何もないです
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何かあった……これはつまり、アッチ方面の事をデイビットは言っているのか?
ひとつ屋根の下に、女が1人で男が3人。
デイビットが心配するのも無理はない。
ないのだが!!
「な、何もないですよ? な、何も」
「その反応だと、あの金髪にされた事以外にも何かあったのか」
しどろもどろに答えるユイに、デイビットが目を鋭くして問い掛けてくる。
出来れば語りたくないのだが……。
これはもう後戻りが出来ないと素直に判断した彼女は、ポツポツ語り始めた。
「本当に事故、なのか?」
「多分……あの後、私に普通に接していましたから」
デイビットにユイは、シャーロックとの出来事について話した。
勿論、あのキスだ。
今思い出しても、恥ずかしい限りである。
「演技、と言う可能性は?
覚えてはいるが、敢えてそう振る舞っているとか」
「無くはないと思いますけど、あのシャーロックだったら多分、それを材料にからかって来ると思うんですよ」
英霊について説明する時も、馬鹿にした様にご丁寧にも! 説明してくれたのだ。
逆に演技どころか、それを弱みとして握ってくるかもしれない。
ユイがありのままを言うと、デイビットは不服そうながらも納得してくれる。
「3日以上も一緒にいたのなら、そうなのかもしれないな。
だが」
「ところで、どうして貴方は私の心配を?」
尚も言いたそうに口を開くデイビットに、彼女は逆に問いを投げた。
「いや、それは」
「ん?」
「……君を誰にも」
どこか顔を赤くして話すデイビットの声が聞こえず、ユイは詰め寄る。
「何ですか? 聞こえませんけど」
「別に。ただカルデアの一員として、君に何かあったらと心配しただけだ。
サーヴァントとマスターの仲は、重要だからな」
デイビットは話すだけ話して、ユイから視線を逸らして立ち上がる。
話は終わりなのだろうか?
「話は以上だ。ナズの件は、今後知りたいか?」
「報告は要りません。赤の他人なので」
興味無さそうに話すと、デイビットは満足そうに頷いて、部屋から出て行った。
ひとつ屋根の下に、女が1人で男が3人。
デイビットが心配するのも無理はない。
ないのだが!!
「な、何もないですよ? な、何も」
「その反応だと、あの金髪にされた事以外にも何かあったのか」
しどろもどろに答えるユイに、デイビットが目を鋭くして問い掛けてくる。
出来れば語りたくないのだが……。
これはもう後戻りが出来ないと素直に判断した彼女は、ポツポツ語り始めた。
「本当に事故、なのか?」
「多分……あの後、私に普通に接していましたから」
デイビットにユイは、シャーロックとの出来事について話した。
勿論、あのキスだ。
今思い出しても、恥ずかしい限りである。
「演技、と言う可能性は?
覚えてはいるが、敢えてそう振る舞っているとか」
「無くはないと思いますけど、あのシャーロックだったら多分、それを材料にからかって来ると思うんですよ」
英霊について説明する時も、馬鹿にした様にご丁寧にも! 説明してくれたのだ。
逆に演技どころか、それを弱みとして握ってくるかもしれない。
ユイがありのままを言うと、デイビットは不服そうながらも納得してくれる。
「3日以上も一緒にいたのなら、そうなのかもしれないな。
だが」
「ところで、どうして貴方は私の心配を?」
尚も言いたそうに口を開くデイビットに、彼女は逆に問いを投げた。
「いや、それは」
「ん?」
「……君を誰にも」
どこか顔を赤くして話すデイビットの声が聞こえず、ユイは詰め寄る。
「何ですか? 聞こえませんけど」
「別に。ただカルデアの一員として、君に何かあったらと心配しただけだ。
サーヴァントとマスターの仲は、重要だからな」
デイビットは話すだけ話して、ユイから視線を逸らして立ち上がる。
話は終わりなのだろうか?
「話は以上だ。ナズの件は、今後知りたいか?」
「報告は要りません。赤の他人なので」
興味無さそうに話すと、デイビットは満足そうに頷いて、部屋から出て行った。