魔術
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「媒介って何ですか?」
「知らないのか?」
疑問を疑問で返され、彼女は取り敢えず頷く。頷いたのを見て、デイビットはマジかと言う様に頭を抱える。
連れて来たのはそっちでしょうよ。それに魔術なんて扱えないし!
「媒介も扱える魔術も無い。デイビット、何でこの子連れて来たの?」
「勘だと言っただろ。なんかピンと来たから」
言い訳がましく告げるデイビットに、そろそろユイは堪忍袋の尾が切れそうである。
なんとか自力で抑え込み、媒介って? と質問した。
「サーヴァントを召喚する際に必要な物だよ。ざっくり言うと、サーヴァントーーつまり、英霊が生前愛用していた物だね」
「そんな高価な物、持ってません」
一般庶民なユイには、到底無縁な物だ。名前だけで、高い物だと想像が付く。
「媒介が無くとも、召喚は可能だ。どんなサーヴァントが召喚されるか分からない、デメリットはあるがな。
魔術も知らないんだな?」
だからそう言ってるじゃないですか、と彼女は投げやりに言う。
いい加減手首の拘束バンドが痛くなってきたので、外してもらいたかった。
モゾモゾ身を捩ると、案の定キャスターが気付いてくれる。
「デイビット、そろそろバンドを外したらどうかな?」
「構わないが……」
チラッと、お前逃げないよな? と言う疑いの目を向けられる。
「逃げませんよ。こんな知らない建物で逃げるなんて、無理そうですし」
それもそうだなとデイビットは納得し、指をパチンと鳴らす。
同時に拘束バンドが、銀の粒子を撒き散らして消えた。
ユイはどういう原理? と目を見開く。
「魔術だよ。魔術は聞いた事くらいはあるだろ」
「まぁ」
手を摩りながら、ユイは曖昧に頷く。
さて、とデイビットは立ち上がる。
「魔術は覚えて身に付けるのは可能だ。お前の場合、微量であるがその素質はある。
お前を選んだのも、その理由のひとつだ」
「あ、あったんですか。でも」
「話は終わりだ。これから行う事は、関係者以外には漏らすな」
言い訳は聞かんとばかりに、背を向けるデイビット。
勝手に連れて来ておいて、と言いたいがこの場所ではデイビットが上だ。
観念してユイは、デイビットに付いて行った。
「知らないのか?」
疑問を疑問で返され、彼女は取り敢えず頷く。頷いたのを見て、デイビットはマジかと言う様に頭を抱える。
連れて来たのはそっちでしょうよ。それに魔術なんて扱えないし!
「媒介も扱える魔術も無い。デイビット、何でこの子連れて来たの?」
「勘だと言っただろ。なんかピンと来たから」
言い訳がましく告げるデイビットに、そろそろユイは堪忍袋の尾が切れそうである。
なんとか自力で抑え込み、媒介って? と質問した。
「サーヴァントを召喚する際に必要な物だよ。ざっくり言うと、サーヴァントーーつまり、英霊が生前愛用していた物だね」
「そんな高価な物、持ってません」
一般庶民なユイには、到底無縁な物だ。名前だけで、高い物だと想像が付く。
「媒介が無くとも、召喚は可能だ。どんなサーヴァントが召喚されるか分からない、デメリットはあるがな。
魔術も知らないんだな?」
だからそう言ってるじゃないですか、と彼女は投げやりに言う。
いい加減手首の拘束バンドが痛くなってきたので、外してもらいたかった。
モゾモゾ身を捩ると、案の定キャスターが気付いてくれる。
「デイビット、そろそろバンドを外したらどうかな?」
「構わないが……」
チラッと、お前逃げないよな? と言う疑いの目を向けられる。
「逃げませんよ。こんな知らない建物で逃げるなんて、無理そうですし」
それもそうだなとデイビットは納得し、指をパチンと鳴らす。
同時に拘束バンドが、銀の粒子を撒き散らして消えた。
ユイはどういう原理? と目を見開く。
「魔術だよ。魔術は聞いた事くらいはあるだろ」
「まぁ」
手を摩りながら、ユイは曖昧に頷く。
さて、とデイビットは立ち上がる。
「魔術は覚えて身に付けるのは可能だ。お前の場合、微量であるがその素質はある。
お前を選んだのも、その理由のひとつだ」
「あ、あったんですか。でも」
「話は終わりだ。これから行う事は、関係者以外には漏らすな」
言い訳は聞かんとばかりに、背を向けるデイビット。
勝手に連れて来ておいて、と言いたいがこの場所ではデイビットが上だ。
観念してユイは、デイビットに付いて行った。