変な奴ら
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いよいよ明日が、ホグワーツの入学式となる夜、彼女はストレンジからホグワーツについて聞かされた。
言わば復習の様なもの。
2人はテーブルを挟んで向かい合って座っている。テスカトリポカは、ユイの隣である。
「ホグワーツの教師は、全学年の教科を1人で取り纏めているのは覚えてるよな?」
そう、日本とは違い、ホグワーツは全学年の教科を1人で行っている。
それをストレンジから聞いた時は、よく助手無しでやれるなと感心した程。
「覚えてますけど、それが何か?」
「スネイプの野郎だよ。いくら面倒を頼まれたからと言って、あの野郎1人に固執するのは異常だろうが」
「全学年の教科を1人で担当しているなら、確かにそうですね。でも夏休みだし……あ」
ストレンジの言いたい事を察し、とある考えが浮かぶ。
「明日から入学式なのに、相変わらずナズと」
「そう言う事だ。他の教師は色々動いてるがアイツらは、猛り真っ最中。
いくら恋人同士でも、学校業務は最優先だろ。
代わりに俺が、スネイプのやる事をやっている」
だから頻繁にストレンジは、部屋にいないのか。
それなら本人達に言えば。
ユイの心情を理解したのか、ストレンジは無理だと言う。
「誰が何言っても聞かねぇ。
入学式に参加するかも怪しい」
「全員参加なんですか?」
「よっぽどの事がなかったらな。猛りの真っ最中だから参加出来ません、なんて馬鹿な事言えんだろ」
ですよね、とユイは頷く。そんな凄い教師を落としたのは、ある意味ナズは天才だ。
そんな彼女の元へ行って、ナズの虜にならなかったテスカトリポカも。
ジッと彼を見ると、
「何だよ」
「別に。これから頑張りましょうね、ってだけですよ」
視線に気付いたテスカトリポカから、ため息混じりにそうだなと言われた。
ナズの虜にならなかったテスカトリポカに対して、変な感情が芽生えた様な気がする。
ストレンジから明日について聞かされ、ユイはその後眠りに就いた。
次の日、ユイは入学式が行われる大広間へ入ろうとしたが。
「ユイ、待っていたぞ」
最も、いや絶対聞きたくない声が、ユイを呼び止める。
大広間前に、スネイプがいた。
待ってないです、と言おうものなら、後々面倒な事になるので気付かない振りをして通り過ぎようと……。
スネイプにガッチリ腕を掴まれてしまい、背中を冷や汗が流れる。
「離して下さい」
「我輩は貴様と話したい。ナズから聞いた。テスカトリポカやストレンジに、無理強いされているのだと。
我輩の所へ来い。我輩なら、貴様を幸せにしてやれる」
ありもしないでっち上げを、ナズはスネイプに話したよう。
しかも我輩の所へ来い? この変な奴は、ナズに好かれているから、私も好きになると勘違いしているのか?
それにテスカトリポカやストレンジを呼び捨てにしているのも気に食わないし、何よりナズと猛りあった手で腕を掴まないでほしい、マジで。
バッと掴まれた腕を引き離し、ユイは断固と拒否する。
「結構です。それに私は、ストレンジ先生やテスカトリポカさんに、無理強いなどされていません」
この変な方は、神を侮辱している事を自覚しているのだろうか?
いやホグワーツにそもそも、神を崇めると言う文化は存在するのか?
それに……付き合うなら断然スネイプより、テスカトリポカだ。
カッコいいし、声もいいし。
そんなどうでもいい疑問を頭に浮かべるユイに、隙が出来たと判断し、スネイプは彼女へ手を伸ばす。
「俺のお嬢に触んじゃねぇ。他の女抱いた手で」
霊体化を解いたテスカトリポカが、伸ばしたスネイプの手を力強く掴んだ。
痛さに呻くスネイプを見て、流石にやり過ぎだと彼女は思った。
「テスカトリポカさん、やり過ぎよ」
「穢れた手でお前を触ろうとするからだろ。
これくらいさせろよ」
「入学式前に怪我したら、流石にまずいでしょう」
ムッとテスカトリポカは眉を寄せ、やがて舌打ちと共にスネイプの手を放す。
「オラ行け。それ以上留まれば」
テスカトリポカの言葉が終わらない内に、スネイプは脱兎の如く、大広間へ入って行く。
「助けてくれなくてよかったのに」
「俺のマスターが穢れた手で触れられようとしたんだ、我慢出来なかった」
心外だとばかりに拗ねるテスカトリポカが、なんだか可愛くて思わず、小さく吹き出してしまう。
「ふふ」
「む……」
「や、ちょい、やめて下さい」
テスカトリポカに髪をわちゃわちゃされユイは、慌てて止める体勢に入る。
膨れながら髪を撫でるテスカトリポカは、なんとも楽しそうであった。解せない!
言わば復習の様なもの。
2人はテーブルを挟んで向かい合って座っている。テスカトリポカは、ユイの隣である。
「ホグワーツの教師は、全学年の教科を1人で取り纏めているのは覚えてるよな?」
そう、日本とは違い、ホグワーツは全学年の教科を1人で行っている。
それをストレンジから聞いた時は、よく助手無しでやれるなと感心した程。
「覚えてますけど、それが何か?」
「スネイプの野郎だよ。いくら面倒を頼まれたからと言って、あの野郎1人に固執するのは異常だろうが」
「全学年の教科を1人で担当しているなら、確かにそうですね。でも夏休みだし……あ」
ストレンジの言いたい事を察し、とある考えが浮かぶ。
「明日から入学式なのに、相変わらずナズと」
「そう言う事だ。他の教師は色々動いてるがアイツらは、猛り真っ最中。
いくら恋人同士でも、学校業務は最優先だろ。
代わりに俺が、スネイプのやる事をやっている」
だから頻繁にストレンジは、部屋にいないのか。
それなら本人達に言えば。
ユイの心情を理解したのか、ストレンジは無理だと言う。
「誰が何言っても聞かねぇ。
入学式に参加するかも怪しい」
「全員参加なんですか?」
「よっぽどの事がなかったらな。猛りの真っ最中だから参加出来ません、なんて馬鹿な事言えんだろ」
ですよね、とユイは頷く。そんな凄い教師を落としたのは、ある意味ナズは天才だ。
そんな彼女の元へ行って、ナズの虜にならなかったテスカトリポカも。
ジッと彼を見ると、
「何だよ」
「別に。これから頑張りましょうね、ってだけですよ」
視線に気付いたテスカトリポカから、ため息混じりにそうだなと言われた。
ナズの虜にならなかったテスカトリポカに対して、変な感情が芽生えた様な気がする。
ストレンジから明日について聞かされ、ユイはその後眠りに就いた。
次の日、ユイは入学式が行われる大広間へ入ろうとしたが。
「ユイ、待っていたぞ」
最も、いや絶対聞きたくない声が、ユイを呼び止める。
大広間前に、スネイプがいた。
待ってないです、と言おうものなら、後々面倒な事になるので気付かない振りをして通り過ぎようと……。
スネイプにガッチリ腕を掴まれてしまい、背中を冷や汗が流れる。
「離して下さい」
「我輩は貴様と話したい。ナズから聞いた。テスカトリポカやストレンジに、無理強いされているのだと。
我輩の所へ来い。我輩なら、貴様を幸せにしてやれる」
ありもしないでっち上げを、ナズはスネイプに話したよう。
しかも我輩の所へ来い? この変な奴は、ナズに好かれているから、私も好きになると勘違いしているのか?
それにテスカトリポカやストレンジを呼び捨てにしているのも気に食わないし、何よりナズと猛りあった手で腕を掴まないでほしい、マジで。
バッと掴まれた腕を引き離し、ユイは断固と拒否する。
「結構です。それに私は、ストレンジ先生やテスカトリポカさんに、無理強いなどされていません」
この変な方は、神を侮辱している事を自覚しているのだろうか?
いやホグワーツにそもそも、神を崇めると言う文化は存在するのか?
それに……付き合うなら断然スネイプより、テスカトリポカだ。
カッコいいし、声もいいし。
そんなどうでもいい疑問を頭に浮かべるユイに、隙が出来たと判断し、スネイプは彼女へ手を伸ばす。
「俺のお嬢に触んじゃねぇ。他の女抱いた手で」
霊体化を解いたテスカトリポカが、伸ばしたスネイプの手を力強く掴んだ。
痛さに呻くスネイプを見て、流石にやり過ぎだと彼女は思った。
「テスカトリポカさん、やり過ぎよ」
「穢れた手でお前を触ろうとするからだろ。
これくらいさせろよ」
「入学式前に怪我したら、流石にまずいでしょう」
ムッとテスカトリポカは眉を寄せ、やがて舌打ちと共にスネイプの手を放す。
「オラ行け。それ以上留まれば」
テスカトリポカの言葉が終わらない内に、スネイプは脱兎の如く、大広間へ入って行く。
「助けてくれなくてよかったのに」
「俺のマスターが穢れた手で触れられようとしたんだ、我慢出来なかった」
心外だとばかりに拗ねるテスカトリポカが、なんだか可愛くて思わず、小さく吹き出してしまう。
「ふふ」
「む……」
「や、ちょい、やめて下さい」
テスカトリポカに髪をわちゃわちゃされユイは、慌てて止める体勢に入る。
膨れながら髪を撫でるテスカトリポカは、なんとも楽しそうであった。解せない!