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人生とは不平等だーー私はそう思う。
「よし、終電間に合った」
私ーー如月 ユイは、キブネ駅に着くなりそう独りごちる。
終電間近に乗る乗客は、私1人だ。ので、独り言を不気味に見る人もいない。
23時40分に終電が来る。今の時間は、23時34分。
ユイは電車が来るまで、とあるSNSを開く。
まず目に入ったのは、高校時代の友達の投稿。
『晴れて大事な人と、結婚する事が出来ました💍これも友達皆んなのおかげです❤️これからも、東京で幸せに暮らします‼️』
投稿には彼氏と幸せそうに、ウェディングドレスに身を包む画像まで添付されていた。
内容を読んで思ったのはユイが、その結婚式に呼ばれていない事だ。
そもそも、友達かどうかも怪しかったが。
ユイから声を掛けた訳ではない、寧ろ彼女から友達になろうと寄って来た。
本ばかり読む彼女にとって、嬉しい事この上なかったが。
最初は2人だけであった。しかし、段々と彼女は別の友達をも作り……。
暗くあまり話題についていけないユイには、限界を感じていたのだろう。
とうとう彼女は、別の友達の所へと場所を移してしまった。
別に対して気にはしていない。自分に友達が出来ても、いずれ去って行くであろう事は、予測していたから。
それから彼女は、高校を卒業し一般社会人になった。
今では成人し立派に働いているが、問題あるとすれば彼氏がいない事。
投稿を見て羨ましいとは思わない、だがこう思う自分もいる。
何故友達を平気に捨てる彼女に彼氏が寄るのか、と。
見てくれで人生が決まるのだとしたら--。
人生は不平等だと、常々そう思う。
ユイは少なくとも、誰かを傷つけた事はない。
それでも何故ーー。
電車の来る音楽が鳴り響き、ユイはため息と共にiPhoneをしまった。
「よし、終電間に合った」
私ーー如月 ユイは、キブネ駅に着くなりそう独りごちる。
終電間近に乗る乗客は、私1人だ。ので、独り言を不気味に見る人もいない。
23時40分に終電が来る。今の時間は、23時34分。
ユイは電車が来るまで、とあるSNSを開く。
まず目に入ったのは、高校時代の友達の投稿。
『晴れて大事な人と、結婚する事が出来ました💍これも友達皆んなのおかげです❤️これからも、東京で幸せに暮らします‼️』
投稿には彼氏と幸せそうに、ウェディングドレスに身を包む画像まで添付されていた。
内容を読んで思ったのはユイが、その結婚式に呼ばれていない事だ。
そもそも、友達かどうかも怪しかったが。
ユイから声を掛けた訳ではない、寧ろ彼女から友達になろうと寄って来た。
本ばかり読む彼女にとって、嬉しい事この上なかったが。
最初は2人だけであった。しかし、段々と彼女は別の友達をも作り……。
暗くあまり話題についていけないユイには、限界を感じていたのだろう。
とうとう彼女は、別の友達の所へと場所を移してしまった。
別に対して気にはしていない。自分に友達が出来ても、いずれ去って行くであろう事は、予測していたから。
それから彼女は、高校を卒業し一般社会人になった。
今では成人し立派に働いているが、問題あるとすれば彼氏がいない事。
投稿を見て羨ましいとは思わない、だがこう思う自分もいる。
何故友達を平気に捨てる彼女に彼氏が寄るのか、と。
見てくれで人生が決まるのだとしたら--。
人生は不平等だと、常々そう思う。
ユイは少なくとも、誰かを傷つけた事はない。
それでも何故ーー。
電車の来る音楽が鳴り響き、ユイはため息と共にiPhoneをしまった。