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「で、目を離した隙に、マスターは誘拐されたと」
「由々しき事態だな」
高杉はユイが攫われた事を報告したが、テスカトリポカとシャーロックは怒りを示す様子はなかった。
普通怒るもの、と思っていたが。
恐る恐るといった低で、高杉は怒らないのかと聞いてみた。
「あ、怒る訳ないだろ? 寧ろ殺りがいがある」
「我々の仲間を攫ったんだ、報いは受けさせないとだね」
いや寧ろ顔に出さない割には、めっちゃ怒っていた。
正直、怒り狂うより恐いと高杉は思ったが、ここでそれを言えばこの2人と、タイマンに成り兼ねない。
シャーロックとならどうにか勝てるかもしれないが、テスカトリポカと組まれると、勝ち目は無い。
そんな予想を立てているとは露知らずに、テスカトリポカとシャーロックは、話を進める。
「で、誰が助けに行くんだい? まさか全員で行くとは言うまい?」
「誰かがこの場所に残らなきゃだしな。ユイを誘拐した奴が、ここに来るとは限らないし」
「なら僕が行く」
攫われた原因となった高杉がその旨を告げれば、テスカトリポカが「ああ〜?」と言った視線を向ける。
「事の発端は、お前さんだろ。また同じ過ちを犯す気か?」
「でもその償いをさせてくれ!」
高杉に詰め寄られ、テスカトリポカは盛大に顔を顰めた。
苛々と自身の髪をガシガシ掻きながら、
「マジでお前とは、馬があわねぇ」
「じゃあ、どうするつもりだね? 事は一刻を争うぞ」
「ならお前さんも、何か案出せよ……ったく、しょうがねぇ」
テスカトリポカはため息を吐き、それから「俺が行く」と言葉を発した。
「冗談だろ?」
「冗談もクソもあるか。お前さんに行かせたら、またやらかすかもだし、シャーロックの野郎は魔力が回復しきってねぇ」
一応ユイから魔力を貰ってはいたが、未だに本調子でないのがシャーロックだ。
分かるのかね、と尋ねるシャーロックに、当たり前だろとテスカトリポカは答えた。
「お前さんと俺の魔力は、同等だ。だから分かるんだよ」
「ふむ、少し心外だ」
「言わせておけばテメェ!!」
「なぁ、じゃあ役割はどうするんだよ?」
このまま2人が争い兼ねないので、高杉は最もな事を問い掛ける。
取り繕う様に咳払いし、テスカトリポカは。
「シャーロックはここにいながら敵が来ないか見張れ。万が一、来たとしてもここにいれば十分な力が出せるだろ?
マスターはここにいないとしても、魔力は僅かながら漂ってるからな」
「マスターの魔力は感じるし……うむ、ここにいれば力は発揮出来るだろう。
外に出られれば、私に勝ち目はないがね」
いやそこは頑張れよと言った後、テスカトリポカは次に高杉に役割を振る。
「お前さんは、カルデアに報告だ。いいか、間違っても奴らと俺を追いかけて来るなよ」
「流石にしないよ。君には勝てないからね、僕は。
ところで、どうやってマスターの場所を暴き出すんだい?」
そんなの簡単だろ、とテスカトリポカは鼻であしらう。
「マスターの魔力を感じ取ればいい。
魔力が強くなった場所に、マスターはいる」
そう語るテスカトリポカの目は、ユイを絶対に連れ戻すと言う、強い意志が宿っていた。
高杉とシャーロックは、この男なら確実にユイを連れ戻せるなと信じたのだ。
「由々しき事態だな」
高杉はユイが攫われた事を報告したが、テスカトリポカとシャーロックは怒りを示す様子はなかった。
普通怒るもの、と思っていたが。
恐る恐るといった低で、高杉は怒らないのかと聞いてみた。
「あ、怒る訳ないだろ? 寧ろ殺りがいがある」
「我々の仲間を攫ったんだ、報いは受けさせないとだね」
いや寧ろ顔に出さない割には、めっちゃ怒っていた。
正直、怒り狂うより恐いと高杉は思ったが、ここでそれを言えばこの2人と、タイマンに成り兼ねない。
シャーロックとならどうにか勝てるかもしれないが、テスカトリポカと組まれると、勝ち目は無い。
そんな予想を立てているとは露知らずに、テスカトリポカとシャーロックは、話を進める。
「で、誰が助けに行くんだい? まさか全員で行くとは言うまい?」
「誰かがこの場所に残らなきゃだしな。ユイを誘拐した奴が、ここに来るとは限らないし」
「なら僕が行く」
攫われた原因となった高杉がその旨を告げれば、テスカトリポカが「ああ〜?」と言った視線を向ける。
「事の発端は、お前さんだろ。また同じ過ちを犯す気か?」
「でもその償いをさせてくれ!」
高杉に詰め寄られ、テスカトリポカは盛大に顔を顰めた。
苛々と自身の髪をガシガシ掻きながら、
「マジでお前とは、馬があわねぇ」
「じゃあ、どうするつもりだね? 事は一刻を争うぞ」
「ならお前さんも、何か案出せよ……ったく、しょうがねぇ」
テスカトリポカはため息を吐き、それから「俺が行く」と言葉を発した。
「冗談だろ?」
「冗談もクソもあるか。お前さんに行かせたら、またやらかすかもだし、シャーロックの野郎は魔力が回復しきってねぇ」
一応ユイから魔力を貰ってはいたが、未だに本調子でないのがシャーロックだ。
分かるのかね、と尋ねるシャーロックに、当たり前だろとテスカトリポカは答えた。
「お前さんと俺の魔力は、同等だ。だから分かるんだよ」
「ふむ、少し心外だ」
「言わせておけばテメェ!!」
「なぁ、じゃあ役割はどうするんだよ?」
このまま2人が争い兼ねないので、高杉は最もな事を問い掛ける。
取り繕う様に咳払いし、テスカトリポカは。
「シャーロックはここにいながら敵が来ないか見張れ。万が一、来たとしてもここにいれば十分な力が出せるだろ?
マスターはここにいないとしても、魔力は僅かながら漂ってるからな」
「マスターの魔力は感じるし……うむ、ここにいれば力は発揮出来るだろう。
外に出られれば、私に勝ち目はないがね」
いやそこは頑張れよと言った後、テスカトリポカは次に高杉に役割を振る。
「お前さんは、カルデアに報告だ。いいか、間違っても奴らと俺を追いかけて来るなよ」
「流石にしないよ。君には勝てないからね、僕は。
ところで、どうやってマスターの場所を暴き出すんだい?」
そんなの簡単だろ、とテスカトリポカは鼻であしらう。
「マスターの魔力を感じ取ればいい。
魔力が強くなった場所に、マスターはいる」
そう語るテスカトリポカの目は、ユイを絶対に連れ戻すと言う、強い意志が宿っていた。
高杉とシャーロックは、この男なら確実にユイを連れ戻せるなと信じたのだ。