頼ろうにも
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「どうぞ、ストローベリーデラックスパフェです」
「すまないね、私じゃなく彼なんだよ」
とある場所に点在する、レトロなカフェ。そのカフェにキャスターとデイビットは来ていた。
パフェを運んで来た店員は、マジかみたいな顔をしてデイビットを凝視する。
どう見てもムスッとしていて、パフェを食す様には見えないのだろう。
しかし頼んだのが事実なら、彼の前に置くしかない。
店員はパフェを置いて、ではごゆっくりと慌てて言い、そそくさ立ち去って行く。
「何であんな慌てていたんだ? 俺が何かしたか?」
「自覚無いんだね、本当に君。付き合わされるこっちの身にもなってよ」
ため息混じりに言うキャスターなどお構い無しに、デイビットはパフェを食べに掛かる。
先程のムスッとした表情から、心なしか目が輝いている様に変化しているのは気の所為じゃないだろう。
まるで子供だ。
「でもユイの家に行く前に、何でカフェでパフェなんだい? 帰りにでも」
「馬鹿言うな。このカフェ人気のストローベリーデラックスパフェだぞ。
帰り際に売り切れていたら、どうする?」
デイビットの甘い物大好きで、よくカフェ巡りをしているのは、キャスターも知っていた。
気になる物があれば、1人で行く程である。
男子が1人でカフェ巡りとは、中々根性があると言うか。
あくまでキャスターの想像だが男子が1人--しかもカフェでパフェを食べるなど、勇気いる事だ。
半ば感心してしまうなぁ、とキャスターは思いながら彼に言った。
「早く食べちゃいなよ。あまりに遅かったら、私先に行くからね」
この時2人はユイが攫われたのを、知るよしもなかった。
「すまないね、私じゃなく彼なんだよ」
とある場所に点在する、レトロなカフェ。そのカフェにキャスターとデイビットは来ていた。
パフェを運んで来た店員は、マジかみたいな顔をしてデイビットを凝視する。
どう見てもムスッとしていて、パフェを食す様には見えないのだろう。
しかし頼んだのが事実なら、彼の前に置くしかない。
店員はパフェを置いて、ではごゆっくりと慌てて言い、そそくさ立ち去って行く。
「何であんな慌てていたんだ? 俺が何かしたか?」
「自覚無いんだね、本当に君。付き合わされるこっちの身にもなってよ」
ため息混じりに言うキャスターなどお構い無しに、デイビットはパフェを食べに掛かる。
先程のムスッとした表情から、心なしか目が輝いている様に変化しているのは気の所為じゃないだろう。
まるで子供だ。
「でもユイの家に行く前に、何でカフェでパフェなんだい? 帰りにでも」
「馬鹿言うな。このカフェ人気のストローベリーデラックスパフェだぞ。
帰り際に売り切れていたら、どうする?」
デイビットの甘い物大好きで、よくカフェ巡りをしているのは、キャスターも知っていた。
気になる物があれば、1人で行く程である。
男子が1人でカフェ巡りとは、中々根性があると言うか。
あくまでキャスターの想像だが男子が1人--しかもカフェでパフェを食べるなど、勇気いる事だ。
半ば感心してしまうなぁ、とキャスターは思いながら彼に言った。
「早く食べちゃいなよ。あまりに遅かったら、私先に行くからね」
この時2人はユイが攫われたのを、知るよしもなかった。