理解出来ない感情
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「テスカトリポカ、こっちを見て下さい……ああ、良い目ですね」
「てめっ、まじ殺してやる……俺が動けないからって、いい気になってんじゃねぇぞ」
凄んでいる割にも、彼の目は感じていると言う感情を抑えきれていない。
ゾゾっと松陰の背筋を、更に支配したいと言う欲求が這い上がって来る。
テスカトリポカの頬を包み込み、唇を重ねようとした瞬間。
「先生、ちょっと話が……ってあれ、テスカトリポカが何でここに?」
高杉晋作がノック無しに軽快に入って来た。
パッと松陰がテスカトリポカを離すと、力尽きた様に彼が倒れる。
「少々具合悪いようでしてね。
晋作、彼をマスターの所まで運んではくれませんか?」
「構いませんけど……テスカトリポカに何かした、とかではないですよね、先生?」
どこか圧感じさせる笑みで高杉が問い掛けるも、松陰は涼しげな顔で「何もありませんし、してませんよ」と、罪悪感無しに言う。
へたり込んでいるテスカトリポカに、「ねぇ、テスカトリポカさん」と変わらず涼しげに問い掛ける。
テスカトリポカはビクッと怯えた様に肩震わせるも、力無く頷く。
そんな2人を怪しげに観察していたが、やがて松陰の言い分信じた高杉はテスカトリポカに歩み寄る。
「何もしてないからいいですけど……これだけは、ハッキリ言います」
「晋作?」
「彼は俺の恋人です。
先生の言い分、今回は信じますが次ありませんよ!」
ベーっと舌を出して松陰を威嚇した高杉は、そのままテスカトリポカに肩を貸して、部屋を出て行った。
残された松陰は、ポツリと。
「薄々、僕の言い分は嘘だと分かっている様子でしたね。
いやーそれにしても、あのテスカトリポカ……」
先程のテスカトリポカの怯えた表情と、甘い声音を思い出す。
あれはまたアプローチのしがいがある。
嫌がる彼に口付け、更に喘がす事が出来れば。
ありもしない筈であろう出来事に、松陰の"ソレ"は反応を示す。
「ああ、いけませんねこれは。
晋作と張り合うなど、生前だけで十分なのですが」
その呟きは誰に聞かれる事なく、部屋に消えてゆく。
(了)
「てめっ、まじ殺してやる……俺が動けないからって、いい気になってんじゃねぇぞ」
凄んでいる割にも、彼の目は感じていると言う感情を抑えきれていない。
ゾゾっと松陰の背筋を、更に支配したいと言う欲求が這い上がって来る。
テスカトリポカの頬を包み込み、唇を重ねようとした瞬間。
「先生、ちょっと話が……ってあれ、テスカトリポカが何でここに?」
高杉晋作がノック無しに軽快に入って来た。
パッと松陰がテスカトリポカを離すと、力尽きた様に彼が倒れる。
「少々具合悪いようでしてね。
晋作、彼をマスターの所まで運んではくれませんか?」
「構いませんけど……テスカトリポカに何かした、とかではないですよね、先生?」
どこか圧感じさせる笑みで高杉が問い掛けるも、松陰は涼しげな顔で「何もありませんし、してませんよ」と、罪悪感無しに言う。
へたり込んでいるテスカトリポカに、「ねぇ、テスカトリポカさん」と変わらず涼しげに問い掛ける。
テスカトリポカはビクッと怯えた様に肩震わせるも、力無く頷く。
そんな2人を怪しげに観察していたが、やがて松陰の言い分信じた高杉はテスカトリポカに歩み寄る。
「何もしてないからいいですけど……これだけは、ハッキリ言います」
「晋作?」
「彼は俺の恋人です。
先生の言い分、今回は信じますが次ありませんよ!」
ベーっと舌を出して松陰を威嚇した高杉は、そのままテスカトリポカに肩を貸して、部屋を出て行った。
残された松陰は、ポツリと。
「薄々、僕の言い分は嘘だと分かっている様子でしたね。
いやーそれにしても、あのテスカトリポカ……」
先程のテスカトリポカの怯えた表情と、甘い声音を思い出す。
あれはまたアプローチのしがいがある。
嫌がる彼に口付け、更に喘がす事が出来れば。
ありもしない筈であろう出来事に、松陰の"ソレ"は反応を示す。
「ああ、いけませんねこれは。
晋作と張り合うなど、生前だけで十分なのですが」
その呟きは誰に聞かれる事なく、部屋に消えてゆく。
(了)