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次の日朝食の準備をしようと、キッチンへと向かったのだが。
「テスカトリポカさん?」
居間のソファで、ぐっすり眠っているテスカトリポカを見つけた。
スヤスヤと気持ち良さそうに眠る彼からは、当たり前であるが戦いの神だと言う風格は全く無い。
思えば、テスカトリポカの寝顔を見るのは、初めてな気がする。
「テスカトリポカさん、起きて下さい。
ここで寝てたら、風邪引きますよ」
サーヴァントが風邪を引くのかは定かでないが、やはり体調を考慮すればベッドで寝た方がいい。
しかし強く揺さぶっても、起きる気配が無い。
「よく眠れなかったのかな?」
「おはよう、ユイ。何だ、テスカトリポカそこにいたのか」
背後からいきなり声を掛けられ、ユイはウヒャッとびっくりした。
「た、高杉さん!?」
「そんなに驚かなくてもいいだろ? 僕、気分害した」
拗ねた様にそっぽを向く高杉にユイは必死に謝り、先程の事を尋ねる。
「なんだか、テスカトリポカさんと一緒にいた様な口振りだったね」
「だって僕、一緒に寝たもん。って言っても、寝ぼけて彼の部屋に入ったんだよね」
うっかりと口走りながら、ヘラッと笑う高杉だが逆に、よく追い出されなかったなと思う。
つまりテスカトリポカは、高杉の為に居間で眠っているという事だろうか?
ただ単に、隣に高杉がいたから寝付けなかったから?
正直起こしたいのは山々だが、そんな理由では起こすに忍びない。
朝食の用意が出来てから起こそう、とユイは決めた。
「ん、じゃあ高杉さん、お味噌汁作るの手伝って」
「今日のお味噌汁、何々〜?」
意気揚々と後ろから付いてくる高杉に、彼女は豚汁と答えた。
「はよっす」
「おはよう、テスカトリポカさん。ご飯出来てるよ」
高杉とシャーロック、ユイが食べ終えたと同時に、テスカトリポカが眠そうにキッチンへと入って来る。
豪快なあくびをしながらシャーロックの隣に腰掛けるテスカトリポカを、高杉が迷惑そうに見ていた。
そんな彼に怯む事なく、平然と食事を開始するテスカトリポカ。
なんとも大物である。
平和な朝食の時間を堪能していると、ドアのベルが鳴った。
「誰だろ」
「おい、出るなよ。大体今まで食事中の時に来客来て、良い内容だった事あるかよ」
来客を迎えようと席を立つユイを、テスカトリポカが不満たっぷりに止めに入る。
シャーロックや高杉も、彼に同意する如く頷いていた。
こんな時に結束力いいんだよなぁ……。
どうしようかと悩んでいると、微かにではあるが声が聞こえてきた。
「俺だ、デイビットだ。ジルとマセルについて進展があったから、報告に来た」
迷う時間なんて勿体無いと感じ、ユイはデイビットを迎えるべく、玄関へと足を向ける。
そんな彼女を見て一言、高杉が言った。
「犬みたいだね」
「お前が言うな」
「同感だね」
テスカトリポカとシャーロックの言葉に、そんな事ないだろと口にする高杉であった。
「テスカトリポカさん?」
居間のソファで、ぐっすり眠っているテスカトリポカを見つけた。
スヤスヤと気持ち良さそうに眠る彼からは、当たり前であるが戦いの神だと言う風格は全く無い。
思えば、テスカトリポカの寝顔を見るのは、初めてな気がする。
「テスカトリポカさん、起きて下さい。
ここで寝てたら、風邪引きますよ」
サーヴァントが風邪を引くのかは定かでないが、やはり体調を考慮すればベッドで寝た方がいい。
しかし強く揺さぶっても、起きる気配が無い。
「よく眠れなかったのかな?」
「おはよう、ユイ。何だ、テスカトリポカそこにいたのか」
背後からいきなり声を掛けられ、ユイはウヒャッとびっくりした。
「た、高杉さん!?」
「そんなに驚かなくてもいいだろ? 僕、気分害した」
拗ねた様にそっぽを向く高杉にユイは必死に謝り、先程の事を尋ねる。
「なんだか、テスカトリポカさんと一緒にいた様な口振りだったね」
「だって僕、一緒に寝たもん。って言っても、寝ぼけて彼の部屋に入ったんだよね」
うっかりと口走りながら、ヘラッと笑う高杉だが逆に、よく追い出されなかったなと思う。
つまりテスカトリポカは、高杉の為に居間で眠っているという事だろうか?
ただ単に、隣に高杉がいたから寝付けなかったから?
正直起こしたいのは山々だが、そんな理由では起こすに忍びない。
朝食の用意が出来てから起こそう、とユイは決めた。
「ん、じゃあ高杉さん、お味噌汁作るの手伝って」
「今日のお味噌汁、何々〜?」
意気揚々と後ろから付いてくる高杉に、彼女は豚汁と答えた。
「はよっす」
「おはよう、テスカトリポカさん。ご飯出来てるよ」
高杉とシャーロック、ユイが食べ終えたと同時に、テスカトリポカが眠そうにキッチンへと入って来る。
豪快なあくびをしながらシャーロックの隣に腰掛けるテスカトリポカを、高杉が迷惑そうに見ていた。
そんな彼に怯む事なく、平然と食事を開始するテスカトリポカ。
なんとも大物である。
平和な朝食の時間を堪能していると、ドアのベルが鳴った。
「誰だろ」
「おい、出るなよ。大体今まで食事中の時に来客来て、良い内容だった事あるかよ」
来客を迎えようと席を立つユイを、テスカトリポカが不満たっぷりに止めに入る。
シャーロックや高杉も、彼に同意する如く頷いていた。
こんな時に結束力いいんだよなぁ……。
どうしようかと悩んでいると、微かにではあるが声が聞こえてきた。
「俺だ、デイビットだ。ジルとマセルについて進展があったから、報告に来た」
迷う時間なんて勿体無いと感じ、ユイはデイビットを迎えるべく、玄関へと足を向ける。
そんな彼女を見て一言、高杉が言った。
「犬みたいだね」
「お前が言うな」
「同感だね」
テスカトリポカとシャーロックの言葉に、そんな事ないだろと口にする高杉であった。