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ストレンジの提案通り、スネイプの授業には行かなくなったが。
本当に何もして来ないわね、逆に不気味なくらい。
1ヶ月以上行かなくなった、というのに、相変わらずナズやスネイプからは何も言われないのだ。
廊下や大広間ですれ違っても、相手にされることはないし。これは喜んでいいのか、微妙な部類だ。
何も無いに越したことはないし、とユイは気にしないことにした。
あとハリーやその友達とも話すことがあった。スネイプに口を出した翌日、ハリーと友達にお礼を言われたのだ。
「ありがとうございます、先生」
「別に自分の為にやっただけよ。
それよりあの方は、いつも貴方に?」
「はい。僕がグリフィンドールだから、って言うのもあるかもしれませんけど」
「ハリーの生い立ちは、大変だからな」
ロンと言う子が、ハリーの生涯について教えてくれた。
「両親の愛で闇の魔法使いを倒し、でも両親を亡くした………引き取られた叔母夫妻からも、ねぇ」
ハリーの家庭環境は、かなり困難なものであった。ホグワーツでは、スネイプをハリーの父親が虐めていたという理由で目の敵にされ、家に帰れば叔母夫妻からも。
「ハリーなりに歩み寄ろうとは努力してるんです。
でも中々無理みたいで」
ハーマイオニーは同情する目を、ハリーに向ける。
グッと唇を噛み締めるハリーに、
「スネイプ先生は無理でも、貴方の叔母夫妻なら歩み寄れそうな気がするわ」
「え?」
「スネイプ先生は何を言っても、これから貴方を敵視するから無理だけど、身内同然の叔母夫妻なら可能かもしれない。
努力は報われない、なんてアタシは嫌だもん」
実際、ユイの人と歩み寄ろうとする努力は無駄となったが、目の前に努力をしようと試みる人物がいるのだ。
報われて欲しいと思う。
その言葉にハリーは、パッと顔を輝かせる。
「ありがとうございます、なんだか出来る気がしました」
「お礼はいいわ。
貴方の努力、報われたらいいわね」
それからハリーとロン、ハーマイオニーはユイと度々話す場面が、目撃されたと言う。
秋も過ぎ12月半ばになった頃、ようやくホグワーツの生活に慣れたユイを、ダンブルドアが校長室に呼び出した。
テスカトリポカと部屋に訪れると、ダンブルドアはニコニコ微笑んでいる。
「あの、何か?」
「いやの、段々君はこちらに慣れて来たのと思うての」
「要件言えよ、クソ不敬だぞ」
イライラしたテスカトリポカに、ユイはちょっと! と彼を嗜める。
しかしダンブルドアが気分害した様子なく、すまぬのと謝った。
「君を呼んだのは、クリスマス・ダンスパーティーに参加しないかと思っての」
「クリスマス?」
そう言えばここ最近、生徒達がドレスどうしようとか、あちこちで悩んでいた気がする。
日本で馴染みない行事に、参加するか悩むが。
「ちなみに教師参加、必須じゃ」
「聞く必要ありました!? え、だったらドレスとか要りますよね?」
ドレス買うお金とか無いぞ? よしこうなったら!
「テスカトリポカさん、今すぐイギリスにあるホストに行って、稼いで来て下さい!!」
「神に対してクソ度胸だな」
「テスカトリポカさんなら、絶対ナンバーワンになってすぐ稼げますよ!」
「金に意地汚いな、お前」
目が完全マネーになってる彼女に、若干引きつつ「金、どうにかならねぇのか?」と、ダンブルドアに聞く。
「今回は初参加、じゃからの。代わりに儂が出そう。
勝手に呼び出した、儂なりの贖罪じゃ」
その言葉に有り難く感じたが、勝手に呼び出された事を忘れていた、と言うのは黙っておこう。
危ない、こちらの世界に染まるところだった。
「ま、頑張れよ。俺は霊体化して」
「何言っておる、お主も参加するのじゃよ」
「ああ?」
「ユイの隣で、時々姿が目撃されておるからの。皆からお主も、教師の1人だと思われておる」
マジかよと消沈するテスカトリポカに、ザマァみたいな目を向けるユイ。
だがテスカトリポカは何か思い出した様に、ハッとする。
「なら俺が女になれば」
「おー、それはそれで面白そうですね。ドレス、お揃いにします?」
「…………やっぱ、このまま参加する」
意地悪な感じにユイから言われ、テスカトリポカは拗ねた顔をする。
こうしてクリスマス・ダンスパーティーに、2人は参加する旨となった。
本当に何もして来ないわね、逆に不気味なくらい。
1ヶ月以上行かなくなった、というのに、相変わらずナズやスネイプからは何も言われないのだ。
廊下や大広間ですれ違っても、相手にされることはないし。これは喜んでいいのか、微妙な部類だ。
何も無いに越したことはないし、とユイは気にしないことにした。
あとハリーやその友達とも話すことがあった。スネイプに口を出した翌日、ハリーと友達にお礼を言われたのだ。
「ありがとうございます、先生」
「別に自分の為にやっただけよ。
それよりあの方は、いつも貴方に?」
「はい。僕がグリフィンドールだから、って言うのもあるかもしれませんけど」
「ハリーの生い立ちは、大変だからな」
ロンと言う子が、ハリーの生涯について教えてくれた。
「両親の愛で闇の魔法使いを倒し、でも両親を亡くした………引き取られた叔母夫妻からも、ねぇ」
ハリーの家庭環境は、かなり困難なものであった。ホグワーツでは、スネイプをハリーの父親が虐めていたという理由で目の敵にされ、家に帰れば叔母夫妻からも。
「ハリーなりに歩み寄ろうとは努力してるんです。
でも中々無理みたいで」
ハーマイオニーは同情する目を、ハリーに向ける。
グッと唇を噛み締めるハリーに、
「スネイプ先生は無理でも、貴方の叔母夫妻なら歩み寄れそうな気がするわ」
「え?」
「スネイプ先生は何を言っても、これから貴方を敵視するから無理だけど、身内同然の叔母夫妻なら可能かもしれない。
努力は報われない、なんてアタシは嫌だもん」
実際、ユイの人と歩み寄ろうとする努力は無駄となったが、目の前に努力をしようと試みる人物がいるのだ。
報われて欲しいと思う。
その言葉にハリーは、パッと顔を輝かせる。
「ありがとうございます、なんだか出来る気がしました」
「お礼はいいわ。
貴方の努力、報われたらいいわね」
それからハリーとロン、ハーマイオニーはユイと度々話す場面が、目撃されたと言う。
秋も過ぎ12月半ばになった頃、ようやくホグワーツの生活に慣れたユイを、ダンブルドアが校長室に呼び出した。
テスカトリポカと部屋に訪れると、ダンブルドアはニコニコ微笑んでいる。
「あの、何か?」
「いやの、段々君はこちらに慣れて来たのと思うての」
「要件言えよ、クソ不敬だぞ」
イライラしたテスカトリポカに、ユイはちょっと! と彼を嗜める。
しかしダンブルドアが気分害した様子なく、すまぬのと謝った。
「君を呼んだのは、クリスマス・ダンスパーティーに参加しないかと思っての」
「クリスマス?」
そう言えばここ最近、生徒達がドレスどうしようとか、あちこちで悩んでいた気がする。
日本で馴染みない行事に、参加するか悩むが。
「ちなみに教師参加、必須じゃ」
「聞く必要ありました!? え、だったらドレスとか要りますよね?」
ドレス買うお金とか無いぞ? よしこうなったら!
「テスカトリポカさん、今すぐイギリスにあるホストに行って、稼いで来て下さい!!」
「神に対してクソ度胸だな」
「テスカトリポカさんなら、絶対ナンバーワンになってすぐ稼げますよ!」
「金に意地汚いな、お前」
目が完全マネーになってる彼女に、若干引きつつ「金、どうにかならねぇのか?」と、ダンブルドアに聞く。
「今回は初参加、じゃからの。代わりに儂が出そう。
勝手に呼び出した、儂なりの贖罪じゃ」
その言葉に有り難く感じたが、勝手に呼び出された事を忘れていた、と言うのは黙っておこう。
危ない、こちらの世界に染まるところだった。
「ま、頑張れよ。俺は霊体化して」
「何言っておる、お主も参加するのじゃよ」
「ああ?」
「ユイの隣で、時々姿が目撃されておるからの。皆からお主も、教師の1人だと思われておる」
マジかよと消沈するテスカトリポカに、ザマァみたいな目を向けるユイ。
だがテスカトリポカは何か思い出した様に、ハッとする。
「なら俺が女になれば」
「おー、それはそれで面白そうですね。ドレス、お揃いにします?」
「…………やっぱ、このまま参加する」
意地悪な感じにユイから言われ、テスカトリポカは拗ねた顔をする。
こうしてクリスマス・ダンスパーティーに、2人は参加する旨となった。