如月へと
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「……と言う計画なんですけど」
「あまり喋るな、頭に響く」
翌日ユイは、朝食の席でストレンジに昨日考えた事を話した。
ストレンジは昨日の酒の影響か、頭を抑えて話を聞いている。
果たして医者が、そんなので大丈夫なのだろうか?
「初詣がてら、如月神社か。
俺は別に構わないが、校長がな」
「多分大丈夫だと思います。
私を雑に扱えば、カルデア学院の教頭が何かしらするみたいですので」
「あの教頭に気に入られたか。
なら行くな、とは言わないだろうな」
教頭について知っているのか、ストレンジは納得した様に頷く。
「飛行機の手続きとかストレンジ先生、詳しかったりします?
私、飛行機とか乗ったことなくて」
「出来なくない。なんだ、お前1人か?」
テスカトリポカに行くか聞いたが、土地的に合わないから行かないとの事。魔術と同じく、やはり相性があるようだ。
「それなら俺と行くか」
「え、でも仕事は?」
「幸い俺がいなくても、病院もどうにかなる。
1人で行くのは流石に危ないだろ」
金も出すから一緒に行くぞ、とまさかの宣言。
そう言えばずっと思っていたが。
「ストレンジ先生、貯金いくらくらいあります?
やっぱり医者だから」
「別にいくらでもいいだろ。
まぁ強いて言えば、3億くらい」
「聞かなきゃよかった」
身近にこんな金持ちがいたとは。
やはりストレンジと付き合えば、将来安泰では? と言う意地汚い考えが、彼女の頭に浮かんだ。
ダンブルドアに如月の件について話すと、予想通り了承してくれた。
「構わんが、てっきり儂はセブルスと行くのかと」
「何でそうなるんですか?」
「なんだかんだ言いつつ、君に優しいからの。
ストレンジはセブルスより冷たいと思うが」
ダンブルドアはそう言うが、そんな事ないと思う。ストレンジはダンスの練習にも付き合ってくれたし、無理強いしないし。
その旨をダンブルドアに伝えると、朗らかに笑う。
「ふむ。ナズが聞いたら、怒りそうな言葉じゃ」
「ずっと気になってたんですけど、彼女の言う夢主って?
何しても許される存在だって、口癖の様に言ってますよね?」
特別な存在、と言うのはナズのニュアンスからなんとなく察せられる。
「彼女が言うには、神みたいなものだと。なんでも人の作った創作物には、絶対にいるのが夢主なのだと。
夢小説? みたいな事を言っておったの。
セブルスと付き合い、子を成すのが我々の世界の創作物の基本じゃと」
「あの教師と付き合って子供? うわ無いですそれ」
失礼だがあんな教師と付き合う、なんて普通考えられない。好きになる人は勝手だが、ユイ的にアレはない。
お風呂に入ってなさそうだし、臭そうだし……。
ダンブルドアが何故か目を光らせながら、
「セブルスとストレンジ、付き合うならどっちじゃ?」
と小学生みたいな質問をしてきた。
どっち言われたらそりゃあ。
「ストレンジ先生でしょう」
「ほう? その心は?」
「お金持ちだし。付き合ったら絶対、将来安泰ですよ。
あと清潔そうだからですかね。スネイプ先生の髪、なんかいつ見てもべったりしてるんですよ。お風呂入ってるんですかね?」
ダンブルドアの期待に輝く目が、ちょっと静かになった気がする。
なんだよ、恋バナじゃなくてすみませんね!
「ストレンジも浮かばれんの。
まぁ兎に角、金財面については儂が出そう」
「ストレンジ先生が出してくれるって」
「飛行機代、であろう? 観光に必要な経費、までとは言っておらん」
成る程、騙されるところだった。ストレンジ先生、飛行機代だけ出して、後は自分で出せ的な奴であったか。
お金持ちな癖に意地汚いぞ、とは自分が言えるべき立場ではない。
「いいんですか? 校長にも生活が」
「君を無碍にも出来んからの。カルデア学院の教頭による圧もあるしの」
やはり彼女を無碍にすれば何らかの方法で、カルデア学院の教頭に伝わるらしい。
ユイは悪くないが、取り敢えず謝っておいた。
「あまり喋るな、頭に響く」
翌日ユイは、朝食の席でストレンジに昨日考えた事を話した。
ストレンジは昨日の酒の影響か、頭を抑えて話を聞いている。
果たして医者が、そんなので大丈夫なのだろうか?
「初詣がてら、如月神社か。
俺は別に構わないが、校長がな」
「多分大丈夫だと思います。
私を雑に扱えば、カルデア学院の教頭が何かしらするみたいですので」
「あの教頭に気に入られたか。
なら行くな、とは言わないだろうな」
教頭について知っているのか、ストレンジは納得した様に頷く。
「飛行機の手続きとかストレンジ先生、詳しかったりします?
私、飛行機とか乗ったことなくて」
「出来なくない。なんだ、お前1人か?」
テスカトリポカに行くか聞いたが、土地的に合わないから行かないとの事。魔術と同じく、やはり相性があるようだ。
「それなら俺と行くか」
「え、でも仕事は?」
「幸い俺がいなくても、病院もどうにかなる。
1人で行くのは流石に危ないだろ」
金も出すから一緒に行くぞ、とまさかの宣言。
そう言えばずっと思っていたが。
「ストレンジ先生、貯金いくらくらいあります?
やっぱり医者だから」
「別にいくらでもいいだろ。
まぁ強いて言えば、3億くらい」
「聞かなきゃよかった」
身近にこんな金持ちがいたとは。
やはりストレンジと付き合えば、将来安泰では? と言う意地汚い考えが、彼女の頭に浮かんだ。
ダンブルドアに如月の件について話すと、予想通り了承してくれた。
「構わんが、てっきり儂はセブルスと行くのかと」
「何でそうなるんですか?」
「なんだかんだ言いつつ、君に優しいからの。
ストレンジはセブルスより冷たいと思うが」
ダンブルドアはそう言うが、そんな事ないと思う。ストレンジはダンスの練習にも付き合ってくれたし、無理強いしないし。
その旨をダンブルドアに伝えると、朗らかに笑う。
「ふむ。ナズが聞いたら、怒りそうな言葉じゃ」
「ずっと気になってたんですけど、彼女の言う夢主って?
何しても許される存在だって、口癖の様に言ってますよね?」
特別な存在、と言うのはナズのニュアンスからなんとなく察せられる。
「彼女が言うには、神みたいなものだと。なんでも人の作った創作物には、絶対にいるのが夢主なのだと。
夢小説? みたいな事を言っておったの。
セブルスと付き合い、子を成すのが我々の世界の創作物の基本じゃと」
「あの教師と付き合って子供? うわ無いですそれ」
失礼だがあんな教師と付き合う、なんて普通考えられない。好きになる人は勝手だが、ユイ的にアレはない。
お風呂に入ってなさそうだし、臭そうだし……。
ダンブルドアが何故か目を光らせながら、
「セブルスとストレンジ、付き合うならどっちじゃ?」
と小学生みたいな質問をしてきた。
どっち言われたらそりゃあ。
「ストレンジ先生でしょう」
「ほう? その心は?」
「お金持ちだし。付き合ったら絶対、将来安泰ですよ。
あと清潔そうだからですかね。スネイプ先生の髪、なんかいつ見てもべったりしてるんですよ。お風呂入ってるんですかね?」
ダンブルドアの期待に輝く目が、ちょっと静かになった気がする。
なんだよ、恋バナじゃなくてすみませんね!
「ストレンジも浮かばれんの。
まぁ兎に角、金財面については儂が出そう」
「ストレンジ先生が出してくれるって」
「飛行機代、であろう? 観光に必要な経費、までとは言っておらん」
成る程、騙されるところだった。ストレンジ先生、飛行機代だけ出して、後は自分で出せ的な奴であったか。
お金持ちな癖に意地汚いぞ、とは自分が言えるべき立場ではない。
「いいんですか? 校長にも生活が」
「君を無碍にも出来んからの。カルデア学院の教頭による圧もあるしの」
やはり彼女を無碍にすれば何らかの方法で、カルデア学院の教頭に伝わるらしい。
ユイは悪くないが、取り敢えず謝っておいた。