災難
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「元いた場所に還せ」
「やっぱりそう来ます?」
召喚したテスカトリポカをストレンジに紹介するも、開口1番言われた。
予想してましたけど。
まぁ犬や猫を連れて来るのとは、訳が違うしなぁ……。
「お前の面倒プラスそいつの面倒は御免被る。
俺も暇じゃないんだ」
「だそうですけど、どうします?」
テスカトリポカに問い掛けると、彼は不満そうな表情すらせず、寧ろ面白いものを見る目を向ける。
「俺はお前達人間とは違う存在だ。つまり食事も面倒もいらん。
マスターだけの魔力で十分だ」
どこかストレンジと似た声音で、そう言う彼。
ストレンジは遠回しに馬鹿にされたと感じ一瞬ムッとしたが、まぁいいと口にする。
「寝る場所はどうする? 流石にそいつとは一緒に寝かせられないぞ」
「霊体化ーーつまり姿を消して、何処かで適当にするから大丈夫だ。
睡眠とマスターの魔力があれば、力を発揮出来るからな」
「物騒な事言いますね」
なんであれ、テスカトリポカはストレンジに認めてもらえた。
さてこの後は魔法の勉強でもしようと考え始めたところで。
突如金切り声上げながら、
「ちょっとアンタ、助けてよ!!」
見知らぬ誰かが、ストレンジの部屋に飛び込んで来た。
「誰か知らないけど、今から魔法の勉強するから出て行ってくれませんこと?」
似非お嬢様語で話すも、誰かさんは聞く耳持たない。
「私の名前はナズよ! さっき話したでしょう!?」
「興味ない人や嫌いな人の名前、覚えない主義ですの」
「さっきから何よ、その言葉遣い!
いやそれより助けて! 私の背後に、変な奴がいるの!」
よくよく見ると、ナズの背後には黒く腹の出た、悪魔みたいな奴がそこにいる。
アレがリアルな悪魔ですね。漫画とか悪魔って、結構美化されるけど。
しかし神も、リアルでもあんな感じなんだろうか?
そんな事思考しながらテスカトリポカを見ると、彼は何だよと眉顰める。
「別に。ただ私の使い魔はかっこいいなって」
「褒めても何も出ないぞ」
本当に彼が使い魔でよかった。
「ちょっと私を助けなさいよ! 本気で」
「さっき、貴女、私の事なんて言ったか覚えてる?」
ユイとテスカトリポカが見つめ合っている中、声を上げるバカが1人。
冷めた目で問い掛けると、バカというあだ名が似合うくらいにキョトンとする。
「私とさっき廊下で会った時、貴女言いましたよね? 私はSNSでブロックされるくらいの、冷たい人間なんだって。
そんな人間が、目の前で困ってる人を助けますかね?」
「あ、あ……」
氷の様な微笑を浮かべながら問い掛けるユイの質問で、やっと自分の失言について思い出したナズ。
冷たい人間は、困ってる人を助けない。ならナズを助けないのも、当たり前ではないか。
自覚し嫌な結末を想像し泣き出しそうな顔で、ナズは言う。
「発言は撤回するから、助けてよ!
私は夢小説王道に乗っかった夢主だから、ここで死ぬ訳にいかないの!」
後半は何言ってるかさっぱりだが、まぁ撤回するなら助けよう。
で、召喚した経緯を聞くと。
「バカでしょ、貴女」
「分かってるわよ、でもイケメンな使い魔が欲しかったの」
チラッとナズは、ユイの背後にいるテスカトリポカに眼を向ける。
その目はスネイプを見る目に、かなり似ていた。熱っぽく、欲に塗れた……。
視線を向けられたテスカトリポカは、ストレンジの背後に隠れる。
ストレンジは嫌そうにしていたが、流石に気の毒に思ったのか、振り払う様な素振りは見せない。
もしかしたらテスカトリポカも、ナズの魅力にやられるのではと不安になったが、そんな心配は無さそう。
いや何故ホッとしている自分! ナズはテスカトリポカに気に入ってもらえず、盛大に舌打ちしたが彼女は気にしない事にする。
「そもそも、見様見真似でするから変な者呼び寄せるのよ。
ちなみに、魔法陣を描いた色は?」
「黒、だけど」
「うん、悪魔を呼び寄せたのは納得ね。
魔導書によると黒は悪魔を、青は神や神聖なる動物を……」
「もっと早くそれ言ってよ!」
「勝手に真似したのは、そっちでしょう……で、その悪魔の名前は」
猿の様に喚くナズは一先ず無視し、彼女の背後にいる悪魔の名前を調べる。
実を言うとナズが呼び寄せた悪魔が、どんな者か気になっていたのだ。
言えば調子乗るし、絶対言わないけど。
ナズの背後にいる悪魔は、ただじっと不気味に立っている。
黒の魔法陣録に、その悪魔の名前があった。
「やっぱりそう来ます?」
召喚したテスカトリポカをストレンジに紹介するも、開口1番言われた。
予想してましたけど。
まぁ犬や猫を連れて来るのとは、訳が違うしなぁ……。
「お前の面倒プラスそいつの面倒は御免被る。
俺も暇じゃないんだ」
「だそうですけど、どうします?」
テスカトリポカに問い掛けると、彼は不満そうな表情すらせず、寧ろ面白いものを見る目を向ける。
「俺はお前達人間とは違う存在だ。つまり食事も面倒もいらん。
マスターだけの魔力で十分だ」
どこかストレンジと似た声音で、そう言う彼。
ストレンジは遠回しに馬鹿にされたと感じ一瞬ムッとしたが、まぁいいと口にする。
「寝る場所はどうする? 流石にそいつとは一緒に寝かせられないぞ」
「霊体化ーーつまり姿を消して、何処かで適当にするから大丈夫だ。
睡眠とマスターの魔力があれば、力を発揮出来るからな」
「物騒な事言いますね」
なんであれ、テスカトリポカはストレンジに認めてもらえた。
さてこの後は魔法の勉強でもしようと考え始めたところで。
突如金切り声上げながら、
「ちょっとアンタ、助けてよ!!」
見知らぬ誰かが、ストレンジの部屋に飛び込んで来た。
「誰か知らないけど、今から魔法の勉強するから出て行ってくれませんこと?」
似非お嬢様語で話すも、誰かさんは聞く耳持たない。
「私の名前はナズよ! さっき話したでしょう!?」
「興味ない人や嫌いな人の名前、覚えない主義ですの」
「さっきから何よ、その言葉遣い!
いやそれより助けて! 私の背後に、変な奴がいるの!」
よくよく見ると、ナズの背後には黒く腹の出た、悪魔みたいな奴がそこにいる。
アレがリアルな悪魔ですね。漫画とか悪魔って、結構美化されるけど。
しかし神も、リアルでもあんな感じなんだろうか?
そんな事思考しながらテスカトリポカを見ると、彼は何だよと眉顰める。
「別に。ただ私の使い魔はかっこいいなって」
「褒めても何も出ないぞ」
本当に彼が使い魔でよかった。
「ちょっと私を助けなさいよ! 本気で」
「さっき、貴女、私の事なんて言ったか覚えてる?」
ユイとテスカトリポカが見つめ合っている中、声を上げるバカが1人。
冷めた目で問い掛けると、バカというあだ名が似合うくらいにキョトンとする。
「私とさっき廊下で会った時、貴女言いましたよね? 私はSNSでブロックされるくらいの、冷たい人間なんだって。
そんな人間が、目の前で困ってる人を助けますかね?」
「あ、あ……」
氷の様な微笑を浮かべながら問い掛けるユイの質問で、やっと自分の失言について思い出したナズ。
冷たい人間は、困ってる人を助けない。ならナズを助けないのも、当たり前ではないか。
自覚し嫌な結末を想像し泣き出しそうな顔で、ナズは言う。
「発言は撤回するから、助けてよ!
私は夢小説王道に乗っかった夢主だから、ここで死ぬ訳にいかないの!」
後半は何言ってるかさっぱりだが、まぁ撤回するなら助けよう。
で、召喚した経緯を聞くと。
「バカでしょ、貴女」
「分かってるわよ、でもイケメンな使い魔が欲しかったの」
チラッとナズは、ユイの背後にいるテスカトリポカに眼を向ける。
その目はスネイプを見る目に、かなり似ていた。熱っぽく、欲に塗れた……。
視線を向けられたテスカトリポカは、ストレンジの背後に隠れる。
ストレンジは嫌そうにしていたが、流石に気の毒に思ったのか、振り払う様な素振りは見せない。
もしかしたらテスカトリポカも、ナズの魅力にやられるのではと不安になったが、そんな心配は無さそう。
いや何故ホッとしている自分! ナズはテスカトリポカに気に入ってもらえず、盛大に舌打ちしたが彼女は気にしない事にする。
「そもそも、見様見真似でするから変な者呼び寄せるのよ。
ちなみに、魔法陣を描いた色は?」
「黒、だけど」
「うん、悪魔を呼び寄せたのは納得ね。
魔導書によると黒は悪魔を、青は神や神聖なる動物を……」
「もっと早くそれ言ってよ!」
「勝手に真似したのは、そっちでしょう……で、その悪魔の名前は」
猿の様に喚くナズは一先ず無視し、彼女の背後にいる悪魔の名前を調べる。
実を言うとナズが呼び寄せた悪魔が、どんな者か気になっていたのだ。
言えば調子乗るし、絶対言わないけど。
ナズの背後にいる悪魔は、ただじっと不気味に立っている。
黒の魔法陣録に、その悪魔の名前があった。