いやがらせ
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「何だね、ユイ? 我輩は注意しているだけ、なのだが」
「(呼び捨てですか!?)、注意しているにしては、少々付き纏い過ぎではないかな、と。
ハリーと言う方が、心から好きだと言うなら話は別になりますが」
スネイプがグッと眉を寄せ不快感を露わにする中、幾人かの生徒達(主にグリフィンドール)から「お〜」と、ユイを尊敬する声が上がる。
ハリーはポカンと、2人のやり取りを見ていた。しかし見ているだけでない、人物が1人。
「貴女ね、セブルスがハリーに難癖付けるのは、彼の両親に問題あるからでね。
ハリーの父親が、セブルスを」
「今それを、ここで言うのもどうかと思いますよ。
でもやはり、個人的な理由で難癖付けているのは理解しました」
ハリー自身、にではなく、彼の父親に何かしらの問題がある。
それを今とやかく言えば、ハリーを見せ物にしている様で気分悪い。
彼女の指摘にスネイプとナズは、しまったという表情で固まる。
今更ながら、嵌められたのだと理解したらしい。
「個人的な理由を、それも全く関係無い身勝手な事で、1人の生徒を傷付けないで下さい。
それは教師として、やってはいけない事、ですよ。
訴えられたら、ハリーに優位があるかもしれませんね。
場合によっては、教師と言う地位も」
「……!!」
スネイプはぎりっと歯を食い縛るが、言い返せば的を射ていると判断したのか、何も言わなかった。
ナズも同じだ。
気まずい沈黙が漂う中、授業の終礼を告げるベルが鳴る。
「授業はここまでだ。
片付けをして、即刻出て行くように。
最後まで出来ていない者は時間を見つけ次第、我輩の研究室に来い」
冷徹なスネイプの言葉に、あちこちから慌てて片付けをして教室から出て行く生徒達。
スネイプはナズを連れたって、自身の研究室があるであろう部屋に、姿を消す。
スネイプが完全にいなくなった後、「うう……緊張した」と恐怖反面、また言ってやったと言うスッキリした表情でユイは言った。
「ぶわっははは! 何だ、お前クソ度胸だな!!」
「笑わないで下さい。ほんと、不安だったんですから」
全ての授業が終わって夕食を摂り、風呂に入った後に彼女は、テスカトリポカに今日の事を話した。
案の定、大爆笑。こっちは緊張したってのに、失礼な神である。
あの後スネイプはおろか、ナズからは何の音沙汰も無い。
寧ろ、逆にそれが不安だ。何かしら隙見て、仕返しなどして来ると思ったが。
あの変な2人だ、絶対何か企んでるに違いない。
真剣な表情で悩み込む彼女を見て、流石に爆笑していたテスカトリポカも。
「ほっとけよ、あんな奴ら」
「はぇ?」
「あの2人の事考えてんだろ。絡みに行けば、それこそ奴らの思う壺だぞ」
うんざりした様に言うテスカトリポカを見て、確かにと思案する。
これだとあの2人と変わらない。嫌いなら放って置けばいい。
そうだよね、と頷き、テスカトリポカに何をしていたか問い掛けた。
「取り敢えず、霊体化してあの黒野郎を見張ってた。お前の修羅場は見れなかったがな。
特に怪しい行動はなかった」
「修羅場って、あのですね……まぁいいです。
このまま大人しくしてくれたらいいんですけど」
あの2人に無理な話であるが、目立つ行動は避けて欲しいもの。
兎に角、何も無かったのならもう今日は、あの2人について考えるのはよそう。
彼女の意図を汲み取ったのか分からないが、テスカトリポカは別の話題を出す。
「元の世界に帰りたいか、お前?」
問われて、うーんと唸る。やがてそりゃあと呟く。
「帰りたいよ。楽しい想い出ばかりじゃないけど、私が育った世界だし。
お父さんもお母さんも、待ってるかもだし」
「俺と別れる事になっても?」
ソファで隣り合って座っていたテスカトリポカの表情が、その問いをする時にちょっと陰った気がした。
出会ってそんなに経っていないと思うが、互いに確かな絆があるのは間違いない。
「帰る時さ、テスカトリポカさんも一緒だよ。もしかしたら、貴方も帰れるかもしれないし」
偉大なダンブルドアなら、その方法知ってるかもと告げる彼女に、テスカトリポカはどこか儚げな寂しい笑みを浮かべるのだった。
「(呼び捨てですか!?)、注意しているにしては、少々付き纏い過ぎではないかな、と。
ハリーと言う方が、心から好きだと言うなら話は別になりますが」
スネイプがグッと眉を寄せ不快感を露わにする中、幾人かの生徒達(主にグリフィンドール)から「お〜」と、ユイを尊敬する声が上がる。
ハリーはポカンと、2人のやり取りを見ていた。しかし見ているだけでない、人物が1人。
「貴女ね、セブルスがハリーに難癖付けるのは、彼の両親に問題あるからでね。
ハリーの父親が、セブルスを」
「今それを、ここで言うのもどうかと思いますよ。
でもやはり、個人的な理由で難癖付けているのは理解しました」
ハリー自身、にではなく、彼の父親に何かしらの問題がある。
それを今とやかく言えば、ハリーを見せ物にしている様で気分悪い。
彼女の指摘にスネイプとナズは、しまったという表情で固まる。
今更ながら、嵌められたのだと理解したらしい。
「個人的な理由を、それも全く関係無い身勝手な事で、1人の生徒を傷付けないで下さい。
それは教師として、やってはいけない事、ですよ。
訴えられたら、ハリーに優位があるかもしれませんね。
場合によっては、教師と言う地位も」
「……!!」
スネイプはぎりっと歯を食い縛るが、言い返せば的を射ていると判断したのか、何も言わなかった。
ナズも同じだ。
気まずい沈黙が漂う中、授業の終礼を告げるベルが鳴る。
「授業はここまでだ。
片付けをして、即刻出て行くように。
最後まで出来ていない者は時間を見つけ次第、我輩の研究室に来い」
冷徹なスネイプの言葉に、あちこちから慌てて片付けをして教室から出て行く生徒達。
スネイプはナズを連れたって、自身の研究室があるであろう部屋に、姿を消す。
スネイプが完全にいなくなった後、「うう……緊張した」と恐怖反面、また言ってやったと言うスッキリした表情でユイは言った。
「ぶわっははは! 何だ、お前クソ度胸だな!!」
「笑わないで下さい。ほんと、不安だったんですから」
全ての授業が終わって夕食を摂り、風呂に入った後に彼女は、テスカトリポカに今日の事を話した。
案の定、大爆笑。こっちは緊張したってのに、失礼な神である。
あの後スネイプはおろか、ナズからは何の音沙汰も無い。
寧ろ、逆にそれが不安だ。何かしら隙見て、仕返しなどして来ると思ったが。
あの変な2人だ、絶対何か企んでるに違いない。
真剣な表情で悩み込む彼女を見て、流石に爆笑していたテスカトリポカも。
「ほっとけよ、あんな奴ら」
「はぇ?」
「あの2人の事考えてんだろ。絡みに行けば、それこそ奴らの思う壺だぞ」
うんざりした様に言うテスカトリポカを見て、確かにと思案する。
これだとあの2人と変わらない。嫌いなら放って置けばいい。
そうだよね、と頷き、テスカトリポカに何をしていたか問い掛けた。
「取り敢えず、霊体化してあの黒野郎を見張ってた。お前の修羅場は見れなかったがな。
特に怪しい行動はなかった」
「修羅場って、あのですね……まぁいいです。
このまま大人しくしてくれたらいいんですけど」
あの2人に無理な話であるが、目立つ行動は避けて欲しいもの。
兎に角、何も無かったのならもう今日は、あの2人について考えるのはよそう。
彼女の意図を汲み取ったのか分からないが、テスカトリポカは別の話題を出す。
「元の世界に帰りたいか、お前?」
問われて、うーんと唸る。やがてそりゃあと呟く。
「帰りたいよ。楽しい想い出ばかりじゃないけど、私が育った世界だし。
お父さんもお母さんも、待ってるかもだし」
「俺と別れる事になっても?」
ソファで隣り合って座っていたテスカトリポカの表情が、その問いをする時にちょっと陰った気がした。
出会ってそんなに経っていないと思うが、互いに確かな絆があるのは間違いない。
「帰る時さ、テスカトリポカさんも一緒だよ。もしかしたら、貴方も帰れるかもしれないし」
偉大なダンブルドアなら、その方法知ってるかもと告げる彼女に、テスカトリポカはどこか儚げな寂しい笑みを浮かべるのだった。