戦いの火蓋
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「あの、ユイさんと言う方は、大丈夫なのでしょうか?」
「彼女なら出来るよ。私はそう信じてる」
デイビットによって保護されたジルのキャスターは、不安気に尋ねた。
デイビットのサーヴァントであるキャスターは、自信たっぷりに頷くが。
「ユイさんは入って来て間もない、新人マスターでしょう?
私のマスターによって増強されたマセルに、敵うはずが」
キャスターは既にマセルを彼女が倒す事になると、デイビットから聞いていた。
しかしユイは新人マスター同然。いくらサーヴァントが強くても、マスターが弱いとなると。
もしユイが敗れて、マセルが更に暴走したら……。
不安を悟ったデイビットのキャスターは、安心させる様に言う。
「だがマセルも、新人同然だよ。ベテランであるジルから増強されても、ボロは必ず出る。
つまりお互いが、新人同然なんだよ」
デイビットのキャスターの言葉に、彼女は今更その事実に気づく。
マセルはジルがユイを倒す為に適当に取り繕い、強くなる錠剤を飲ませただけだ。
強くなっても、魔術の扱いを少しでも早く学んだユイの方が上である。
「なら、大丈夫ですね。
あと、私のマスターについては」
「うーん、それなんだけどね。
デイビットはもうカンカンでさ。
魔術の世界とは関係ない一般市民を、錠剤を飲ませて利用したんだ……見つけられたら、タダじゃすまないかもね。
デイビットは、ああ見えて怒ると怖いからね。
あと簡単に話に乗ったマセルと言う者にも、かなり怒ってるよ」
ジルのキャスターも、何度かデイビットと顔を合わせている。
常に何を考えてるか分からず、不機嫌そうな表情が多いデイビットの怒るところは、容易に想像出来た。
だからこそ、怖い。だが出来たら、もうこれ以上は。
「私は……マスターを売る様な行為をしました。マスターにこの事を知られたら、もう彼のサーヴァントには戻れません」
「流石の君も堪えたよね、今回は。
でも君には、自身をアテにしてもらえるマスターはいるのかい?
彼とサーヴァントの縁を切って、すぐに見付けられなかったら、消失は免れないよ?」
「一応、あるにはあります。
こっそりと、そのマスターであるサーヴァントと会っているので」
実はジルのキャスターは、度々彼の目を盗んで、とあるサーヴァントに会っていた。
自身がいつジルに見限られてもいい様に、次のマスターをすぐに見つけられるという、保険の為に。
「そのサーヴァントは、誰なんだい? このダ・ヴィンチちゃんに、教えてくれたまえ」
真名を名乗ったキャスターに、ジルのキャスターはすっかり信頼して、そのサーヴァントの名を口にした。
「彼女なら出来るよ。私はそう信じてる」
デイビットによって保護されたジルのキャスターは、不安気に尋ねた。
デイビットのサーヴァントであるキャスターは、自信たっぷりに頷くが。
「ユイさんは入って来て間もない、新人マスターでしょう?
私のマスターによって増強されたマセルに、敵うはずが」
キャスターは既にマセルを彼女が倒す事になると、デイビットから聞いていた。
しかしユイは新人マスター同然。いくらサーヴァントが強くても、マスターが弱いとなると。
もしユイが敗れて、マセルが更に暴走したら……。
不安を悟ったデイビットのキャスターは、安心させる様に言う。
「だがマセルも、新人同然だよ。ベテランであるジルから増強されても、ボロは必ず出る。
つまりお互いが、新人同然なんだよ」
デイビットのキャスターの言葉に、彼女は今更その事実に気づく。
マセルはジルがユイを倒す為に適当に取り繕い、強くなる錠剤を飲ませただけだ。
強くなっても、魔術の扱いを少しでも早く学んだユイの方が上である。
「なら、大丈夫ですね。
あと、私のマスターについては」
「うーん、それなんだけどね。
デイビットはもうカンカンでさ。
魔術の世界とは関係ない一般市民を、錠剤を飲ませて利用したんだ……見つけられたら、タダじゃすまないかもね。
デイビットは、ああ見えて怒ると怖いからね。
あと簡単に話に乗ったマセルと言う者にも、かなり怒ってるよ」
ジルのキャスターも、何度かデイビットと顔を合わせている。
常に何を考えてるか分からず、不機嫌そうな表情が多いデイビットの怒るところは、容易に想像出来た。
だからこそ、怖い。だが出来たら、もうこれ以上は。
「私は……マスターを売る様な行為をしました。マスターにこの事を知られたら、もう彼のサーヴァントには戻れません」
「流石の君も堪えたよね、今回は。
でも君には、自身をアテにしてもらえるマスターはいるのかい?
彼とサーヴァントの縁を切って、すぐに見付けられなかったら、消失は免れないよ?」
「一応、あるにはあります。
こっそりと、そのマスターであるサーヴァントと会っているので」
実はジルのキャスターは、度々彼の目を盗んで、とあるサーヴァントに会っていた。
自身がいつジルに見限られてもいい様に、次のマスターをすぐに見つけられるという、保険の為に。
「そのサーヴァントは、誰なんだい? このダ・ヴィンチちゃんに、教えてくれたまえ」
真名を名乗ったキャスターに、ジルのキャスターはすっかり信頼して、そのサーヴァントの名を口にした。