全ては君次第
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常識無い台詞を堂々と言って退けるナズに、何かを発言しようにも無駄だろう。
事を荒立てて、周りにいるお客さんにも迷惑だし……。
だからナズが満足するまで語り、立ち去るのを待つしかない。
そう思っていたのだが。
「ちょっといいか?」
「何よ、今いいところよ?
これから夢主とセブルスが、どんな夜の営みを」
「周りを見ろよ。お前、凄い悪い意味で目立ってるぞ」
ストレンジに言われてようやくナズは、自分に向けられる冷たい視線に気付く。
旅館の客人や従業員が、ナズの発言に対して信じられない目を向けていた。
まだホグワーツでなら、こんな視線を向けられる事はなかっただろう。
しかしここは、ホグワーツでなく異国の地であり日本である。
未成年と教師の恋愛を、易々と受け入れられる国ではない。
自覚したナズは、
「ふ、ふんだ! 皆んな嫉妬してるのよ!
セブルスがかっこいいから、きっと付き合っている私に嫉妬してるのね!
馬鹿な連中ね全く!!」
「なんか自分が悪いのに、それを認めない様な頭の悪い言い訳ね」
ボソッとユイが呟くと、違いないとストレンジは笑う。
2人の反応にナズの怒りは、ヒートアップしそうになる。
そんなナズを、今まで黙っていたスネイプが宥めた。
「よせ、ナズ。悪いのはどう考えても、お前だ」
「セブルスまで! 私、間違った事言ってないわ!
大体、こいつ生意気なのよ!
夢小説のあるあるに乗っかってないくせにさ……」
「それ以上、ユイを侮辱するな! いいか、そんな事をカルデア学院の教頭やマリーに知られたら、ホグワーツはただでは済まされない!!」
カルデア学院と教頭と言う単語を聞き、流石にナズは黙る。
スネイプはホッとした表情になっているが、ユイにしては不愉快であった。
あくまで私を優先、か……ナズの未成年と教師の恋愛は、否定しないのね。
恋の形は人それぞれだしとやかく言わないが、スネイプさえもビビる教頭やマリーって、一体どれくらい権力を持っているのだろう?
スネイプに諭されたナズは、渋々ながらも踵を返した。
既に部屋を取っているのだろう。
ナズに付いて行く前に、スネイプがユイに声を掛ける。
「ナズがすまないな。ここへ来る前、傷付けるなと言ったのだが」
「お前に話しかける権利など無い。
さっさと行けよ」
返事に困っていると、ストレンジが吐き捨てる様に言う。
睨みを効かせたスネイプは、
「我輩は謝ったのだぞ。話しかける権利くらいある。
彼女を面倒見ているからといって」
「だったら尚更だな。俺が面倒を見てるなら、話しかける権利は俺にある。
俺が許可した奴だけ、ユイに話しかけられる」
正論を解かれ、スネイプは黙り込む。
ギリっと歯を食いしばった後、ナズを追いかけて行く。
彼らから解放された彼女は、ストレンジに礼を言う。
「ありがとうございます、ストレンジ先生。
正直、何を言ったらいいか分からなくて」
「別に。目障りだったからな、お前の忘れようと言う気持ちを踏み躙るように現れたあいつらが」
だからお前の為じゃなく、自分の為だとストレンジが言うが、照れた様に微かに笑う彼から、全くその様な事を感じられなかった。
従業員に旅館の部屋が空いているか問い掛けると、案の定既に誰かが予約を入れてくれていた。
その誰か、とは。
「マリー、と言う方だった気がします。
綺麗な方でしたよ」
「まさかここまで来て予約したの、マリーさん……」
従業員の女性の言葉に、呆気にとられるしかなかった。
事を荒立てて、周りにいるお客さんにも迷惑だし……。
だからナズが満足するまで語り、立ち去るのを待つしかない。
そう思っていたのだが。
「ちょっといいか?」
「何よ、今いいところよ?
これから夢主とセブルスが、どんな夜の営みを」
「周りを見ろよ。お前、凄い悪い意味で目立ってるぞ」
ストレンジに言われてようやくナズは、自分に向けられる冷たい視線に気付く。
旅館の客人や従業員が、ナズの発言に対して信じられない目を向けていた。
まだホグワーツでなら、こんな視線を向けられる事はなかっただろう。
しかしここは、ホグワーツでなく異国の地であり日本である。
未成年と教師の恋愛を、易々と受け入れられる国ではない。
自覚したナズは、
「ふ、ふんだ! 皆んな嫉妬してるのよ!
セブルスがかっこいいから、きっと付き合っている私に嫉妬してるのね!
馬鹿な連中ね全く!!」
「なんか自分が悪いのに、それを認めない様な頭の悪い言い訳ね」
ボソッとユイが呟くと、違いないとストレンジは笑う。
2人の反応にナズの怒りは、ヒートアップしそうになる。
そんなナズを、今まで黙っていたスネイプが宥めた。
「よせ、ナズ。悪いのはどう考えても、お前だ」
「セブルスまで! 私、間違った事言ってないわ!
大体、こいつ生意気なのよ!
夢小説のあるあるに乗っかってないくせにさ……」
「それ以上、ユイを侮辱するな! いいか、そんな事をカルデア学院の教頭やマリーに知られたら、ホグワーツはただでは済まされない!!」
カルデア学院と教頭と言う単語を聞き、流石にナズは黙る。
スネイプはホッとした表情になっているが、ユイにしては不愉快であった。
あくまで私を優先、か……ナズの未成年と教師の恋愛は、否定しないのね。
恋の形は人それぞれだしとやかく言わないが、スネイプさえもビビる教頭やマリーって、一体どれくらい権力を持っているのだろう?
スネイプに諭されたナズは、渋々ながらも踵を返した。
既に部屋を取っているのだろう。
ナズに付いて行く前に、スネイプがユイに声を掛ける。
「ナズがすまないな。ここへ来る前、傷付けるなと言ったのだが」
「お前に話しかける権利など無い。
さっさと行けよ」
返事に困っていると、ストレンジが吐き捨てる様に言う。
睨みを効かせたスネイプは、
「我輩は謝ったのだぞ。話しかける権利くらいある。
彼女を面倒見ているからといって」
「だったら尚更だな。俺が面倒を見てるなら、話しかける権利は俺にある。
俺が許可した奴だけ、ユイに話しかけられる」
正論を解かれ、スネイプは黙り込む。
ギリっと歯を食いしばった後、ナズを追いかけて行く。
彼らから解放された彼女は、ストレンジに礼を言う。
「ありがとうございます、ストレンジ先生。
正直、何を言ったらいいか分からなくて」
「別に。目障りだったからな、お前の忘れようと言う気持ちを踏み躙るように現れたあいつらが」
だからお前の為じゃなく、自分の為だとストレンジが言うが、照れた様に微かに笑う彼から、全くその様な事を感じられなかった。
従業員に旅館の部屋が空いているか問い掛けると、案の定既に誰かが予約を入れてくれていた。
その誰か、とは。
「マリー、と言う方だった気がします。
綺麗な方でしたよ」
「まさかここまで来て予約したの、マリーさん……」
従業員の女性の言葉に、呆気にとられるしかなかった。