気まずい気持ち
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その夜、人気が無い路地裏にて、2人の男女が話をしていた。
「本当にこれを飲めば、アイツに復讐出来るの?」
「ああ。君は魔法使いになり、最強の力を手に入れられるんだ」
ジルから手渡された一粒の丸い錠剤を見て、マセルは恐る恐ると言った体で問い掛ける。
マセルはジルから、魔術やユイが勤めているカルデアについて、全てを聞かされた。
ユイに付いていたテスカトリポカと言う男性は、彼女に召喚されたのだろうとも。
それを聞きマセルはきっとユイに、無理矢理服従を強いられているのかもしれない、と憶測した。
「復讐したいんだろ、ユイに。そして愛するテスカトリポカを救い出すんだろ?」
テスカトリポカがジルから名前を出された事に気付いたら、間違いなく彼に怒りを買っていただろう。
だがその本人はいない。
「マスターであるユイが死ねば、君が代わりにテスカトリポカを従える事が可能になる。
その時は、俺も力になろう」
「う、うん、そうよね! 愛するテスカトリポカの為だもん!!」
いまだに迷うマセルを急かす様に、ジルは「さぁ、飲め」と促す。
やっぱり無理だと、気持ちを入れ替えられては困るのだ。
錠剤を思い切って口に含むマセル。
ほろ苦く若干甘さのある甘味が、口の中に広がって行く。
心が何かの力に、支配されてゆく感覚も。
「う、ハッハッハ!! これでユイに、復讐が出来るわ!! 見て、火だって起こせたわ!!」
手の平に青い炎を灯すマセルを見て、ジルは勝利を確信した。
「か、カルデアに、報告しなきゃ!!」
姿を消して事の成り行きを見守っていた、ジルのキャスターは、急いでカルデアに向かう。
今まで何をされても、マスターだからと我慢していたが、流石に今回はダメだ。
下手をすればマセルが暴走し、街に被害が及ぶ事に繋がり兼ねない。
カルデアの存在やサーヴァントの存在だって、もしかしたら知られるかもしれないのだ。
ユイを仮に倒したとしても、魔法と言う力を手に入れたマセルは、間違いなくその力に支配される。
そうなっても、ジルは助けようとはしない、絶対に。
タッタっと、杖を持って走る小柄な少女の姿は、闇に紛れて見えなくなった。
「本当にこれを飲めば、アイツに復讐出来るの?」
「ああ。君は魔法使いになり、最強の力を手に入れられるんだ」
ジルから手渡された一粒の丸い錠剤を見て、マセルは恐る恐ると言った体で問い掛ける。
マセルはジルから、魔術やユイが勤めているカルデアについて、全てを聞かされた。
ユイに付いていたテスカトリポカと言う男性は、彼女に召喚されたのだろうとも。
それを聞きマセルはきっとユイに、無理矢理服従を強いられているのかもしれない、と憶測した。
「復讐したいんだろ、ユイに。そして愛するテスカトリポカを救い出すんだろ?」
テスカトリポカがジルから名前を出された事に気付いたら、間違いなく彼に怒りを買っていただろう。
だがその本人はいない。
「マスターであるユイが死ねば、君が代わりにテスカトリポカを従える事が可能になる。
その時は、俺も力になろう」
「う、うん、そうよね! 愛するテスカトリポカの為だもん!!」
いまだに迷うマセルを急かす様に、ジルは「さぁ、飲め」と促す。
やっぱり無理だと、気持ちを入れ替えられては困るのだ。
錠剤を思い切って口に含むマセル。
ほろ苦く若干甘さのある甘味が、口の中に広がって行く。
心が何かの力に、支配されてゆく感覚も。
「う、ハッハッハ!! これでユイに、復讐が出来るわ!! 見て、火だって起こせたわ!!」
手の平に青い炎を灯すマセルを見て、ジルは勝利を確信した。
「か、カルデアに、報告しなきゃ!!」
姿を消して事の成り行きを見守っていた、ジルのキャスターは、急いでカルデアに向かう。
今まで何をされても、マスターだからと我慢していたが、流石に今回はダメだ。
下手をすればマセルが暴走し、街に被害が及ぶ事に繋がり兼ねない。
カルデアの存在やサーヴァントの存在だって、もしかしたら知られるかもしれないのだ。
ユイを仮に倒したとしても、魔法と言う力を手に入れたマセルは、間違いなくその力に支配される。
そうなっても、ジルは助けようとはしない、絶対に。
タッタっと、杖を持って走る小柄な少女の姿は、闇に紛れて見えなくなった。