愉悦の人匙(*)
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「死者を、蘇らせる? そ、それは、夢小説あるあるに乗っかった王道夢主の…………」
「触るな」
突如今まで出した事ない、怒りを湛えた低い声でユイは言った。
途端、彼女の全身から黒と赤が混じった、凶々しいオーラが出現する。
彼女の脚を掴んでいたナズの右手がスッパリ斬られ、文字通り絶叫した。
「う、うっぎゃああああああ!?」
「我に触るな、穢らわしい」
ナズを見下げる目は紅い目に変わり、もはや別人である。
先程までの、自分に自信が無かったユイはいない。
彼女の、テスカトリポカを救うと言う、覚悟たる意志が別人に変えたのだ。
ストレンジの言っていた、如月の末裔へと。
斬られた手首を抑え、ヒィヒィ情けなく泣き喚くナズ。
そんなナズにもう用は無いとばかりに、如月ユイはテスカトリポカの元へ向かった。
「間違えた奴を敵に回したな、ホグワーツは」
テスカトリポカの元へ向かう彼女を見て、ストレンジは何処か面白そうに呟く。
あの様子ではどれだけダンブルドアやスネイプが謝っても、ただではすまない。
仮にユイが許したとしても、カルデア学院の教頭やそして--。
「そういや、スネイプのクソ野郎とダンブルドアは、我が校の校長に会ったことないよな。
まさか知らないとまでは、ないだろうが……」
今まで誰も(ユイは除く)知り得ない情報を、ストレンジは言った。
凶々しいオーラを出しながら、テスカトリポカの元へ向かう足取りは重い。
地面を、1歩1歩踏みしめながら歩く彼女の顔は、深い哀しみに満ちている。
「神が死ぬなよ、馬鹿野郎……」
テスカトリポカの元へ着くなり、覚醒前の彼女なら絶対口にしないであろう事を呟く。
彼の元に膝をつき、優しくその頭を膝に横たえる。
それでも起きないのだから、ああ本当に死んでしまったのかと、嫌でも自覚した。
不思議と、この先どんな事を口にしたらよいか、頭に浮かんだ。
それは。
「ヨワリ・エエカトル」
口にした瞬間、ユイの周りが時間を巻き戻した様に、何もかもが元通りになる。
破れた瓦礫が元に戻り、戦いによって焼け焦げた草も生え、そして。
黒い太陽は元の太陽に戻り、テスカトリポカ自身も甲冑の様な衣装から彼女に会った生前の姿に戻る。
周囲が元に戻り、ユイの覚醒も解かれ、凶々しいオーラも消え去った。
覚醒の影響か、頭がぼんやりし凄まじい眠気が襲い掛かって来る。
しかし眠りに落ちる前に、なんとしても確認したい事が。
果たして、彼は本当に生き返ったのか?
それを確認するまでは、意識を失うなど許せなかった。
「触るな」
突如今まで出した事ない、怒りを湛えた低い声でユイは言った。
途端、彼女の全身から黒と赤が混じった、凶々しいオーラが出現する。
彼女の脚を掴んでいたナズの右手がスッパリ斬られ、文字通り絶叫した。
「う、うっぎゃああああああ!?」
「我に触るな、穢らわしい」
ナズを見下げる目は紅い目に変わり、もはや別人である。
先程までの、自分に自信が無かったユイはいない。
彼女の、テスカトリポカを救うと言う、覚悟たる意志が別人に変えたのだ。
ストレンジの言っていた、如月の末裔へと。
斬られた手首を抑え、ヒィヒィ情けなく泣き喚くナズ。
そんなナズにもう用は無いとばかりに、如月ユイはテスカトリポカの元へ向かった。
「間違えた奴を敵に回したな、ホグワーツは」
テスカトリポカの元へ向かう彼女を見て、ストレンジは何処か面白そうに呟く。
あの様子ではどれだけダンブルドアやスネイプが謝っても、ただではすまない。
仮にユイが許したとしても、カルデア学院の教頭やそして--。
「そういや、スネイプのクソ野郎とダンブルドアは、我が校の校長に会ったことないよな。
まさか知らないとまでは、ないだろうが……」
今まで誰も(ユイは除く)知り得ない情報を、ストレンジは言った。
凶々しいオーラを出しながら、テスカトリポカの元へ向かう足取りは重い。
地面を、1歩1歩踏みしめながら歩く彼女の顔は、深い哀しみに満ちている。
「神が死ぬなよ、馬鹿野郎……」
テスカトリポカの元へ着くなり、覚醒前の彼女なら絶対口にしないであろう事を呟く。
彼の元に膝をつき、優しくその頭を膝に横たえる。
それでも起きないのだから、ああ本当に死んでしまったのかと、嫌でも自覚した。
不思議と、この先どんな事を口にしたらよいか、頭に浮かんだ。
それは。
「ヨワリ・エエカトル」
口にした瞬間、ユイの周りが時間を巻き戻した様に、何もかもが元通りになる。
破れた瓦礫が元に戻り、戦いによって焼け焦げた草も生え、そして。
黒い太陽は元の太陽に戻り、テスカトリポカ自身も甲冑の様な衣装から彼女に会った生前の姿に戻る。
周囲が元に戻り、ユイの覚醒も解かれ、凶々しいオーラも消え去った。
覚醒の影響か、頭がぼんやりし凄まじい眠気が襲い掛かって来る。
しかし眠りに落ちる前に、なんとしても確認したい事が。
果たして、彼は本当に生き返ったのか?
それを確認するまでは、意識を失うなど許せなかった。