不穏
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「おや、もう帰るのかな?」
「シャーロック……さん、はいその予定です」
神社を出た所で、シャーロックにバッタリ出会った。
「さん、はいらないよ。うーむ、もっと女王陛下と話したかったなぁ。
折角巌窟王が女王陛下を気に入ったのに。
あいつ、人をあまり好きにならないタイプだから」
「そ、そうですか」
相変わらずユイを女王陛下呼びするシャーロックに、どう返したらいいか分からず戸惑っていると、
「ところで、何か収穫はあったのかな?」
真面目な雰囲気がシャーロックを包み込んでいた。さっきまでのふざけた様な空気は無い。
「貴方から話された事以外、ありませんでした。
そういえば、キリンという生物に頭を下げられました」
「ふーん、じゃあその旨を話すといい。
僕から教えた、女王陛下の謎は話さなくていいよ」
まるで彼女が、ダンブルドアにシャーロックから聞いた話を話そうか悩んでいるのが分かる様に言う。
「わ、私が校長に話そうか悩んでいるのを知っていたんですか?」
「使命を抱えた者の悩みは、大抵それだからね。
自分の謎について知ったら、周りに話そうか悩むのは当たり前だと思うよ」
シャーロックの言葉に、ストレンジにそういうものですか? と問い掛けた。
ストレンジは頷く。
「こいつの言う事に一理ある。
素性は知れないし、共感したくないがな」
疑いの目を向けられても、シャーロックはどこ吹く風。
嬉しそうに、共感ありがとうねと伝えるシャーロック。
礼を言われたストレンジは、ふんっとそっぽを向く。
まぁなんであれ、キリンの事はダンブルドアに話そう。
ユイの自身の如月で知った事は、話さなくていいかもしれないが。
はたとそこで思い立つ。
如月に来たことある、カルデア学院の教頭になら話していいのでは、と。
キリンについてダンブルドアに話した後、カルデア学院の教頭に手紙を送りたいからと頼めば。
わざわざダンブルドアは、手紙の内容を聞いてこないだろう。
よしこれでいこう、と決意したところで、今までのモヤモヤがスッキリした。
「ありがとうございます、シャーロック。
私、色々吹っ切れました」
「あははは、いきなり何かな女王陛下」
「行こう、ストレンジ先生! じゃあまたいつか、如月に来ます」
ポカンとキャラがコロリと変わったユイに、呆然とするストレンジの手を引く。
その様子を最後まで、シャーロックは微笑ましく見守っていた。
空港で飛行機乗るまでまだ時間あったので、空港にある土産店をみることになった。
またいつ来るか分からないので、早速限定もののお菓子を買い物カゴに入れて、レジに持って行く。
と、先にストレンジが店員と何やら話をしていた。
「この住所まで届けるのに、どれくらい掛かる?」
「海外ですと、最悪1ヶ月は待ってもらわないといけませんね。
費用もそれなりに」
「不可能ではないのか。なら頼む」
ストレンジに何を頼んでいるのかと聞くと、
「キ○ンビールと朝○ビールのセット」
「いや、外国でもビールは飲めるでしょ!?」
思わず突っ込むが、ストレンジに嫌な顔をされる。
「日本のビールにはこだわりがあるんだよ。
水にもこだわる奴いるだろ?」
「確かにそうですけど」
「それに今頼んだビールは、日本でないと頼めないんだよ。
前のやつは、前回日本に来た時に買ったもので」
「分かりましたから! そんな死んだ魚の目で語らないで下さい!」
ストレンジにとって、よっぽど大事なよう。
納得させた事に満足したのか、店員に手続きを再開していた。
飛行機の中で、ストレンジに何処の住所に送ってもらうのか聞いた。
「やっぱりホグワーツですか?」
「んな訳あるか。自宅だよ。
お前は知らないだろうが、ニューヨークのクイーンズに俺の家があるんだよ。
勤めている医院も、割と近くにな」
てっきりホグワーツに住んでいるのかと思っていた。
しかしそれだと、確かに変だ。
「色々あるんですね」
「大変なんだよ、こっちは。
でも、医者としての仕事は誇りに思ってる。
まぁ、ホグワーツでの医者としては、誇りなんてないが」
ホグワーツの生徒や教員に聞かれたら怒られそうな言葉を、ストレンジはサラリと言った。
「シャーロック……さん、はいその予定です」
神社を出た所で、シャーロックにバッタリ出会った。
「さん、はいらないよ。うーむ、もっと女王陛下と話したかったなぁ。
折角巌窟王が女王陛下を気に入ったのに。
あいつ、人をあまり好きにならないタイプだから」
「そ、そうですか」
相変わらずユイを女王陛下呼びするシャーロックに、どう返したらいいか分からず戸惑っていると、
「ところで、何か収穫はあったのかな?」
真面目な雰囲気がシャーロックを包み込んでいた。さっきまでのふざけた様な空気は無い。
「貴方から話された事以外、ありませんでした。
そういえば、キリンという生物に頭を下げられました」
「ふーん、じゃあその旨を話すといい。
僕から教えた、女王陛下の謎は話さなくていいよ」
まるで彼女が、ダンブルドアにシャーロックから聞いた話を話そうか悩んでいるのが分かる様に言う。
「わ、私が校長に話そうか悩んでいるのを知っていたんですか?」
「使命を抱えた者の悩みは、大抵それだからね。
自分の謎について知ったら、周りに話そうか悩むのは当たり前だと思うよ」
シャーロックの言葉に、ストレンジにそういうものですか? と問い掛けた。
ストレンジは頷く。
「こいつの言う事に一理ある。
素性は知れないし、共感したくないがな」
疑いの目を向けられても、シャーロックはどこ吹く風。
嬉しそうに、共感ありがとうねと伝えるシャーロック。
礼を言われたストレンジは、ふんっとそっぽを向く。
まぁなんであれ、キリンの事はダンブルドアに話そう。
ユイの自身の如月で知った事は、話さなくていいかもしれないが。
はたとそこで思い立つ。
如月に来たことある、カルデア学院の教頭になら話していいのでは、と。
キリンについてダンブルドアに話した後、カルデア学院の教頭に手紙を送りたいからと頼めば。
わざわざダンブルドアは、手紙の内容を聞いてこないだろう。
よしこれでいこう、と決意したところで、今までのモヤモヤがスッキリした。
「ありがとうございます、シャーロック。
私、色々吹っ切れました」
「あははは、いきなり何かな女王陛下」
「行こう、ストレンジ先生! じゃあまたいつか、如月に来ます」
ポカンとキャラがコロリと変わったユイに、呆然とするストレンジの手を引く。
その様子を最後まで、シャーロックは微笑ましく見守っていた。
空港で飛行機乗るまでまだ時間あったので、空港にある土産店をみることになった。
またいつ来るか分からないので、早速限定もののお菓子を買い物カゴに入れて、レジに持って行く。
と、先にストレンジが店員と何やら話をしていた。
「この住所まで届けるのに、どれくらい掛かる?」
「海外ですと、最悪1ヶ月は待ってもらわないといけませんね。
費用もそれなりに」
「不可能ではないのか。なら頼む」
ストレンジに何を頼んでいるのかと聞くと、
「キ○ンビールと朝○ビールのセット」
「いや、外国でもビールは飲めるでしょ!?」
思わず突っ込むが、ストレンジに嫌な顔をされる。
「日本のビールにはこだわりがあるんだよ。
水にもこだわる奴いるだろ?」
「確かにそうですけど」
「それに今頼んだビールは、日本でないと頼めないんだよ。
前のやつは、前回日本に来た時に買ったもので」
「分かりましたから! そんな死んだ魚の目で語らないで下さい!」
ストレンジにとって、よっぽど大事なよう。
納得させた事に満足したのか、店員に手続きを再開していた。
飛行機の中で、ストレンジに何処の住所に送ってもらうのか聞いた。
「やっぱりホグワーツですか?」
「んな訳あるか。自宅だよ。
お前は知らないだろうが、ニューヨークのクイーンズに俺の家があるんだよ。
勤めている医院も、割と近くにな」
てっきりホグワーツに住んでいるのかと思っていた。
しかしそれだと、確かに変だ。
「色々あるんですね」
「大変なんだよ、こっちは。
でも、医者としての仕事は誇りに思ってる。
まぁ、ホグワーツでの医者としては、誇りなんてないが」
ホグワーツの生徒や教員に聞かれたら怒られそうな言葉を、ストレンジはサラリと言った。