訳をすると言う事は、君をどうしても手元に置いておきたかったからか」
気持ちは分からなくもないが、と付け加える彼に色々言いたい事あるが、それよりも気になる事が。
「私、最初からダンブルドアに騙されていた?」
「ストレンジ、君は最初から気付いていたのだろう?
それでも黙っていたのは、彼女を傷付けたくなかったからか、またまたダンブルドア同様に気に入ったから。
さぁ、どっちかな」
笑ってはいるが、目は真剣なチャールズ。
これにストレンジは。
「別に、俺は何も気付いていない。それに校長殿から聞いて今知った。
ダンブルドアは彼女を手元に置いておきたいが故に、ずっと騙していた事を」
躊躇いなく言い切る彼には、とても嘘を言っている様には見えなかった。
成る程とチャールズが頷く。
「そうだな、うん。お前は人を騙したりする奴が、大嫌いだもんな。
無論、この俺も含めて」
自嘲気味に言う彼に、ストレンジは鼻を鳴らしただけだった。
どうやら本当らしい。
「えっと、じゃあどうすれば帰れるんですか?」
「その前に、君にはやるべき事があるだろ」
何を、と問い掛けるユイに、彼は言う。
「これから始まる、ダンブルドアによるカルデア学院との戦争の始まりの進言を聞く事だ。
そして君は、この世界で仲良くなった奴らを見捨てて、元の世界へ還るか、だ」
チャールズの目は、酷な選択を迫る楽しさに、光り輝いていた。
「校長、大広間に行って、戦争の進言を」
「セブルス、儂は間違っていたかもしれん」
「今更悔いても、仕方ありません。
ナズの仕業に気付かなかった、我輩にも落ち度がある」
彼らは互いを励まし合いながら、重い足取りで大広間へと向かった。
あの2人に何と言えばいいのか、白状だが思い浮かばない。
「おや、これはお熱い事で」
ホグワーツの柱に我が物顔で腕を組みながら立つ、チャールズがいた。
揶揄いの表情を浮かべて、手を繋いでいるストレンジとユイを見ている。
見られて尚、ストレンジは手を離す事はない。
「大広間に行ったのでは?」
「なに、目覚めた彼女と少しばかり話したいと思ってね」
先程は状況が状況だけに話せなかったからね、とチャールズは彼女に近付く。
この時ばかりは、ストレンジから手を離してチャールズに言う。
「カルデア学院校長、初めまして」
「俺は教頭から君の話を何回も聞いているから、初めての気はしないのだがね。
しかしまさか君が、ホグワーツとの戦争に賛成するなど意外だったな」
「テスカトリポカさんに危害を加えたのですから、当たり前の事したまでです」
冷酷に光る目を見て、チャールズはまさに俺好みだと賞賛する。
「くく、大人しそうな顔の人間が闇に堕ちる、とは俺好みだ。
やはり俺の目に、狂いなどなかった。
異世界から来たと教頭から聞いたが、帰りたいと思わないのかな」
「帰りたい、ですよ。でも、まだホグワーツの敵となる方を倒してないので、無理なんです」
この回答に、チャールズは意外にも目を見開く。
何だその出鱈目な言い訳はとまで、憤る始末だ。
「あ、あの、チャールズさん?」
「君はホグワーツにダンブルドアから勝手に召喚された時点で、帰れたのだぞ。
そんな出鱈目な言い訳をすると言う事は、君をどうしても手元に置いておきたかったからか」
気持ちは分からなくもないが、と付け加える彼に色々言いたい事あるが、それよりも気になる事が。
「私、最初からダンブルドアに騙されていた?」
「ストレンジ、君は最初から気付いていたのだろう?
それでも黙っていたのは、彼女を傷付けたくなかったからか、またまたダンブルドア同様に気に入ったから。
さぁ、どっちかな」
笑ってはいるが、目は真剣なチャールズ。
これにストレンジは。
「別に、俺は何も気付いていない。それに校長殿から聞いて今知った。
ダンブルドアは彼女を手元に置いておきたいが故に、ずっと騙していた事を」
躊躇いなく言い切る彼には、とても嘘を言っている様には見えなかった。
成る程とチャールズが頷く。
「そうだな、うん。お前は人を騙したりする奴が、大嫌いだもんな。
無論、この俺も含めて」
自嘲気味に言う彼に、ストレンジは鼻を鳴らしただけだった。
どうやら本当らしい。
「えっと、じゃあどうすれば帰れるんですか?」
「その前に、君にはやるべき事があるだろ」
何を、と問い掛けるユイに、彼は言う。
「これから始まる、ダンブルドアによるカルデア学院との戦争の始まりの進言を聞く事だ。
そして君は、この世界で仲良くなった奴らを見捨てて、元の世界へ還るか、だ」
チャールズの目は、酷な選択を迫る楽しさに、光り輝いていた。
「校長、大広間に行って、戦争の進言を」
「セブルス、儂は間違っていたかもしれん」
「今更悔いても、仕方ありません。
ナズの仕業に気付かなかった、我輩にも落ち度がある」
彼らは互いを励まし合いながら、重い足取りで大広間へと向かった。