うつくしくないかたちでもよかった(*)
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テスカトリポカは中庭の近くにある廊下に立ち、ボーっとした様子で外を眺めていた。
雨脚は弱くなりつつあるものの、未だに雨は降り続いている。
「テスカトリポカさん、風邪引きますよ」
「マスター、か。はは、今頃ホグワーツでは、俺の事について持ちきりなんだよな?
でも信じてくれ。殺したのは確かに俺だが」
「信じます。ナズさんが丁寧にも教えてくれましたから」
力の無い目で見つめてくるテスカトリポカは、今にも倒れそう。
医務室に戻るよう、説得しようとしたが。
「テスカトリポカ、私に未来を見せなさい」
「貴女……」
そんな彼にお構いも無しに話しかけるのは、言わずもがなナズ。
いつ来てたのか、気配すら無かった。
「テスカトリポカには、未来を見せる黒曜石の鏡があるんでしょう?
私の未来を見せたら、この結界を解くわ」
「黒曜石の鏡は、マスターの命令があって使える。
使い魔となった俺には、自由に使えない」
弱々しくも、軽蔑を隠そうともしないテスカトリポカに、あらそうとナズは言う。
だがここで諦めないのが、ナズと言う女だ。
「アンタ、テスカトリポカに言いなさい」
「え?」
「黒曜石の鏡を使えって。
結界は解けるし、一石二鳥よ?
未来を見せてくれたら、もう関わらないわ」
果たして本当なのか分からないが、断ってもどっちみち引き下がらないだろう。
悔しいがナズに従うしかない。
「テスカトリポカさん、黒曜石の鏡を使って」
「マスター、正気か? あんな奴に従う義理なんて」
「いいから使って! 私は、貴方が大事だから!」
真剣な目を宿した彼女に、テスカトリポカは使い魔として大事なのか、それとも1人の男として大事なのか--聞きたかったが、ナズが目の前にいる以上無理だろう。
黒曜石の鏡を取り出したテスカトリポカは、宙に掲げ呪文を唱える。
『汝の未来を示せ』
そこに現れた、ナズの未来は--。
雨脚は弱くなりつつあるものの、未だに雨は降り続いている。
「テスカトリポカさん、風邪引きますよ」
「マスター、か。はは、今頃ホグワーツでは、俺の事について持ちきりなんだよな?
でも信じてくれ。殺したのは確かに俺だが」
「信じます。ナズさんが丁寧にも教えてくれましたから」
力の無い目で見つめてくるテスカトリポカは、今にも倒れそう。
医務室に戻るよう、説得しようとしたが。
「テスカトリポカ、私に未来を見せなさい」
「貴女……」
そんな彼にお構いも無しに話しかけるのは、言わずもがなナズ。
いつ来てたのか、気配すら無かった。
「テスカトリポカには、未来を見せる黒曜石の鏡があるんでしょう?
私の未来を見せたら、この結界を解くわ」
「黒曜石の鏡は、マスターの命令があって使える。
使い魔となった俺には、自由に使えない」
弱々しくも、軽蔑を隠そうともしないテスカトリポカに、あらそうとナズは言う。
だがここで諦めないのが、ナズと言う女だ。
「アンタ、テスカトリポカに言いなさい」
「え?」
「黒曜石の鏡を使えって。
結界は解けるし、一石二鳥よ?
未来を見せてくれたら、もう関わらないわ」
果たして本当なのか分からないが、断ってもどっちみち引き下がらないだろう。
悔しいがナズに従うしかない。
「テスカトリポカさん、黒曜石の鏡を使って」
「マスター、正気か? あんな奴に従う義理なんて」
「いいから使って! 私は、貴方が大事だから!」
真剣な目を宿した彼女に、テスカトリポカは使い魔として大事なのか、それとも1人の男として大事なのか--聞きたかったが、ナズが目の前にいる以上無理だろう。
黒曜石の鏡を取り出したテスカトリポカは、宙に掲げ呪文を唱える。
『汝の未来を示せ』
そこに現れた、ナズの未来は--。